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48時間後に君は死ぬ  作者: 蜃気羊


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 志度は当たり前のように死んだ。救急車に一緒に乗って、志度と一緒に病院に行った。救急車の中で私は志度の顔を見ながら、10年前のことを思い出していた。

 10年前も同じように志度と一緒に救急車に乗って、病院へ行った。あのときもあっけなく志度の命は終わった。たぶん、今回もそうなるだろうというくらい出血がひどかった。


 病院で志度の家族が来るまで、ベッドに安置されている志度と二人きりになった。志度の顔にかけられた白い布をめくり、私は志度にキスをした。志度の唇はまだ微温くて、まだ動けるんじゃないかと思った。

 私は唇をそっと離したあと、しばらく志度の顔を見ていた。志度の顔は血色は消え、黄色くなり始めていた。私は右手で志度の頬をゆっくり撫でた。親指で鼻先から頬をなぞった。そのあと、顔に白い布をかけ、パイプ椅子に腰掛けた。






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