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カマキリに転生?
目覚めて最初に思ったことは、暗いということだ。
暗い。
真っ暗で何も見えない。
体は全く動かない。
まるで、体を何かに覆われているみたいな感じで動かない。
感じは、微妙に弾力がある。
どうなっているのか、俺の名前は白木温和だ
確か、俺は妹の明花と買い物をしたとき、居眠り運転のトラックに妹をかばって引かれてしまった。
記憶に問題はない。
それよりも、ここはいったいどこだろう。
病院いや、有り得ない。
あのときのけがは、どう見ても助かりそうもない
じゃあここはどこだろう?
混乱する。
体に力を入れると、俺を覆っているものが壊れてしまった。
そこで、目にしたのは大きな湖と森だった
小鳥は、鳴き声を出しながら飛んでいる
水も透明度は高く、太陽の光を反射してピカピカと光っている。
とても綺麗で、幻想的な姿だ。
湖に近くと小魚は逃げ出した。
そこに、写っているのは、カマキリだった
両目はとても大きく、両手にまるで、鎌みたい鋭い。
どうやら、俺は転生したようだ
カマキリに
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