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人間腐心  作者:
2/11

2 salary men

 僕はライターの仕事をしている。そのため生活は不規則である。昨今の研究では夜型人間は朝型人間に比べて寿命が短くなるなんて言われているけれど、それは社会が朝に回っているからではと疑り深い僕は思ってしまう。昨日の僕のサラリーマンへのあこがれはそこにあるのだろう。彼らはちゃんと''人間らしい''生活をしているそしてそれを当たり前のようにサラリと継続している。人間としての格の違いという表現をしておこう、そこに僕は久しぶりの劣等感を感じたのだと思った。

 次の日の早朝、鳴り響く電話の音で起きた僕は急いで電話を取った。

「相模原さん、記事の締め切り3日後ですけど大丈夫ですか?」

「急ぎで仕上げます。」

いつから落ちぶれたか、夏休みの宿題は最初にやるタイプの人間だったのだが...

「クオリティーも大切にしてくださいね。」

念押しの一言には少しの怒りが含まれていたように感じた。もっと前から仕上げておけよとでも思ったのだろう。だが、能面で言うとまだ泥眼くらいだったので、電話を切って悠々と朝ごはんの支度を始めた。二度目で般若になるのか、三度までは仏の顔をしているのかわからないが、どっちにしろ仕事はしないといけないので僕は朝ごはんを食べつつ記事の構成を頭の中で練っていた。

書き始めて早々なんですが少し設定をほんの少し修正しました。

時系列を合わせるためなのでご了承ください

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― 新着の感想 ―
自分は未だなんとか朝型人間を続けていますが、休日はもっぱら夜型人間です。そんな時休日に働いている父を見て劣等感を抱いています。 主人公の気持ちに共感できてしまった自分が悲しい。しかし、作品が楽しく読め…
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