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罪と罰  作者: 山本正純
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第六話 現場不在証明

 捜査会議開始と同時刻。船は海王島へ到着する。島の南側にある港に船が停まり、乗客たちが次々に船を降りる。

 木原と神津が最後に船を降り、港町を歩く。すると突然黒いスーツを着た額に傷がある男が二人に警察手帳を見せ、声を掛けた。

「本庁の刑事か。俺は海王島署の松田正平」

 島の刑事が身分を明かすと、木原と神津も警察手帳を見せ、自己紹介する。

「警視庁捜査一課の木原です」

「同じく警視庁捜査一課の神津」

 二人が身分を明かすと松田は、前方を指さす。

「本庁の木原巡査部長と神津巡査部長。早速だが事件現場に臨場する。少し歩いた先にある駐車場に自動車が駐車してあるから、それに乗ってくれ。運転はもちろん俺がやる」

 松田が二人の刑事に説明し、二人は彼の後ろを歩く。


 港から数十メートル離れた位置に駐車場がある。松田はその駐車場に停車していたパトカーの鍵を開け、二人を乗せた。

 そして、松田は運転席に座り、パトカーを走らせる。

 島の道路を走るパトカーの車内で、助手席に座る木原が松田に尋ねる。

「あまり自動車が走っていませんね」

「移動手段は基本的に自転車だからな。自動車を持っている人は珍しい。一時間も走れば島を一周することができる。自転車だと二時間くらいかかる」

 松田が説明をしてから十分後、突然パトカーは木で作られた橋の前で止まる。

「自動車はここまでだ。ここから先は歩かなければならない」

「なぜだ」

 後部座席に座る神津が首を傾げると、松田は指を二本立てる。

「理由は二つ。一つは、自動車の重さを加えると、一瞬で橋が壊れてしまうから。この橋の耐久性は脆い。もう一つは島の北側は自動車が通れるような整備が施されていないから。島の北側は株式会社ウォーターコロニー社長秋野進希の私有地になっている。この橋を渡れば、事件現場となった秋野進希の豪邸がある。そこが事件現場だ」

「しかし橋の前にパトカーを停車しても良いのですか」

 木原が右手を挙げると、松田は携帯電話を取り出す。

「心配無用。パトカーは携帯電話で呼び出した部下に回収させる。この島には携帯電話の基地局があるから、普通に携帯電話を使うことができる」

 それから松田は携帯電話で、部下を呼び出すための電話をかける。

「松田だが、今本庁の刑事と共に事件現場に向かっている。橋の前にパトカーを停車させたから、今すぐパトカーを回収してくれ」


 松田が部下に要件を伝えると、彼は自動車のキーを指した状態で運転席から降りる。

 同様に二人も自動車を降りると、松田が橋を渡る。

 彼の後ろを二人が追い、木原が松田に尋ねる。

「大丈夫ですか。あんなところにパトカーを放置して」

「大丈夫だ。島の警察署は橋から歩いて五分のところにあるし、この島の治安は良いからパトカーを盗もうと考える奴はいない」

 松田が笑いながら、橋を渡る。その先には森林で覆われた道が続く。

 三人の刑事たちが、森林を歩く。刑事たちが歩くのは舗装されていない天然の道。

 しばらく木原たちが道なき道を歩くと、先導する松田が立ち止まり、下を覗く。

「気を付けてくれよ。所々崖のようになっているからな。最悪の場合転落死する。九年前この崖から館の住人が転落死したと言う事件もあった」

 松田の足元には、数本の線香がお供えしてある。

 木原たちは松田の話に息を飲み、慎重に一歩ずつ現場へと向かう。


 その頃、刑事たちが向かう秋野邸の応接室に三人の女が集まった。

 秋野桔梗は机の上にタロットカードを並べ、占いをしている。

 その机を覗き込むように、秋野撫子が見つめる。

「桔梗お姉様。まさかこんな時に占いですか?」

「撫子。この占いは大切よ。お父様が殺されたから、次期代表取締役を決めないといけないでしょう。占いの結果今のところ、次期代表取締役に相応しいのはお母様のようね」

 一方の秋野母子は扇で仰ぎながら、姉妹の話を聞いている。その彼女の頬からは涙が零れる。しかし姉妹は一切涙を流さない。

「ちょっと。桔梗。撫子。少しは泣いたらどうですか。あなたたちのお父様が殺されたんですよ」

 母子の声を聞き、双子は一斉に母親の顔を見る。

「悲しむよりも、会社の業績の方が大切だからね。この世代で我が社を終わらせるわけにはいかない。だから私は、会社の業績が伸びるように占いでサポートしているのよ」

「桔梗。それは嘘ですね。だったらどうして株式会社ウォーターコロニーに就職しなかったんですか。占いなんてくだらないことをして会社を支えているつもりになっているお前に、我が社を支えているなんてことを言われたくありませんよ」

 このままでは口論に発展してしまう。そのように感じた撫子は二人の間に割って入り、仲裁する。

「お母様。桔梗お姉様。喧嘩はやめてください」

「それに比べて、撫子は優秀ですよ。我が社と我が家を継ぐに相応しい人ですね。良い子で成績優秀。勝気な性格の桔梗とは大違い」

 母子の言葉を聞き、撫子は右手を挙げる。

「それは間違いね。忘れたとは言わせないわ。九年前の事件で撫子は一時性格が暗くなったのを。そんな妹を支えたのが私の占いよ」

「ああ、そんなこともあったですね。しかし撫子が明るい性格に戻った理由と占いの因果関係は証明できませんよね。とっとと占いなんて止めて、我が社を継ぐために会社経営の勉強でもしたらどうですか」

 母子と桔梗の口論の果てに、桔梗が悔しそうに俯き、唇を噛む。

 母子が勝ち誇ったかのような表情を見せる。すると撫子が姉の肩を触った。

「桔梗お姉様。私はいつでもお姉様の味方だから」

 撫子の慰めに、桔梗が顔を挙げる。

「ありがとう。ところで、今日は崖に線香をお供えに行ったのかしら」

「早朝に散歩のつもりでお供えに行きました。その時はお父様が殺されたなんて知らなかったので」

「そう」

 桔梗が一言答え、撫子の顔を見つめた。

 

 三人の刑事が森林を二十分程歩くと、海の見える崖の上にそびえ立つ、洋館が見えた。

 煉瓦造りの壁で構成された二階建ての洋館。青い屋根に鉄製のドア。如何にも豪邸といった外装に木原と神津は驚く。

 松田が玄関の呼び鈴を鳴らすと、黒いスーツを着た若い男がドアを開け、彼らを向かい入れた。

 その男は、見覚えのある刑事の顔を見て驚く。一方の木原と神津も、その男の顔に心当たりがあった。

「小木実か」

 神津が尋ねると男は首を縦に振る。

「まさかこんな形で再会するとは思いませんよ」

 小木は笑いながら神津と握手を交わす。

 この男。小木実はこれまで三度ほど事件に巻き込まれた不運の男である。

 その小木に対して松田は警察手帳を見せる。

「海王島署の松田。この二人は警視庁捜査一課の木原刑事と神津刑事だ」

 三人の刑事が身分を明かし、小木は刑事に挨拶を交わす。

「刑事さん。お待ちしていました。秋野進希様が殺害された件での訪問ですね。奥様とお嬢様たちは応接室で待機していますので、ご案内します」

 小木実がマニュアル通りの対応を行い、三人の刑事は館の中央に位置する応接室へと案内される。

 その部屋には、豪華なシャンデリアが飾られ、壁一面に高級な絵画まで飾られている。

 その部屋に設置されたソファーには三人の女が座る。

 若い長髪の女が二人。その女の顔は瓜二つで、違いは前髪の分け方のみ。

 姉妹と思われる二人の女の前には、茶髪に、左右両方の太ももを黒いタイツで覆い隠した小太りの女が座る。

 松田は辺りを見渡し、三人の女に改札手帳を見せる。

「海王島署の松田。こちらの二人は警視庁の木原刑事と神津刑事」

 松田が挨拶すると突然、前髪を右分けにした女が、ソファーから立ち上がる。

「秋野桔梗よ。まさか警視庁の刑事までお出ましとは。父が殺された事件は島の警察だけでは手の負えないということかしら」

 秋野桔梗が尋ねると、木原がスーツのポケットから手帳とペンを取り出しながら、答える。

「そうです。実は同様の事件が東京と大分県でも発生しているということが判明したため、この館の主人が殺害された事件の捜査に協力しています」

 木原の説明を聞き、桔梗の隣にいる前髪を左分けにした女も身分を明かす。

「私は秋野撫子。先日殺害された秋野進希の娘です。お察しの通り、私たちは一卵性双生児」

 秋野撫子に続くように、二人の母親も自己紹介を行う。

「秋野母子です。刑事さん。まだ夫を殺したのが誰なのか、分からないのですか」

 秋野母子が尋ねると、突然インターフォンが鳴る。その音を聞き秋野撫子が小木の顔を見る。

「小木さん。玄関の方を見てきて」

 小木が応接室のドアを開け、廊下に出る。その後で木原は被害者の家族に聞く。

「秋野進希さん発見当時のことを教えてください」


 木原の質問を聞き、秋野撫子が右手を挙げる。

「遺体を発見したのは私と小木さんです。午前七時くらいにお父様を起こしに寝室に行ったら、変わり果てたお父様の遺体が転がっていたんです」

 秋野撫子が説明すると、神津が松田の顔を見る。

「被害者の死亡推定時刻は何時だ」

「昨日午後十一時三十分から午前三時過ぎの間らしい」

 前田の答えを聞き、神津が三人に尋ねる。

「それではその時間帯どこで何をしていたのか教えてくれ」

 刑事の質問に、秋野母子が眉を顰めながら思い出す。

「昨日のことでしょう。その時間帯。午後十一時三十分から午前十一時五十五分の間は、娯楽室でテレビを観ていましたよ。昨日は土曜日。面白い二時間ドラマをやっていたからね。野球中継で放送時間が遅れて、午後九時三十分からになった時は、怒りました。それから午前零時に寝室で寝ました。その時間帯娯楽室にいたという事実は、メイドたちに聞けば証明できると思います。寝室にいたというアリバイは証明できませんが」


 次に秋野桔梗が刑事に話しかける。

「その時間帯なら、仕事部屋で仕事していたよ。私の職業は占い師。各界の著名人を一斉に占う。その仕事を午前一時くらいに終わらせて、自分の部屋で寝ました。証明になるのかは分からないけど、午後十一時五十五分に二階のトイレに行ったら、撫子とすれ違った」

「つまりアリバイを証明する人はいないということですね」

 木原が確認すると、秋野桔梗は首を縦に振る。

「そうね」

 最後に秋野撫子が刑事たちに昨日の行動を説明する。

「その時間帯は自分の部屋で寝ていました。午後十一時五十五分に撫子とすれ違ってトイレに行きました。寝室はそれぞれ個室だから、アリバイを証明する人はいません」


 秋野撫子が昨日の行動を刑事たちに伝えると、玄関から小木が戻ってくる。小木の隣には黒いサングラスをかけた丸坊主の大男。その男は木原たちが海王島へ向かう船内で出会った人物。

「奥様。東京から弁護士の箱辺小次郎様がお越しです」

 木原は弁護士と聞き、全身黒ずくめの大男、箱辺小次郎の元に警察手帳を見せなる。

「警視庁捜査一課の木原です。一時間程前に海王島へと向かう船の上でお会いしましたよね」

「知らないな」

「甲板の上で誰かと電話をしていた所を見ただけです。声は掛けていませんよ」

 木原の補足説明に箱辺は納得する。

「そうか。だったら知らなくて当たり前だな。兎に角俺は、秋野進希の遺産相続の件で来ただけだ。秋野進希が殺されたと聞いて、遺言状を持って駆け付けた」」

 箱辺が腕を組みながら説明すると、秋野桔梗が疑ったような目つきで箱辺の顔を見つめる。

「嘘。本当はお母様と不倫したくて、駆け付けただけよ。秋野進希が殺されたから、これで心置きなく不倫できるって、本当は笑っているのよ」

 桔梗の話を聞き、箱辺が彼女の顔を睨み付ける。

「お前こそ秋野進希が殺されて嬉しいくせに。占いの営業が上手くいかなくて、多額の借金があることを俺は知っている。その借金は秋野進希の遺産があれば帳消しできる」

 箱辺の話に桔梗が唇を噛む。その二人の間に撫子が仲裁に入った。

「二人とも喧嘩は止めてくださいよ」

 撫子が正論を二人にぶつけると、箱辺が顎に手を置く。

「秋野撫子。良い子ちゃんぶっているが、お前にも殺す動機があるよな。秋野進希は女癖が強いことで有名で、実の娘も襲ったことがある。実の父親に猥褻な行為をされたことが許せなかった」

 箱辺の話に、撫子が俯く。この瞬間、刑事たちは悟った。この場にいる四人には、秋野進希を殺害する動機があると。


 応接室を不穏な空気が包み込む。その空気を壊すため、木原は箱辺に尋ねる。

「箱辺小次郎。昨日の午後十一時三十分から午前三時過ぎまでどこで何をやっていましたか」

 刑事の質問を聞き、箱辺は失笑する。

「東京都新宿区の自宅で寝ていたよ。アリバイの証人はいない。だが、俺は秋野進希を殺せない。この島から本土に渡る船の発着時刻は午前九時と午後九時の二回。秋野進希が殺されたのが、午後十一時三十分から午前三時頃だったなら、犯行は不可能だ。俺はこの刑事たちと一緒に本土から島へと渡す船に乗った。その時間帯に俺が秋野進希を殺したら、本土に渡ることができない」

 箱辺が自信満々に説明すると、松田が右手を挙げる。

「だがヘリコプターに乗れば、時間を気にせず本土に渡ることができる。だからその理屈は現場不在証明にはならない」

 松田の指摘に箱辺が反論する。

「ヘリコプターを飛ばすとしたら、ヘリポートしかないよな。島の唯一のヘリポートに問い合わせたら、証明できる」

「分かりました。松田刑事即調べてください」

 木原が松田と箱辺の間に割って入り、島の刑事に指示する。その指示を聞き、松田が携帯電話を取り出すと、神津が応接室に集まった四人に尋ねる。

「実は東京と大分県で殺害されたのは、三好葛と女郎花仁太だった。この二人とこの洋館で殺害された秋野進希とは関係があるのか」

 その質問を聞き、秋野桔梗が手を挙げる。

「その二人だったら覚えているわ。調べたら分かることだと思うけど、彼らはこの島の出身で、三好葛は九年前の八月、女郎花仁太は八年前の四月に大分県の中学校に転校したの。この島の中学校は一校しかないから、私たちは彼らの同級生」

 秋野桔梗の話に、撫子が食いつく。

「私も覚えています。そういえば、九年前この私有地内で、投身自殺を図ったこともありましたね。自殺したのは、この館でメイドの娘として暮らしていた幸谷美夏。彼女も私たちと一緒の中学校に通っていた同級生で、三好葛と付き合っているという噂が島中に広がったこともありました。因みに、彼女は自殺した日は、豪華客船ファンタジア号で人質籠城事件が発生した日と同じです」

 二人の説明を聞き、木原が二人に尋ねる。

「なるほど。ところで九年前の投身自殺の時、お二人はどこにいたのでしょうか」

「その時私たちはお父様が主催する船上パーティーに出席していました。もちろん豪華客船ファンタジア号で開催されたパーティーです。ご存じのように私たちも人質籠城事件の人質として監禁されていたから、彼女が自殺した時間帯、現場に行くことはできません」

 撫子の説明の後で、桔梗も首を縦に振る。それから木原は再び二人に尋ねる。

「幸谷美夏の家族は今どこで何をやっているのでしょうか」

 木原の質問を聞き、桔梗が右手を挙げる。

「幸谷美夏の父親は行方不明。母親でメイドとして働いていた幸谷平子は三年前に退職して以来どこで何をやっているのかまでは分からないわ」

 それから秋野桔梗は何かを思い出したように、言葉を続ける。

「調べたら分かることだけど、九年前、幸谷美夏の遺体の第一発見者は女郎花仁太と三好葛よ。でも彼女には親戚もいなくて、唯一の家族は父親だけだったから、九年前の事件は関係ないかもしれない」

 秋野桔梗の意見は正しいと木原たちは思った。女郎花仁太と三好葛が殺された事件に九年前の投身自殺事件が関わっているのかは分からない。だが一連の事件の犯行動機が九年前自殺した幸谷美夏絡みの復讐だとすれば、秋野進希を殺害する必要はない。

 刑事たちの思考が一つに集約する。そのことを踏まえたうえで、木原は応接室に集まった四人に伝える。


「そろそろ秋野進希の遺体が発見された現場に案内してくれませんか」

 木原に促され、秋野母子がソファーから立ち上がる。

「そうね。そろそろ寝室に行きましょうか」

 秋野母子の言葉を聞き、撫子と桔梗も立ち上がる。その瞬間、神津の目に二人の白く綺麗な太ももが映る。二人は共に右膝を怪我しているようで、二人の右膝はガーゼで覆われている。

 そのことが気になった神津は撫子と桔梗に問う。

「秋野桔梗と撫子。その右膝の怪我はどうした」

「私は早朝の散歩中に石に躓いて転んだのよ。夜明けの月を見ながら散歩すると、運気が上がるから」

 桔梗の説明に続き、撫子も事情を説明する。

「夜トイレに行こうとしたら、階段から落ちたんです」

「分かった。ところで昨日の島の天気はどうだった。特に昨日の夜から朝にかけての天気を知りたい」

 撫子は質問の意図が理解できず、困惑する。一方の桔梗は淡々と質問に答える。

「昨日は夜から朝まで晴れていたわ」

「なるほど。分かった。それでは実況見分を始めようか。箱辺小次郎も実況見分に立ち会ってくれよ」

 神津は箱辺を誘う。そして四人の事件関係者と三人の刑事たちは現場へと向かう。

  


「あくまでこれは可能性の話です」


「今分かるのは、この島で発生した殺人事件は内部犯による犯行という可能性が高いということ」


「悪いが、俺は帰らせてもらうよ」


「ハニエルからのメールか。面白くなってきたな」


「了解しました」


次回。第七話 事件現場


五月二十四日。投稿予定

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