エピローグ おはよう
私の想像を覗きに来てくださりありがとうございます。このお話は私のあったら良いなを文章化したものです。小説自体初めてなので、多少至らない部分もあるかと思います。
皆さんに少しでも、フィクションの世界に入っていただけたら嬉しいです‼︎
この連載は試験的なもので、皆様の反応次第で打ち切ることがあります。ご了承ください。
僕らの星を語る上で太陽と月は必要不可欠。みんな綺麗なものが好きで、青色が嫌い、地球も嫌い。
そんな世界に僕は合わない。何故なら僕は髪は青色、明るいところよりは暗いとこが好き。極め付けに地球が好きだ。
こんな僕を世間は嫌っている。この社会の常識を丸々ひっくり返したような、例えるならパンのコゲばかり食べるようなヒトだ。明らかに異様…根暗、何とでも言え、残念ながらぼくはそれに慣れている。
とまぁ、こんなことはさておき僕らの星についておさらいしよう。だって君、起きたばかりで記憶が曖昧でしょう?
僕らの星はいつも暗く冷たくて寂しい穴ぼこな星。理由は簡単、この星は太陽系の端の端。太陽の光は僅かに届くくらいであの「地球」と比べれば一目瞭然!哀愁漂う根暗な星だ。
だからこそ、僕等「ロン•アウェイ」星では明るくて綺麗なものが人気。ロン人にとって地球は憧れの惑星なんだけど… 青色の星はロン星と同じだから嫌いらしい。
でも、地球の近くにある「月」はみんな好きなんだ。暖かく光って地球を照らすっていうらしいし、月の裏側が穴ぼこなのは数々の隕石から地球を守った証…だとか。
僕らにはそんな星がないから穴ぼこなんだ。
どうどう?思い出してきた?…あれれ?設定ミスか?博士はこれで良いって言ってたのに…。
まあ、いいや!今日から君は僕と一緒に過ごしてもらうよ。君の名前はどうしようか…僕、
「いつも意地悪されてるから、
そんなことから僕を守ってくれるツキになって?」