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プロローグ
この作品は、僕の推しが僕推しだった件の前日譚となります。一緒に読み進めていただけると嬉しいです!
俺には、推しで好きなアイドルがいる。彼女は俺にとって幸運なことに同じ学校の同級生だし、さらに幸運なことに俺のことを好きでいてくれているみたいだけど、アイドルとしてとても人気で俺なんかじゃ手が届くわけもないような高みにいる。それでも俺は彼女と付き合いたかった。そのためならなんでもやるって決めたんだ。
私には学校に好きな男の子がいる。彼も私の事を好きなんだろうというのは見ていてわかっている、けれどきっと周りは私と彼の交際を認めてはくれないだろう。それでも私はせめて彼と仲良くしたかった。それくらいならいいでしょう?
こうして僕(私)は、今日も学校へ向かう。
「おはよう、白河さん」
「おはよう鳳くん」
これはそんな僕と私の物語…
短いプロローグですみません。本文は普通の長さで書いていきます!よろしくお願いします!