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48時間後に君は死ぬ  作者: 蜃気羊


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 仕事なのに、一睡も出来ずに朝を迎えてしまった。志度が死んですでに10年近く月日は流れていた。生活するために書店員になり、よくわからない医学書や理工書をせっせと棚に並べて、疲れるだけの日々だ。

 だけど、仕事は行かなくちゃ。

 ベッドから起き上がった。身体はずっしりと重たく感じた。今日も大量に入荷してくる本をせっせと、陳列しなくちゃいけないんだよ。私は。だから頑張って――。




 アパートを出て、歩き始めた。

 朝から日差しが強く感じた。今日もきっと暑くなりそうだ。私はiPhoneをいじりながら、ゆっくりと歩いていた。iPhoneがバイブレーションし、LINEの通知が来た。

『今日も一緒にお昼食べよう。そっち行く予定だから』

 優からだ。

『いいよ。お昼のとき、声かけるね』

 私は返信しながら、いつもの路地を歩いていた。昨日、死んでもいいやって思ったけど、なぜか優は私のことを必要としてくれている。


 ――なんでだろう。

 右側から鈍い衝撃を受け、私は左側へ飛んだ。





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