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みふつなのはち

短いです。(いつも短いですが、、、)

肉じゃががうまい具合に煮込み終わり、鍋から取り出し、器に盛り付けた。

他にも、味噌汁や先生が事前に炊いていてくれたご飯を用意した。


「じゃあ、食べようか?」


「そうですね。」


「では、」


「「いただきます。」」



肉じゃがを食べるのは久しぶりだった。

というか、他の人に作ってもらったご飯を食べること自体、数年ぶりだった。


そして、その作ってもらった人が、今、目の前で同じ献立を食べている、先生。

あまり広くないちゃぶ台で食べているからか、距離が近い。

なんだか、段々と恥ずかしくなってきた。

顔に、熱が集まってきているのが感じ取られる。


そんな事があって、(僕は)全くごはんどころではなくなってしまった。




「ごちそうさま。」

「ごちそうさまでした。」


僕と先生は、食べ終わって、お茶をすすりながら、いろいろな話をした。




「あ、先生。僕が洗い物しますよ。」


「いいよ、大丈夫だよ。」


「いやいや、作ってもらったので。」


「大丈夫だよ。というか、遅いし、そろそろ帰ったら?」


「じゃあ、お言葉に甘えて。」


そう言うと先生はドヤ顔で


「素直でよろしい。」


と言った。かわいい。


「それじゃあ、そろそろ、お暇察せていただきます。」


「見送っていこうか?」


「いや大丈夫です。」


「また、機会があったらきてね。」


「はい、じゃあ、ごちそうさまでした。」


「ばいばい。」



そして、先生の家を出て僕は、隣の建物へと入っていった。

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