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1-5 サキのユニークスキルと魔族との出会い

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

クスモリ・サキ

年齢:16

LV.15

ジョブ:異世界人 Lv.12


スキル

・全魔法の素質

・魔力上昇(超)

・鑑定

・言語理解

・マップ

・インベントリ


ユニークスキル

・アカシックレコード

・対象全知(人物:アラタ)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


・・・何度見ても変わらないんだね。ハハハ


最後の奴、明らかに嫌な予感がするんだが。


と、とりあえず鑑定していこう。うん。

ゲンジツトウヒジャナイヨ。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

全魔法の素質

 ・・・属性魔法をすべて使用できるようになる。


魔力上昇(超)

 ・・・魔力所持量と魔力回復量を上昇させる。


アカシックレコード

 ・・・あらゆる魔法に関する知識を得ることができる。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


とりあえず、いろいろ魔法に特化していることは分かる。

まぁ~、スキル名聞いた時からそうだとは思ってたけど、アカシックレコードがそれを助力している。

トウジ兄や、サキのステータス見ると、貰ったスキルとユニークスキルの相性はいいようにできているんだろう。

原理がどうなっているかはわからないけど・・・


・・・・・さて、どう見ても僕個人に対してヤバそうなスキルを見てみようか


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

対象全知(人物:アラタ)

 ・・・対象に選択した物や、生き物のステータスを詳しく見ることができる。

    隠蔽などの効果での阻害不可。

    レベル10ごとに、対象を一つ選択できる。

    一度、選択した対象を外したり、入れ替えたりはできない。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


ちょっとまて!現在進行形で僕のステータスを見られているって事か!

詳しくってどこまでだよ!


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

鑑定範囲

 ・・・対象全知=万能眼

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


てことは、スキルの内容とかバレバレじゃん!


・・・いや、一番ヤバイのは僕が今魔王であることがばれているし、

もしかしたらさっきの地震が僕のせいであること・・・


いや、別によくね?


トウジ兄とサキは信用できるし、別にバレても害なんてないし・・・


よっしゃー!開き直った。


とりあえず、魔王のジョブがまだ変わってないしさっさと変えよう。


「!?そこにいるのは誰だ!!」


と、いきなりトウジ兄が叫ぶ。

さっきまで、サキに本当どうか何度も確認してはしゃいでいたのにどうしたんだ?


トウジ兄達のほうを見ると、警戒している様子で周りを見ている。


「トウジ兄誰かいるの?」


サキがトウジ兄に質問するがトウジ兄は森を見たまま答えない。


・・・何がある。

僕はトウジ兄が見ている方に向かって鑑定した。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ザリア(魔族)

年齢:59

LV.82

ジョブ:暗殺者 Lv.65


スキル

・暗具術

・隠密

・毒攻撃

・毒作成

・隠蔽

・闇魔法

・ソニック(無属性魔法)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


強い!

しかも暗殺者!

魔族!!


まとめると、なんかヤバいのがいる。



「間違いないな。」


という声とともに、ローブを付けた魔族が姿を現した。

声の様子から女性だろうか。

それより、何が間違いないんだろうか。

出来れば、何もせずに帰ってほしいです。

この人との戦いなんて自殺ものだぞ!


「いささか信じられんが、本当に現れるとはな。

カナーナ様の予言は必中だが、こればかりは信じられんかった。」


なんか、いきなり独り言を言い始めたんだが・・・

てか、カナーナ様って誰だよ。


「おい。何者だお前」


独り言を言っていたザリアに問いかけるトウジ兄。

警戒が解けていないし、より増しているように見える。

トウジ兄も、このザリアという女性魔族のヤバさを感じているようだ。

・・・てかさっきから、勝手に女性って決めつけているけど本当に女性か?


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ザリア=女性です。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


女性らしい。

こういうのってステータスで出ないのか?

なんかいちいち鑑定し直すのめんどいんだが・・・

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

出来ます。

現在の鑑定ステータス表示はデフォルト状態です。

カスタマイズしますか?

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


カスタマイズできるのか~。

今はいいかなこんな状態だし。

てか、集中集中!


「私か人間。私は、予言の魔王カナーナ様に仕えるザリアというものだ。」


答えるのか・・・


人間に答える名などない!とかいってくるとおもっていたんだが

てか、魔王の配下が来たんですが!?

これ非常にヤバイ。

てか、魔王って他にもいるのか!?

予言ってのはもしかして特性の事を指すのか?


僕が考えている間にも話は進んでいく。

行かん集中せねば


「俺は、トウジだ。・・・それで、魔王の配下が何しに来た。」


トウジ兄が名乗った後、ザリアの目的を聞く。

ストレートすぎないか?

こんなドストレートな質問に丁寧に答えてくれるか?


「私は、カナーナ様の命によりあるお方を探しに来たのだ。」


はい。答えてくれましたね。



「あるお方だと?」


「ああ、そうだ。そして見つけた。」


そういうと、ザリアはゆっくりとした動作で歩きだし、


「お迎えに上がりました。6人目の魔王様」


僕の前で頭を下げた。


えぇぇぇぇーーーーーーーーーー!!!!!!!!!


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