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道文の『金の鵞鳥』

本日二本目です。

 しばらくぼーっとのどかな風景とてっぺんから少し傾いてきている太陽だと予想される衛星と青空を眺めていた道文と武だったがやがてどちらから共なく顔を合わせた。お互い、顔は似ていなかったが、表情は鏡あわせのように同じものだった。


「「やべぇ、どうしよう」」


 異世界転移(物理)という人生で初の異常な体験を前にして最善の行動を取れる高校3年生はそうはいないだろう。準備無しで無人島に飛ばされるようなものだ。規模的にはそれ以上にやっかいなことはきっと間違いないが。


 ともかく、しばらく呆けるのは非常に常識的な反応の範疇はんちゅうであり、どうすればいいのかわからずパニックになるのが当たり前の話だろう。その点、この2人は恐慌状態に陥ってないだけマシと言える。


「異世界に拉致された……。つまりどう料理してやろうかと楽しみにしていた鵞鳥が……、鵞鳥が料理出来ない……。というか僕の大学生活はどうなる?美食と試行錯誤に満ちた輝かしいキャンパスライフは……?」

「あれ……?そういえばこっちでの生活は期限付きとか言ってたっけ?……帰った後は就活しなきゃだめ、なのか?無断で面接すっぽかすような奴を会社はどう思うんだ……?あ、やばい。そもそも出席日数がっ……!?」


 そうしてお互いに会話にならない言葉をぶつぶつ羅列して苦悶の表情で頭を悩ませたところでフタが開きかけていたギフトボックスが発光しはじめた。


「うおっ!?そういえばこの箱が開きかけてたせいでなんか妙なことが起こるって言ってなかったっけ!?」

「能力が正常にインストールされないとかなんとか言ってたな……ってこれ大問題じゃねえか!しっかりしろよ過去の俺!」

「武、それ今更!え、今更そんな後悔するの!?遅すぎでしょ!」


 そうして言い争いをしている間に二人の脳内に突如電流のようなものが走った。


「ぐええええっなんだこれえええ!?」

「うぐぐっぐ、十中八九インストールがどうのって言ってたやつでしょ!」


 それは切れかけのの電球が明滅するような断続的な明滅のような刺激だった。脳みそに何かをすり込まれたかのような感覚が襲う。次いで頭の中で虫がちょろりと蠢いたかのような感覚で名状しがたい不快感が二人を襲うこと数分後、それはようやく収まった。


 二人は過剰な不快感と酩酊感で吐き気を覚えたがどうにかこらえて地べたに座り込んだ。全く知らない土地で嘔吐して脱水症状になるのは得策ではないという判断から吐き気はこらえた。


 そして同時に二人は自分が授かった能力を脳に直接すり込まれた情報によって理解した。理解したところで二人は愕然として地べたに横たわった。


「……ごめんな、道文。箱、開けかけたせいでこんなことになっちまって」

「……反省してるならいいよ。ま、二人でなら何とかなるだろうさ」


 手にした能力を把握してささくれた心が優しくなった二人はこうなってしまったからにはしかたがない、とばかりに二人でこの世界を生き抜くことを決めたのだった。


 道文と武が手に入れた能力はそれぞれ『金の鵞鳥ゴールデングース』と『社畜一式フォーマルセット』という名称であった。能力が正常にインストールされないとはこのことだった。


 すなわち、これが二人が授かった能力ギフトであった。


☆☆☆


「まさか直前に考えていた物事を引き金に能力が取得されるなんてね……」

「ご丁寧に本来授かるはずの能力の名称と性能まで頭にすり込まれてる辺り性格悪いよな」

「僕の元の能力は『万物万象ワールド・フラグメント』。自分の摂取したカロリーと引き替えに現存するあらゆる物体を一瞬で製造する能力だったよ。今は『金の鵞鳥ゴールデングース』。武は?」

「俺は『神の意志ゴッド・ウィル』。一日に3分間だけ時間を自由に操作できる能力だった。……今は『社畜一式フォーマルセット』……だぜ」


 結局、二人がある程度冷静になってなんとか会話ができるようになるまで地球時間でたっぷり30分を必要とした。本来用意されていた破格の超絶能力がおじゃんとなった二人の心傷具合はおしてしかるべきものであったがここでぼうっとしていても始まらない。二人の冒険はすでに理不尽な神の手によって強制的にスタートしてしまっているのだから。


 余談だがこの二人の共通の友人に小田倉おたくらというクラスメイトがおり、その人物から異世界転移ものの作品の布教を受けていたことがある。それが今の二人の状況の順応性を底上げしてくれているもかもしれない。


タクシーのタイヤ跡が残るあぜ道に横たわっていた体勢から二人して座りなおした。吹き抜ける風がそよそよと気持ちいい。


「とにかく、あの自称神の言ってたことを信じて期限まで生き抜くしかないみたいだぜ?」

「そうだね。幸い知ってのとおり僕は食べられる野草、調理法なんかも勉強している。すでにその辺に食えそうな野草をいくつか見つけてる。食いつなぐのはなんとかなるよ、武」

「さすが道文、イカしてるぜ。毎年恒例の道場の山ごもりを思い出しちまうな」


 能力改変の悲劇を歯を食いしばって頭の隅にとりあえず押しやった二人は建設的な方向に頭を切りかえる。具体的にはサバイバルな知識の方面へ。

 

 二人は同じ道場の門下生であり、とある事情でその道場に住み込んでもいた。その道場の主、2人の師匠にあたる人物がに孤児だった2人が引き取られていたからである。他人から見てみれば顔が似ていない兄弟のような間柄だ。二人の名字が違っているのもそういう理由である。


 二人の師匠は同時に保護者でもあった。実子でもない二人を愚痴もこぼすことなく、毎日の道場での鍛錬を義務とする以外は好きなことをさせる理解ある大人だった。一緒にスマホや携帯ゲームを楽しめる程度には教育におおらかな大人である。


それにしても、毎年夏の半ば頃に師匠が強制的に敢行する山ごもりだけは2人とも辟易としていたものだが、それがきっかけで勉強した野草の知識や多少のサバイバルの知識がよもや異世界で役に立とうとは世の中分からないものである。まぁ世界を隔てて役に立つとはきっと先人の誰しもが予想できなかったに違いないが。


あぜ道に生える野草を摘みながらそんなことを道文は考えていた。


「だが草ばっかり食ってるわけにもいかない。なるべく今日の内に川とか泉とかの水辺、あるいは人のいる村とか町に到達したいところだな。近くにあればいいけどないならサバイバるしかないぞ」

「だね。水分補給の重要性は山ごもりで吐くほど理解したし」


 武はその山ごもりで水分補給を怠り、熱中症一歩手前に陥って盛大に嘔吐したことを思い出して苦そうな顔をした。熱中症あるいはそれに近い状態での嘔吐はさらに水分を失うため、危険な状態に陥ることもあるので二人はその辺に関して敏感なのであった。


「ってなると水辺を目指す場合は川か。寄生虫とか怖いな。どうするんだ?道文」

「持ってこれた学生カバンに手鍋が入ってたからこれに火をおこして煮沸しよう」


 言いながら道文は学生カバンからひょいっと小さめの手鍋を取り出す。二人は下校中に拉致されたのでもちろん学生服に学生カバンという出で立ちである。水筒も二人の持ち物に含まれており、その現在の内容量は丁度半分くらいだった。


 これだけあれば今日だけなら水場も集落も見つからなくてもなんとかなるだろう。いざとなったら小便を蒸留させて飲み水にする手段も道文にはあった。二人の住まう道場はそのくらい覚悟するくらいには厳しく過酷な修練を積ませていた。


「学生カバンに手鍋!?教科書はどうしたんだ相棒!」

「そりゃ置き勉だよ相棒。僕はもう大学は推薦で受かってるから勉強の必要ないし」

「自慢かよ!この不真面目バッドボーイ!俺も置き勉だけど!」

「この不真面目バッドボーイ!……武は今後を考えてちょっとくらい勉強すべきだと思うけど」

「カタいこと言うなよ。友達だろ?」

「友達だから心配してるのさ」


 けらけら笑いながら二人はハイタッチを交わす。異世界に来ても割とマイペースな二人だった。今いる場所や見知った野草が生えていること、なにより見知らぬ土地でも兄弟のように育った悪友が共にいることが精神的余裕を生み出しているのかも知れない。


「じゃあ早速探索するか。とりあえず水辺と町村を探しながら野草を拾う。そんな感じか?」

「そうだね。それじゃあ誤って授かってしまった能力を確認しがてら」

「おい、そこのお前ら!」


 行動を始めようと腰を浮かせた二人に謎の声が水を差す。出鼻をくじかれて不機嫌な表情を武は隠そうともしなかった。


「死にたくなければ金目のものを置いていきな!」

「身なりのいいあんちゃん達ですぜ兄貴。こりゃ一儲け出来そうでさぁ」

「く、く、食い物をよこせぇっ」


 道文の言葉を大声で遮ってしゃしゃり出てきたのは身なりの悪い3人組の男だった。容姿がノッポ、チビ、デブと大変分かりやすい。文脈を読み取るに間違いなく賊の類いである。


 3人はすでに臨戦態勢で腰から刃こぼれや手入れ不足が目立つ見るからに粗末だが、ほどほどに厚みのあるブロードソードを引き抜いてこちらを威嚇していた。剣身には薄く錆も浮いており、あれで傷つけられれば運が悪いと破傷風になるおそれがある。


「うっわ、コテコテの異世界あるあるじゃねぇか。到着後にかませ雑魚と戦闘……」

 

 武が思わずそんなセリフを口にしたが賊には聞こえていなかったらしく怒ったり感情的な行動には出てこない。


 ちなみにこの世界の言語関連はギフトボックスの開閉時の出来事で一緒にインストール済みであり、会話も問答もいつでもござれである。


(やけに能力の試し撃ちにもってこいの人材がいいタイミングで現れたな)


 道文は何者かの意図を感じながら賊達に対して半身に構えて拳を握った。隣で武も同じように構えた。盗賊達は3人とも剣を握っているのに、どう見ても丸腰の二人が戦闘態勢に入って若干驚いたがそれはずぐに嘲笑に変わった。


「ははは、馬鹿じゃねぇのか?剣を抜いて人数も上回ってる相手に丸腰で挑もうってのか?ちゃんと現実見えてんのか?」


 そう言ったのは先程大声を上げて二人を脅してきた背の高い男だった。どうやらこの男がこの3人のリーダーであるらしい。


「お前らこそちゃんと現実見て、ちゃんと相手見て喧嘩売れよな。ベコベコにへこまされる覚悟は出来てんだろうな?握りつぶしたアルミ缶みたいな顔にしてやるぜ」


 賊の言葉にまるでひるむ様子もなく、武が飄々と啖呵を切る。リーダーの額に青筋が浮かんだのが見えた気がした。武はさらに言葉を続けて自分のボルテージを上げることにした。ある程度ボルテージを上げないと一般的な人間は他人の顔面を思い切り殴り抜けないのなのだ。武が一般人かどうかは一考の余地があるが。


「俺と道文の二人に勝てるわけがねーだろうが!かかってきやがれ!」

「ある、みかん?……ワケの分からんことを言いやがって、頭イかれてんのか!?てめーらこそ3人に勝てる分けねーだろうが!」

「馬鹿野郎お前、俺らは勝つぞお前!」


 武のボルテージが高揚し、拳が更に硬くなった。自分の間合いに入った瞬間に先制攻撃を加えてやろうと考えて睨みながら賊達を見据える。


「ちぃえりゃあぁあぁ!」


 賊のリーダーは雄叫びを上げて武に、ではなく道文に斬りかかってきた。同時に小柄な賊も道文に対して間合いを詰める。武の態度を見て道文を武よりは相手にしやすそうだと判断したリーダーは手早く先に道文を倒して3人がかりで武を相手する算段に舵を切った。武は残りのふくよかで体格のいい男が抑えるらしい。意外に冷静な采配かも知れない。


 リーダーの初撃は芸のかけらもない大上段からの振り下ろしだった。道文は頭上から迫る剣をしっかり目で捕らえると、少し態勢をずらす動作だけで難なくするりと躱した。道文と武が師匠から授けられている武術の流派は、『本御ほんみ流』という様々な武術の特徴と技を詰め込み、ごちゃ混ぜにしたような流派である。


 武と道文がとった構えは空手と柔道をルーツとした対武器持ち相手の構えである。半身に構えることで相手が攻撃できる面積を減らし、当たりづらくする意図があり、特にリーダーが放った上段からの振り下ろしに対しては少し身体の位置をずらすだけで躱せる利点がある。胴を狙う横なぎ払いに対してもいつでも飛び退けるように腰を落とし気味の体勢であることも特徴的である。


 少ない動きで躱した後に一息に間合いを詰めて、武器を持たない無手の間合いを活かして武器の長所であるリーチの長さを殺すようにインファイトに移る。反撃を行うことを想定された構えである。要するに剣殺しの構えであった。


 これが剣術の達人相手なら振り下ろしの途中で剣の軌道を変えて横切りに切り替えたりと後の対応や、最適な構えを取り直したりが必要となるが、リーダーにはそこまでの技術はなかったらしい。目算3尺たらずほどの剣身は勢い余ってそのまま鈍い音をたてて剣先が数センチほど地面にめり込んだ。リーダーに大きく隙が出来る。


 同時にこちらに近づいてきている小柄な賊をちらりと道文はうかがったが、どうやら位置取りが悪い。そのまま無理矢理まっすぐ襲いかかってくる選択をすれば直線上にいるリーダーも巻き込んでしまう位置にいる。


 いつもの道文ならばこの隙にリーダーの鳩尾なり金的なりに痛烈なカウンターを入れるところだが、今回はあの自称神、ロキアから(誤って)授かったギフトとやらを試してみることにした。


くっつけ(・・・・)


 一言、そうつぶやいた。


 剣を避けられたリーダーは一瞬、その言葉にどういう意図があったのか困惑したが、すぐにその疑問を頭の隅に追いやってめり込んだ剣を引きあげて次の攻撃に移ろうとする。


「あ?な、なんで動かねぇ!?」


 だが、剣はびくとも動かなかった。たった数センチ地面にめり込んだだけの剣が、まるで選ばれた勇者にしか抜くことができない伝説の剣のごとく抜けなかった。手応えがなかった。


 リーダーが剣に固執して先程から続いて隙だらけになっているところに今度こそ道文がしかけた。

 

「いよっとぉ!」


 柔道でいう朽ち木倒しという技で、襟を片手でつかんで、もう片方の手で足をすくい上げて仰向けに引き倒すという技である。道文が甚平状の襟をつかんで一息にリーダーの足をとらえて力を入れると、あっさりと技はかかりリーダーは後ろに倒れる。


「うおおおっ?」

「うぎゃっ」


 位置取りの悪かった小柄な賊も巻き込んでリーダーは地面に倒れ込んだ。いつもの道文ならばさらにここでマウントポジションに移行するなり顔面を踏みつけるなどの追撃の後に残心して継戦とするが、代わりにもう一度先程と同じ言葉をつぶやいた。


「くっつけ」


 道文がそうつぶやくと、リーダーと小柄な賊は地面と自分の身体が一体となった感覚に襲われた。


「う、お、何しやがった!?か、身体が地面から離れねぇ!動けねぇ!」

「あ、兄貴。あっしも同じでやんす!とりもちにかかったときよりも身動きが取れねぇでやんす!」


 道文は地面に服が縫い付けられたかのように起き上がれなくなった賊達の様子を見て自分の能力がしっかり発動することと、その効力を把握した。同時に構えを解かず、武の方に向き直る。しかし、既に戦闘は終了しており、ふくよかな賊はうつぶせに倒されて、武はその弾力のある腹の上に座り込んでいる。


 武が能力を使ったかどうかは定かではなかったが、とりあえず武器を持った体格のいい賊程度に後れをとらないくらいには戦えるということを道文は把握した。道文はついでに能力を発動して、武が倒した賊と、取り落としている剣も地面に拘束した(・・・・)。そしてようやく自身の構えを解いた。


「おお、見てたぜ道文!それがお前がもらった能力なんだな」

「そうなんだよ。『金の鵞鳥ゴールデングース』。物と物とをくっつける能力。……今日、調理する予定だった鵞鳥のこと考えてたせいでこんな能力に……」

「あ、やっぱ能力ってごく最近の思考関連で確定するんだな。俺の能力もそんな感じで確定したわ」


 二人が乾いた笑いを浮かべている間にも賊達はなにやらうめいているがどうにもならないようでじたばたともがくだけだった。


 地についた剣がびくとも動かなかったのも、賊達が地面に接した身体が身動きできないのも道文の能力によるものである。前者は地面と剣を、後者は地面と衣服とをくっつけたのだ。生物が重力に逆らえず、地に足をつけているのだから戦闘で役に立つ場面も多いだろう。


 有名な童話に出て来る鵞鳥が持つ不思議な力に似ている能力である。道文はいつか笑わないお姫様を笑わせて逆玉の輿に至るのかもしれない。


 道文は今の1分足らずの攻防を経て、自分の能力が思ったよりも有能であると感じた。頭で理解しているのと、実践で使用するのとでは認識が変わることがわかった。能力の確認と研究は必須事項であると道文は結論づけた。この能力はうまく使えば料理人や武闘家にとって垂涎の能力かもしれない。


「……調理法に組み込んで応用すれば料理の幅が増えるかな?料理本か教科書が欲しい」

「チートもらってもとりあえず料理に使う事を考えちゃうのな、お前」


 武がため息交じりに苦笑した。それに笑い返しながら道文はうめく賊達を1人ずつ慣れた手つきで締め落として意識を奪っていった。道文は異世界に来ても料理の道を邁進するつもりなのであった。

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