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治癒魔法師の奮闘記(完結)  作者: けいと
1章
16/42

14新たな治癒魔法

最近領内で質の悪い風邪が流行っている。

どうして菌というのは寒い時期に猛威を振るうのだろうか?


さて、何故菌の事を考えているかというと、これを治癒魔法で治療出来るのではないかと考えたからだ。


該当の魔法は‘キュア’。これは体内の異物を除去する魔法で主に毒物を服毒した際に使用する魔法だ。

このキュアを使って風邪菌を排除出来るのではないかと思ったのだ。



この推測を従者のアランに伝えてみた。すると、またまた僕を誉めて、そして自分を実験台にしてくれと言い出した。


「実は私もちょっと体調が芳しくないのです。今、マーク様のところに来たのはお暇をいただくためでした」


「そうなんだね。でも、いいの?」


再度アランに確認すると頷くので、僕はありがたくお願いする事にした。


アランに僕の向かいに座ってもらう。

僕はアランに鑑定をかけて、その症状を引き起こしている元凶を排除することを意識して‘キュア’と唱える。

するとアランの全身を白い光が包んですぐに消えた。


「アラン、どう?」


僕が尋ねると彼は色々確かめるように動いたりしたあと、僕の事をにっこりと見た。


「マーク様、体調が良くなりました」


「本当に!良かった」


さっそく僕は邸の他の患者たちのところに向かった。



***


次の日。


「こんにちは」


僕はギルドの僕の席に行って机の前に一枚のミニ看板を置いた。


【風邪の治癒はじめました】


なんだか‘冷やし中華はじめました’みたいな看板である。


僕の看板に興味を持った人達がわらわらと集まってきた。


「マークライアン様。本当ですかい?風邪が治るって」


「そうだよ。治す?」


代表しては厳つい髭面の男性が声をかけてきた。

アランが先回りして机を挟んで僕の前の位置に椅子を置く。


髭面さんが僕の前に座ったので鑑定する。



備考:体内に入った菌によりくしゃみ、鼻水、倦怠感の症状。悪化すると高熱に見舞われる。



「風邪ですね。治癒します」


そう言ってキュアをかける。

すると髭面さんは体が楽になったのか大げさに喜んだ。

それを見ていた他の人たちも我先にと声をかける。

それにあたふたしていたらアランが番号を書いた紙を配っていた。整理券みたいだ。


この日は番号順に患者を治療していった。

ちょっと疲れたよ。

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