37 打ち合わせ
お久しぶりです。
ちょっと執筆出来ずにおりました。
日にちがたちすぎでしまっているので、後数話でまとめる予定です。
「では、こちらも時間が惜しい。さっそく本題に入らせてもらうよ」
「はい。わかりました」
「君に依頼したいのはとある方を視る事だ。とある方と言うのはここだけの秘密にしてもらうが……陛下だ」
わざわざ王女様が来るほどの事だ、患者は王族だろうと考えていたが一番の大物が来てしまい、知らず体が震えてしまった。
それを拳を握る事で何とか意識から反らす。
「客観的な陛下の症状をお聞きしても良いですか?」
「……わかった。最初陛下は体のだるさや頭痛を訴えていた。宮廷侍医に診てもらっていたのだが、改善せず、現在は胃腸の調子と歩行に不安があり、一室で休んでおられる」
「なるほど。それだけですと今のところは原因が何かはわかりませんね。直接伺う事になります」
「あぁ、わかった。……診察をするならひとつ注意しておく。陛下は最近症状が治らないためかいらいらされているようでな、普段は穏やかな方なのだが最近は暴れる事がある」
「……暴れる、ですか。……うーん。ひとつ伺いますが食器って金属製ですか?」
「えっ?……はい。そうですが何か心当たりが?」
エレン様がきょとんとした表情で問うてきた。凛とした表情が主だった彼女のこの表情はたしか19歳の年相応にあどけなく見える。
「そうですね。でも確証は無いので実際に陛下を診てみて判断します」
これ以上は話していてもわからないので、後は患者さんのところに行って実際に診てみる事で話はまとまった。




