その2
ミレア「ふぅ~やっぱりこっちの方にはまだ見えないね~」
カイ「そうだな~どれぐらい歩いたんだろうな~」
ギル「タイムウォッチでもあれば距離わかるんだけどな」
カイ「あと方位磁石な」
ギル「それな~」
マルグ「まあ山の位置とかかけるだけいいですよ」
4人で町の周りに何があって何がないのか探しに来たのだ
ゼル「なんだあれは」
カイ「馬かな?」
ゼル「なんだあれ!竜人?みたいなのが乗ってるぞ」
ミレア「え?竜人??」
カイ「まじだ」
カイ「この世界馬も居るのかよ」
ゼル「そこはどうでもいいだろ今は もう向こうに行っちまったな」
そのあと一通り見回って町に帰ってきて休憩していた。
カイ「あっ俺いいこと考えたかも!」
ゼル「なんだなんだ」
カイ「狼煙とか上げとけば人集まるんじゃないか?」
ゼル「おーそうか」
ミレア「でもずっとあげとくの大変じゃない?」
カイ「3日限定でするとか ある曜日だけにするとかなら大丈夫じゃないか?」
ミレア「そうね!せっかくなら料理もそこでしちゃう?」
カイ「それいいね!」
ゼル「料理するなら煙なんて勝手に上がらないか?」
カイ「それだと小さいやつとかじゃないかな?ちゃんと見えるような狼煙をつくったらいいかも」
ゼル「ああ小さいのだと見えないな」
カイ「とりあえず1日だけやってみないか?」
ゼル「そうだな!」
ミレア「賛成!」
カイ「町のほんの少し離れたところでやろう」
カイ「よし善は急げだ今からやろう!」
ゼル「うぉい!!」
ミレア「ええー!今から?疲れたよ~」
結局明日ゆっくりやってみることになった。
カイ「薪あつめてみますか~!」
3人ともやる気十分のようだマルグは他の人らのとこを見回りに行くらしい。何とか集めて火を起こしてつけてみるとリス人の女性がやってきた。
「ちょっとあんたたち!その火くれないかい?」
そういってきたので分けてあげた。
料理番のリス女性が何人もやってきて!こっちにも頂戴な!とやってきた。
そろそろ夕方になろうとしたころ3人の別の種族が顔を現した。
3人とも猫人のようで旅人のような容姿をしていた。
猫人「やはり・・ここにも人が住んでいた」
猫人2「狼煙か」
カイ「どうも」
猫人「どうも」
カイ「やはりきてくれましたか!」
猫人「ああこれ人寄せの狼煙でしたか。」
カイ「そうです!ここは環境がいいので人を集めようと思いまして。」
猫人はここがどんな風にいいかとか地図とか見て説明を聞いていた。
猫人「私たちの仲間もここで住ませてくれないか?」
カイ「もちろんいいですよ」
猫人「そうか!それは有難い!23人居るんだ。私たちを含め」
カイ・ゼル・ミレア「うぉー!」
ゼル「のろし効果早過ぎかよ」
カイ「へへへっ」
そしてしばらくして猫人がここについて
【人口】53人になった。
もうしばらくすると他の人たちも来たので。
【人口】81人になっていた。
ここまで多くなってくると色々な職業をしていたものが現れ
猪人「おう!俺鉄つくったことあるぞ」
という者も現れ始めた。
カイ「おお!鉄作れる人居った!」
猪人「言っちまってなんだが鉄鉱石がどこにあるかまでは分からんぞ」
カイ「まず鉄探しからですね~!」
鉄の場所までは分からないらしい!