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1-1 潜在スキルがチートにしました。

見渡す限り緑がすげる。


周りは木、木、木・・・


どうやら僕たちは何処かの森の中に転生したようだ。


「ホントに転生したとわな。」


周りを見ながらそうつぶやくトウジ兄。


「ここどこだろう?」


と、これまた周りを見渡す 咲。


とりあえず、ここは何処かの森の中。

そして、転生は無事完了したと考えて間違いないだろう。


少女・・・ニアが言っていた通りなら転生したらスキルが使えるようになるはず。


僕は試しに周りに生えている木に鑑定と念じてみた。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――

  ・・・何の変哲もない木。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――



うお!頭の中に浮かび上がってきた。


どうやら、スキルは使えるらしい。



「・・・どうやら、スキルは正常に使えるみたいだね。」


「なに!本当か!?」


「本当!?」


「う、うん」


僕の言葉に驚き、本当か迫ってくる。トウジ兄と、咲。


近い!近い!


「どうやって使うんだ?」


「分からない。でも鑑定は鑑定と念じれば発動したよ。」


「・・・ホントだ。アラタ兄のステータスが見れるよ。」


おいおい。勝手に見るなよ。

別にいいけど・・・


「俺のスキルで試せるのは神速位か」


そういうと、トウジ兄は走る構えをした後・・・

消えた。


え?トウジ兄どこ行った?


すると、今度は急に目の前にトウジ兄が現れた。


「マジで、早かった!一回森を抜けたぞ!」


早すぎだろ!見えなかったぞ今!!


神速すげー!!



「・・・あ、潜在スキルって自分にしかわからないんだ」


トウジ兄の神速に驚いていると、咲がつぶやいた。


「どういうこと咲?」


「さっき、アラタ兄や、トウジ兄を鑑定したんだけど、潜在スキル見れなかった。

けど、自分を鑑定すると見れたから、そうかなって。」


なるほど、潜在スキルはその人にしかわからないか。

ていうか、咲はトウジ兄も鑑定したんですね。


自分を鑑定か。

手でも見て鑑定知ればいいんだろうか?

僕は自分の手を見て鑑定してみた。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

クスモリ・アラタ

年齢:18

LV.1

ジョブ:異世界人 Lv.1


スキル

・ジョブ適正

・鑑定

・経験値上昇(微)


ユニークスキル

・スキル進化

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


え~、潜在スキルってユニークスキルって表記されるんだね。

・・・なんか、僕の凄そうなんだけど



こういうものって鑑定で見れたりするのかな



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


スキル進化

 ・・・現在あるスキル全てを進化させることができるスキル。

    発動後、10日使用できない。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


・・・凄いスキルでした。

マジで!キタコレチート!!


デメリットあるようでないようなものだろコレ!

しかも、一度発動ですべてのスキル進化って凄すぎる!!


さっそく使ってみよう!そうしよう。うん!


スキル進化発動!!


・・・特に変わったことは起きないな。

でも、発動したはず!

鑑定でチェックだ。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

クスモリ・アラタ

年齢:18

LV.1

ジョブ:異世界人 Lv.1


スキル

・ジョブマスター

・万能眼

・経験値上昇(異)


ユニークスキル

・スキル進化(使用不可:10)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


色々、変わっているな~

鑑定!鑑定!


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


ジョブマスター

 ・・・種族などを問わず、あらゆる職業になることができる。

    

万能眼

 ・・・この世のありとあらゆるものを見て知ることができる。


経験値上昇(異)

 ・・・獲得経験値を異常なほど獲得できる。

    

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


すげー!!いろいろすげーが、最後のなんだ異常って!!

どれくらいなのかピンとこないんだが・・・


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


経験値上昇(超)→獲得経験値100倍


経験値上昇(異)→獲得経験値1000倍


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


と、頭の中に表示された。

どうやら、疑問に思っていたら万能眼が機能したらしい。

感覚的にどれが発動したかわかる。

けど、確かに異常だわ!

経験値上昇(超)の10倍!!


なんか、いろいろすげー!

と、驚いている時。


「おい!何かいるぞ!」


トウジ兄が声を上げた。


確かに、草むらが動いている。

何かいる。


警戒しつつ、出で来るのを待つ。

しばらくして、出てきたのは・・・




全身緑色をした。

丸いボディー。

スライムだった。

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