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48時間後に君は死ぬ  作者: 蜃気羊


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 志度を実家に招き入れた。私は家に着いてほっとした気持ちになった。志度をリビングに通し、ダイニングテーブルの椅子に座るよう私は志度に伝えた。

「お腹へったでしょ」

 私はかばんから弁当を2つ取り出し、テーブルの上に置いた。

「お、なにこれ。美味そう」

「今、温めて来るね」

 私は弁当を2つ持ち、キッチンへ向かった。弁当をレンジで温めた。弁当からはコチュジャンのいい香りがした。2つの弁当を温め終え、1つの弁当を志度の方へ持っていった。

 

「はい、どうぞ。本当は学校で食べてもらおうと思ったけど、まさかのうちで食べることになっちゃったね」と私はそう言いながら、テーブルに弁当を置いた。 

「やばい、めっちゃいい匂いする」

「やばいでしょ。これ」

 私はそう言いながら、もう一度キッチンへ行き、自分の弁当を持ってきた。テーブルに弁当を置き、私は志度の向かい側に座った。私はいただきますと言い、両手を合せた。志度もいただきますと言った。

志度は割り箸をわり、弁当の蓋を開けた。


「なにチキン?」

「ヤンニョムチキン。美味しいよ」

「自分で美味しいって言うなら、絶対美味しいな、これ」と志度はそう言いながら、箸でヤンニョムチキンを取り、一口食べた。 

「うっま。なにこれ」

「でしょ。私の絶対うまい料理」

 私もヤンニョムチキンを箸で取り、一口頬張った。志度はそのあと、無言で弁当を食べ進めていた。私もあまり話さずに弁当を食べた。


「いや、うますぎだって。日奈子。やばいな」

「嬉しい。――志度に食べてもらいたかったの。ずっと」

「なんでもっと早く食べさせないんだよ。めっちゃうまいわ」

「ありがとう」と私はそう言った。志度は頷きながら、弁当を食べていた。 

「なあ、日奈子。これ、昨日帰ったあと作ってくれたんだろ?」

「そうだよ」

「最高だな」

 志度はまた弁当に箸をつけて食べた。




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