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48時間後に君は死ぬ  作者: 蜃気羊


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 別の部屋へ移動した。そこには使い古されたダイニングチェアーが一脚置いてあった。それ以外の家具はなにもなく、この部屋だけが急にそれまでの世界観がすっぽり消えていた。窓には黒い遮光カーテンが取り付けられていた。蛍光灯が事務所の一室である雰囲気をより作り上げていた。 

「大体、2日くらい過去に戻れるの。2日目の夜、寝て起きたら、ここに戻ってる感じかな」

 おばさんはそう言いながら、私を椅子に座るようにと左手でジェスチャーした。私はおばさんの指示通り、椅子に座った。

「この椅子があなたを過去に連れて行ってくれるの。やり方は簡単。あなたが目を瞑ったあと、あなたの胸に私は手をあてるから。その間、あなたは戻りたい過去の断片だけを思い出してほしいの。戻りたい過去の場面がイメージできたら私に言って」

 おばさんがそう言ったあと、沈黙が流れた。私はすでに帰る場所を決めていた。

「決まったね」とおばさんは私を見透かしたかのようにそう言った。

 

「はい。もう大丈夫です」

「目を瞑って」

 私はおばさんに言われたとおりにした。視界は黒くなり、何もなくなった。そのあとすぐ、おばさんの手が私の胸に当たるのがわかった。手は温かく、何かが胸を流れていっているような感覚がする。私は言われたとおり、イメージをした。





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