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1-4 トウジ兄とサキのステータス

よし。

魔王の特性も決めたし、さっさと魔王ジョブを変更しようっと。


・・・早くしないと、また何か起こるかもしれないしね。


転職、転職っと。


「おいアラタ、さっきの地震がまた起こらないうちにさっさと、この森から出るぞ。」


まあ、起こらないと思うよ。だって原因俺だし・・・

今すぐ可及的速やかに転職したいけど、まぁ歩きながらでもできるしいいか。


「そうだね。早く移動しようか。」


「いや、お前まちなんだが・・・さっきからどうした?やけにボーとしてないか?

体調でも悪いのか?」


「い、いやいや、そんなことないよ」


「そっか、それならいいんだが。」


「体調悪かったら言ってね。アラタ兄」


ステータスとかスキルとか転職とかの事で考えすぎて、トウジ兄や、咲に心配かけていたらしい。


これから気を付けないとな。


「分かった。何かあったらいうよ。」


「よし!気を取り直して、気合入れていくぞ!!」


「「おー!!」」



こうして、僕たちは森脱出(まぁ、トウジ兄は一回出ているんだけど)するための最初の一歩を踏み出した。





















・・・直後、スライム3匹がポップしました。



・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・


タイミング悪いわ!お前ら狙ってただろ絶対!!



「オラ!空気の読めねー!お前らを瞬殺してやる!!」


トウジ兄もご機嫌斜めなもようである。



神速を使って三匹に打撃の雨あられである。


なんか、竜巻見たいものが起こっているのですが、木がみしみし言ってるのですが・・・


ほんの数秒後に竜巻はやみ、そこにはスライムの姿が完全に消えていた。


「ふう~スッキリしたぜ!」


「お疲れトウジ兄」


トウジ兄がとてもスッキリした笑顔で現れ、

それを咲が労う。

・・・スキルをもう使いこなしているってマジパネー!


ん?また、トウジ兄の手が光ってる。

あ、すぐに消えた。


「ねえ、トウジ兄。さっきのスライムと戦った時もそうだったけど、手が光ってたけど、なんなの?」


「お?気づいたか。実は、スライムとの戦闘の時で略奪のスキル試していたんだよ。結果は、手が光っただけで何も変わっていないんだがな。はずれだったのか。ハァ」


と、トウジ兄が落ち込んでいる。


略奪ってことは、相手の物を奪うスキルだろう。

それを試していたってことは、何かが手に入るはず。

確率か?いや、それを補うために豪運なんて取ったんだと思うし、

それだと、何か手に入っていてもいいはずだが・・・


鑑定で何かわからないかな?


僕はそう考えトウジ兄に鑑定をして見た。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

クスモリ・トウジ

年齢:20

LV.15

ジョブ:異世界人 Lv.12 


スキル

・略奪

・神速

・豪運

・言語理解

・マップ

・吸収

・体当たり

・物理攻撃減少(小)


ユニークスキル

・選択肢(対象:スキル)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「ファ!?」


「うお!どうしたアラタいきなり大声出して」


僕の大声に驚くトウジ兄。

いやいや、驚きたいのはこっちだから!

どう見ても、トウジ兄もチート級のユニークじゃないですか!


しかも、ユニークとスキルの相性も大!

それに、さっきのスライムらのスキルらしきものも、増えてるし・・・

とりあえず、見た事のないスキルと、ついでにスライムのスキルを鑑定!


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


略奪

 ・・・相手の所持している物を一定の確率で奪うことができる。

    ただし、使用後に相手を殺さなければならない。

    逃走や、逃がしてしまうと発動しない。

    

神速

 ・・・目にもとまらぬ速さで行動できる。


豪運

 ・・・運をとてつもなく高める。

    一定確率などで成功することの確率を高める。


選択肢(対象:スキル)

 ・・・対象にスキルを選択できるようになる。

    ただし、スキルに物理攻撃・魔法攻撃をしても意味はない。

    封印魔法などの対象にはできる。


吸収

 ・・・あらゆるものを吸収し養分にすることができる。

    初めて、吸収するものは吸収するのに時間がかかる。


体当たり

 ・・・相手に向かって体をぶつける攻撃。


物理攻撃減少(小)

 ・・・物理攻撃で受けるダメージを少なくする。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


うん。

略奪に関しては、使用後に殺さないといけない制約があるのか。

・・・あまり、人には使ってほしくないな。


あと、神速と豪運は予想道理だ。


選択肢(対象:スキル)は、まぁ、スキルに攻撃しても意味ないと・・・

確かに、スキルにHPとか設定されていないしな。

でも、略奪の対象にはできると・・・


結果、組合せがマジで神がかっている。


次にスライムスキルだが、吸収は便利そうだ。

何からでも養分を得られるってことは餓死する心配はなくなったっていうことだし。

物理攻撃減少(小)もいいやつだ。

・・・体当たりって、普通にできるんじゃないか?


とりあえずトウジ兄に伝えるか。


「トウジ兄、たぶんちゃんと奪えていると思うよ。」


「は?でも、実際に何も手に入っていないが?」


「今、鑑定でトウジ兄のこと確認したんだけど、さっきのスライムのスキルが増えてる。

たぶん、ユニークスキル・・・潜在スキルの事ね。

トウジ兄のそれが、略奪の対象をスキルにできるようにしているんだと思う。」


「マジか!!」


「・・・ホントだ!トウジ兄のスキル増えてる!!」


どうやら、咲もトウジ兄を鑑定したらしい。


「あれ?スライムって、物理攻撃減少(小)っていうスキル持ってたっけ?」


そう言って、考えている咲。

そういえば、普通の鑑定では、種族スキル見れないんだったっけ?


そう言えば咲はどういうものを持っているんだろう。


僕は咲に鑑定をかけた。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

クスモリ・サキ

年齢:16

LV.12

ジョブ:異世界人 Lv.12


スキル

・全魔法の素質

・魔力上昇(超)

・鑑定

・言語理解

・マップ

・インベントリ


ユニークスキル

・アカシックレコード

・対象全知(人物:アラタ)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


ナ~ニ~コ~レ~?

あと、1話書いたら、もう一つの作品と交互に書いていきたいと思います。

よろしくね?

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