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48時間後に君は死ぬ  作者: 蜃気羊


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 ベッドに寝転がった。自分の部屋に戻ってきても何も変わることはなかった。志度はしっかりと死んだ。それも今回も私の目の前でしっかりと死んだ。私はこの現実を見せられるためにタイムスリップをしたのかもしれない。

 そして、今、この瞬間に眠りについたら、あとは現実に戻るだけだろう。今朝、ファミレスで少し寝たのに25歳の私に戻ることが出来なかったのはおそらく、志度が死んでいなかったからだ。志度が死んで私のタイムスリップのツアーが終わることになっていたのだろう。

 マジで性格悪すぎる。何に性格悪いと言えばいいのかわからないけど、とにかく性格が悪い。いい思いさせておいて、二度としたくなかった辛い経験をもう一度させられた。

 私がそもそも志度が死ぬ前日にタイムスリップしたのが悪かったのかもしれない。なんで志度が死ぬ前日なんか選んだんだろう。その選択をした自分がバカらしいじゃん――。


 目を瞑り、寝ることに集中する。ほぼ、オールした上にしんどいことがあったから身体はものすごく疲れている。疲れていて、もう何もしたくない。

 志度の頭部から大量出血している光景や、救急車で酸素マスクをつけられている志度の姿、病院に着いて処置室へ運ばれる姿、そして、死んだ姿。

 すべての映像が何度も再生され、そのたびに私は絶望した気持ちになり、胸が痛んだ。


 ずっと一緒にいようって言ったじゃん。

 ――志度の嘘つき。

 




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