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1 現状

作者は前作のランキングを見て完全にビビり散らかしてます。

あまり期待せずお読み下さい。

前作同様、1話1話は短いです。

俺の名前は東条明。高校2年生。


自分で言うのも何だが、学年で成績トップ、スポーツもそこそここなせる。


また、家もまあまあ裕福で親が不動産の会社を経営している。


だが一番自慢したいのはそれらじゃない。


本当に自慢したいのは、小学校から一緒の幼馴染の恋人がいることだ!


小学校の頃に隣に引っ越してきた、現在同じ高校に通う須藤京香。


とても人懐っこい性格で、あまり口数の多くない俺とは相性がいい。


親の会社を継ぐために勉強ばかりしていた俺にいつも元気をくれた存在だ。


俺とは違い友達も多く、人の頼みを快く引き受けたりしていたので、皆から頼りにされていた。


そんな京香の事を俺はいつからか好きになっていた。


中学卒業の日に京香から告白され、即受け入れた。


それからは、進学先も一緒だった為、毎日一緒に登校し昼食も一緒。


京香は生徒会に所属していて、俺は毎日ではないが塾に通っていた為、帰りは別々の日もあったがうまくいっていた。


そんな俺にも一つだけ不満に思うことがある。


京香の両親に付き合うことを報告した際に言われたことだ。



「結婚するまで清い関係でいること」



最後の一線を越えなければいいという事だけではない。


キスも、ハグですら禁止。辛うじて許されたのは手をつなぐことだけ。


というのも、京香の両親は昔ヤンチャしてたらしく、高校生で出来ちゃった婚したらしい。


今は俺の家の会社よりは規模は小さいが、土木関係の会社を経営している。


やはり若すぎる結婚で苦労したらしく、自分の娘にはそうなって欲しくないとのことらしい。


もうちょっと俺たちを信用して欲しいものだが、とは言え俺にも性欲はある。


一時の感情に流されてということもあるだろうし、気をつけるに越したことはないか。


しかし、せめてキスくらいはと思う。が、それを京香に言うと


「私と別れたいの?バレたらウチの両親本気で別れさせると思うよ?」


と言われたので何とか我慢している状態だ。


そんなわけで、俺と京香はプラトニックな関係を続けている。



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