感想2
桜花大学付属高等部 新館1年4組の教室
携帯電話を、片手に持ち岡村愛子が
浦鏡の耳を、ゆっくりと手で弄んでいます
「浦君さ、理子ちゃんにメールを貰ってね
文芸部のホームページ覗いたらね
煮え切らない、優柔不断の男の小説が
掲載されてるのよ
興味湧いたよね、浦君」
「文芸部のホームページにアクセスして頂き有難うございます
作品も、読んでもらいまして有難うございます」
「私はね、この作品の作者が目の前の浦君じゃないかなと
思ってるんだけどね
実は、理子ちゃんに聞いてるんだけどね
文章が、硬かったから直ぐ分ったけどね
続編を書くんだったら、ハッピーエンドにしてね」
「まあ、機会が有ればそうしたいと思いますよ
作品では、男の引き際を表現したんですけどね
なかなか女性には分りずらい考えですから
主人公は、確かに少しばかり
決め過ぎな主人公でしたけどね」
(女性には、男の美学が理解しずらいんだろうな)
岡村愛子は、浦鏡に顔を近ずけ視線を合わせます
「浦君、もし私が好きならしっかり
私を捕まえてなきゃ、ダメだよ
後悔しても、遅いんだからね
私が、浦君を好きになったらね
浦君を、必ず私に夢中にしてあげるね
覚えておいてね」
「覚えておきますよ、夢中になったら大変そうですね主に僕が」
「そう言えばさ、文芸部のホームページのアクセス数
増えないね、知り合いしかアクセスして無いよね
そこのとこ、どうお考えですか
文芸部の部員としては」
「あくまでも、学園内の生徒に読んでほしいと
立ちあげたもので、これはこれで良いかと思っています」
「そうですか、では学園の生徒に読んでもらう為に
何かしているんですか?」
「具体的には、ホープページのアドレスの
公開をしていますが、まだ不十分なようですね」
「では、早急に対処してくださいね」
「早速、図書館のエントランスに
ホームページのアドレスを」
岡村愛子は、浦鏡の口を手で押さえ
笑顔で、話し始めます
「浦君、実際に行動で示してくださいね
今から、走って行きましょう
私も、一緒に走って行きますからね
さあ、急いで」
岡村愛子は、浦鏡の腕を掴み
席から、立ち上がらせます
「結局何がしたいんですか?愛子さん」
「見たいDVD、借りたんだよね
だからね、走って図書館まで行きたいんだ
図書館で見れるの、思いだしたから
手も繋いであげるよ、浦君も付き合ってね
さあ行くよ」
(もう決定事項なんですね、愛子さん)
岡村愛子は、浦鏡の手を握り教室から出ていきます
お疲れ様です、短めです
失礼します