表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
48時間後に君は死ぬ  作者: 蜃気羊


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/84



 凍てつく寒さなんて感じない。


 私は真冬の札幌でお気に入りの黄色のコートを脱いでいる。そして、そのコートは血に染まっている――。

 

志度(しど)!」


 彼の名前を何度も口にするけど、彼は反応しない。彼の顔はすでに青白くなり始めている。周りの人に救い出され、雪の上に寝かせられた彼は血まみれだった。降り積もった雪が簡単に赤くなる。

 止血するものはない。救急車のサイレンが遠くから聴こえる。

 私は制服のまま、雪の上にひざまずいている。黒タイツ越しに冷たさを感じるけど、そんなのどうでもいい。

 彼が雪のように消えなければいい――。

 もしかしたら、彼の命はすでに溶け始めているのかもしれない。

 早く。

 誰か、早く彼を救って――。

 息を吐くと大粒の涙が両目から溢れた。

  



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
これ、江戸川けいし?のやつが元ネタだよね?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ