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治癒魔法師の奮闘記(完結)  作者: けいと
2章
23/42

19新僕たちの城

新しくルナさんを従業員に迎えた事で手狭になった治癒所を姉様に増築してもらった翌日。


治癒所は丸を3つくっつけた形でお願いした。

上から見ると元々の丸の上と左に丸がくっついた形と言えばわかるだろうか?



「早く仕事場を見たいな。早く入ろう」


ルナさんはまるで新しいおもちゃを買ってもらった子供みたいだ。彼女はもうすぐ成人年齢のはずなんだけど…。


笑いを堪えながら扉をアランに開いてもらって室内に入る。

この部屋の内装はさほど変わらない。

左側に薬剤窓口が出来た事と、ここからは見えないが診察室奥に休憩室への扉が出来た事ぐらいだ。


「ここが私の作業場所なんだね」


昨日内装作りのために見てるはずなんだけど、自分の城というのはやっぱり嬉しいようだ。

僕も治癒所が出来た時は嬉しかったな。


僕がしみじみ思い出している間にルナさんは机を見たり棚をみたり調剤窓口を覗いたりしている。


ちなみにアランもこの場にいて見慣れない調剤室を興味深そうにキョロキョロを見ているが僕の護衛よろしく後ろに控えている。別にこの部屋はアランの仕事場でもあるのだから気軽に見ても良いのだが。


「アランも何かあった時に物の配置がわからないと困るから確認して」


仕方がない。生真面目な少年の為に主として指示を出す。


「わかりました。ご命令でしたら確認させていただきます」


「はいはい」


瞳に喜色の光を隠しきれてない従者を見送り僕も突っ立っていても仕方がないので見て回る。


広さは10畳くらいなのだが、大きい家具が多いのでちょっと手狭だろうか?

昨日何も言われてないしこの方が良いのかな?




このネズミみたいな生物のホルマリン漬けみたいなのはなんなんだろう?

まさか、薬?



僕は見なかった事にして足早に移動した。




***


「こっちが休憩室だよ」


調剤室見学が終わった僕たちは診療室奥の扉を開けて2人を招く。

僕が自ら扉を開けてしまったのでアランが悲しそうな顔をしている。


ごめんよ。さすがに職場でいちいち従者に扉を開けてもらうのは面倒だったんだ。



「へぇ、凄い」


昨日調剤室整理に忙しかったルナさんはこちらの内装は僕たち任せだったので始めて見るのだ。


「こっちの机がそれぞれの席ね。で、ソファと簡単な調理場もあるから軽食なら食べれるよ」


休憩室は20畳くらいの広さがある。3人分の家具がおいてあるのでやっぱりちょっと狭いが休憩するぐらいなのでこれくらいでも良いだろう。

土地がこれ以上はないという理由もある。

次に増設が必要な場合は2階を作ってもらうしかないかもしれない。


……だるまか。



顔の辺りを窓にしたらちょっと良いかもと思ってしまった。



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