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後編

 便利かつ優雅な『彼氏』レンタルですが、一つだけ欠点がありました。

 次第に彼女は、レンタル料が思ったよりもかさんでいる事に気付き始めたのです。確かに一回借りるだけとですと破格の値段というのは間違いありませんが、こう何度も借り続けるとなると、さすがに毎月の出費が大変です。だからと言って、今更この天国のような生活を辞めると言う事は考えていませんでした。何か良い方法は無いものか…と考えながら、完全に堕落し切った彼女は再びページを漁り始めました。


 その時です。彼女の目に留まったのは、同じページの中で下の方にちょこんとあった一つのリンク……


「彼氏……『通販』!?」


 ……そう、あの『彼氏』はレンタルするだけではなく、なんと注文まで可能だったではありませんか!どうしてこの事に気づかなかったのか、と彼女は悔みましたが、この機会を利用しない訳には行きません。早速ページにアクセスしてみました。ただ……


「……ふぁぁ……」


 興奮しているとはいえ、最近だらけきって朝と夕方が逆転しかけているせいか寝不足が祟ってしまい、Uは眠い目をこすりながら写真を見ていました。レンタルのものと比べて選択肢は減っていたものの、幸いにもちゃんと彼の顔はありました。


「値段は……あ、結構安いか……ふぁぁ……」


 レンタルに比べて高いのですが、それでもやはり彼女にとっては結構安い値段です。そして注文内容のボタンを押そうとした時、何かしらのテロップが出てくるのが見ました。しかし、眠い目をこすりながらのUはそのテロップを無視し、内容を読まないままOKボタンを押してしまったのです。そこにはこう書いてありました。


 『注文数が全て来るまで返品は不可能となっています。

 注文した彼氏は全員が届いてから1週間後に返却可能です。

 よろしいですか?』


 ……彼氏の事しか考えなかった彼女はその質問に「Yes」と答えてしまいました。


「さ、注文注文っと……」


 ここからは完全に慣れた作業でした。せっかく新しい彼氏と過ごせる訳ですので、服装も普段のスーツではなく『自分の好み』を最大限に生かした衣装に仕上げ、アクセサリーの方も豊富なオプションから自由に選びました。そして後はいつも通りに……


「駄目、眠い……」


 マウスを動かしているうちに、次第に彼女の体は机の上に寄りかかり始めました。もし彼氏がいたならば、彼女を起こして静かにベッドへとお姫様だっこで運んでくれたかもしれません。今のUは、あまりにも彼氏に頼り過ぎているのです。そして、次第に彼女の意識は薄ら薄らと消えていき、頭の中は次第にぼんやりとしていきました。

そして、思考判断が曖昧なまま、彼女はそのままキーボードの上に腕を載せてしまいました。右手にはダラダラとマウスを握りながら、ぼんやりとしながら彼女は注文ボタンを押しました。画面の明るさの変化で注文が完了した事を知りながら、そのままUは眠りにつきました。


…カーソルが『人数』欄の所をずっと選択していた事、覆いかぶさった腕がキーボードをずっと押し続けていた事、そしてその「数」がそのまま反映され続けていた事を知らずに。


==================================


 次の日は、今までになかった妙な静けさから始まりました。


「ん…」


 Uを机の上から呼び起こしたのは、誰かが家に訪ねてきた事を示す呼び鈴の音でした。休日の朝7時、こんな時間にやって来るのは「彼氏」しかいません。注文が完了したぱそこんの画面を見て、寝ぼけ眼だった彼女はすぐに昨日やった事を思い出しました。今日からドアの外にいる彼氏はレンタルでも何でもない正真正銘本物のUの「彼氏」なのです!


 すぐに行く、と大声で言いつつ彼女は急いで顔を洗いました。今日からずっと一緒に暮らす身としては、少しは身だしなみに注意しないといけません。

そして、ドアの外で……


「やあ!」


 彼女が選んだ衣装を身につけた、いつもと変わらぬ優しい笑顔の彼氏が立っていました。


「今日からよろしくね!」


 その言葉に、感激のあまり彼女は目を潤ませながら頷きました。そのまま彼を中に入れようとした時……


「やあ!」


彼の後ろに、また新しい彼が姿を現しました。彼女の選んだ服装にアクセサリー、優しい笑顔の表情、ほくろの位置まで目の前にいる彼と何一つ違う場所が無いもう一人の彼です。そういえば確かあの注文欄には『人数』も入力できる項目がありました。あまり記憶はありませんが、もしかしたら数名ほど彼を注文していたかもしれません。むしろこんな彼氏が何人も一緒にいてくれるなんて最高の気分、早速二人目も中に入れました。すると……


「やあ!」「やあ!」


今度は三人目、四人目……


「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」


5人目、6人目、7人目、8人目……


 新しい彼氏が後ろに次々と並び始め、みんな美貌の笑顔を彼女に振りまいています。

 こんなにたくさん頼んだかなと少しだけ思いつつ、彼女はやって来る彼氏をどんどん部屋の中に入れます。次第にリビングは彼でいっぱいになってきました。今までも10人以上の彼氏をレンタルした事があるのでこれくらいは慣れっこなのですが、それでもどこか疑問が頭の中をよぎり続けました。そして、8人の彼氏を中に入れ、ドアの方向を向くとそこには……


「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」


ドアの外には、部屋の中にいる彼氏の倍以上もの数の彼氏がいるではありませんか!確かに何人でも彼氏を頼める機能があるとはいえ、こんなに頼んだ記憶はさすがに彼女にはありません。しかもその10人の彼氏は、彼女が何も言わないままでも次々に部屋の中に入って来たのです。


「今日からよろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」


 今や部屋の中は20人の彼氏で埋め尽くされ、動くのも一苦労と言う状況になって来ました。つい優しい美貌に油断しそうになりますが、いくらUでもさすがに何かがおかしい事に気付き始めました。

 そして、彼女の耳に信じられないような声が、大音響で聞こえ始めたのです。


「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」……


 開け放たれたドアの外から、20人どころか、数十人もの彼氏の声が聞こえ始めたではありませんか。


「……ま、まさか!」


 ようやく疑問の正体に気付いた彼女は、彼氏の体を何とかかき分けてパソコンの画面にかぶりつきました。昨日の夜に寝ぼけ眼のままで数値を入力していた事を思い出したのです。一体どれくらいの彼氏を注文したのか思い出す事が出来ず、その履歴を確かめる事にしました。そして……


「う、嘘……何よこれぇぇぇ!!!」


 どうしたの、どうしたの、どうしたの、どうしたの、と言う美声の渦を作りながら次々に彼女の元に集まってくる数十人の彼氏。その背後では相変わらず彼の挨拶の声が延々と続いています。しかも、その声の音量は小さくなるどころかますます大きくなるばかり。それも当然でしょう、そこに書いてあった数値は、彼女の想像すら及ばないほどの桁だったのです。正直、この数値をどういう言葉で表せばよいか、彼女の知識にはありませんでした。


「な、何とか出来ないの、ねえ!?」


 混乱で涙目になりながら、彼女は周りの彼氏に対処法は無いかと詰め寄りました。ですが、普段は優しいはずの彼氏は揃って首を横に振り、否定の意志を示したのです。一体どうしてなのかと怒鳴る彼女に、彼氏の一人が画面の注意書きををよく見て欲しいと告げました。

慌てて見る彼女の顔は、一瞬で青ざめました。


「……そんな……そんなぁぁぁぁ!!」


 注文数が「全て」来るまで一切の返品は不可能。

 注文した彼氏は全員が届いてから1週間後に返却可能。


 ……彼女はそれに承諾してしまったのです。


 呆然とする彼女の耳に、今までとは何かが違う「彼氏」の声が響き始めてきました。家に入りきらないほどの数にまで膨れ上がった彼氏たちを押しのけ、声が聞こえる窓の方を向いた彼女は…


「いやあああああああああ!!!!」


 生涯で一番大きな悲鳴を上げました。

 そこに広がっていたのは、どこまで行っても彼氏、彼氏、彼氏……。どの道もどの窓もどの屋根もどのビルも、あらゆる所から『彼氏』が現れ続けているのです!


「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」「「「「やあ!」」」」


 全く同じ服装、全く同じ声、全く同じ服、そして全く同じ美貌を持つ彼氏が、一斉に笑顔を振りまきながらこちらへと向かっているのです。

 しかも、これだけでは済まない事を彼女は知っていました。よく見れば遠くに、彼氏の声が一段と響く大きな「山」があります。ですが、元々そこに山は存在せず、平野が広がっている事を彼女は承知しています。しかも、その「山」の大きさは時間が経つにつれてどんどん巨大になり、さらにその横に新たな「山」がいくつもいくつも生まれ続けています。


 ……そう、この「山」は、現れ続ける彼氏によって形成された巨大な塊なのです!


「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」


 やがて、彼女の家の周りの家も、次々に形成される彼氏の「山」に埋もれ始めて行きました。もはや彼女の視界に見えるのは空も山も無く、全てが彼氏、彼氏、彼氏……

 そしてとうとう彼氏たちが、一斉に家に向かって押し寄せてきました。


「今日からよろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」よろしくね」…


=================================================================


 彼氏は『今』も、彼女の家へ向かって現れ続けています。皆同じ体、同じ声、同じ服、そして同じ美貌。現れ続ける彼氏によって、大地は既に何重……いえ、既に何千何万重にも埋め尽くされ続けています。彼女が注文した数となるまで、数限りなく向かい続けるのです。その間返品は不可能、ずっとこのまま。


 124816326412825651210242048人の彼氏が、全てUの元へとやってくるまでは。


「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」「やあ!」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