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野良犬と少女

作者: まえとら
掲載日:2021/04/23

田んぼの真ん中を突っ切る一本の畦道。夏服の女子高生が一人。ミニスカートから両足を肩幅に開き大地に伸びる二本の足。そのトライアングルのアングルの向こうから、一匹の野良犬がその少女を見つめている。

畦道で対峙する女子高生と野良犬。舗道を迂回していたら遅刻だ。女子高生は不敵な笑みをうかべ野良犬へ向かって猛然とダッシュした。野良犬も少女めがけて吠えながら駆けてくる。

この里山には千年も前から、繰り返し何処からともなく現れる野良犬が犬神様の祠の近くに住みついていた。人に懐くこともなく駆除されることもなかった。

私の跳躍力をもってすれば超えられる。少女は一瞬のタイミングを逃さなかった。野良犬が少女に迫った刹那。少女は野良犬を華麗に飛び越え着地した。

彼女のもとに尾を振って近づいてきたかと思うと、祠の背後でココ掘れワンワン!と言わんばかりに土を掘り出した。

かの埋蔵金かもしれないというものが現れ博物館に寄贈された。

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