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太陽系の影で月を眺める  作者: 透咲叶
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貴方の名前

 春の季節、君は目覚めた。(と言っても、春なんて季節、実際には無い。)


 博士のちょっとしたミスのせいで僕のことはあまり認識できていないようだ…。


「貴方がどなたか認識できません。私が認識するため、お名前をどうぞ」

 そう彼女は言った。


「僕の名前は 影下 明日香。よく女っぽいって言われる」

 そう言ったのだが、やはりデータは消えているようだ。


「残念ですが、データがありません。どのような関係だったか、詳しくお願いします。」


 詳しく、と言われても彼女と会ったのは数日前だ。いくら詳しく言えと言われても、ほぼ初対面だというしか無い。


「僕らはまだあって少ししか経ってないよ。それより、敬語だとなれないから普通に喋ってくれないかな…?」

 いくらロボットといっても、ヒト型では今までの苦痛が蘇る。少し頼りない感じになったが、主人と認識してくれるだろうか…


「明日香ですね?了解しました。貴方は私の主人と認識します。そして、これより命令の実行を開始。」


「今日から貴方のツキになります。よろしくね?明日香」

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