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空を映す海の色  作者: せおりめ
第3章
82/105

平定者と央輝星 7

 それにしてもホープを恨む? その仲間であるユヴェーレンへ代わりに恨みをぶつける?

 うーん。


「鬼とか悪魔とか、顔を見たら言ってやりたい文句は一杯あるよ?」


 でも……と私は続けた。


「アステルが記憶を無くしたことについて、ホープを責めるのはなんか違うような気がする。それに張本人でもないピジョンたちに噛みつくのは問題外だし」


 私はヘンリー父さんとリディに、アステルが記憶を失った原因を話せなかった。二人に事情を話せば、ホープは酷いね、可哀想にね、って慰めてくれたかもしれないのに。

 けれど、何も考えずに優しい意見に乗っかって、自分を哀れんで悲しみに浸るのは楽なこと。何日か前に実地で経験済みだもんね。今考えると憤死ものだ。そんなのは、『悲嘆に暮れる自分』に陶酔しているだけ。甘美な心の罠ってやつだ。

 私以外の人が、私のためにいたましいと思ってくれるのはいい。でも、受け取る自分自身がそれに甘えていちゃいけないんだ。

 でも心の奥底、むき出しの本心ではどうだったんだろう?

 自分でもトホホな思いなんだけれど、多分私は同情されることを望んでいた。

 どうして私がこんな目に遭わなきゃならないんだって、当然みたいに被害者の顔をしてホープを悪者に仕立て上げたいという、ずるい思いを抱いていた。

 それが分かっていたからこそ、そしてその本心を暴かれるのが怖かったからこそ、周りの人たちに事情を話すことができなかったんだ。

 どうして本心を知られるのが怖かったんだろう? 以前は漠然としか分からなかったけれど、時間を置くにつれ、最近になって理由が形になってきた。

 ホープを恨むこと、それは自分を正当化させるために、感情をすり替えるだけの行為だ。


「別にいい子ぶってるとか、綺麗事を言うつもりはないんだよ? でもホープが私の大切な人の記憶を封じるって言った時、絶対元の世界へ帰るんだって意地を張って、ホープの言葉を受け入れてしまったのは私なんだよ。そのままだったらどうなってしまうのかをちゃんと考えて、ホープにそんなことは止めてってお願いしなきゃいけなかったんだと思う」


 例えそうホープに言ったとしても、結果は変わらなかったのかもしれない。でももしかしたら、記憶を封じるという意見を取り下げてくれたかもしれなかったんだ。

 状況が変わったら考え方も変わる。それなのに一つの意見に固執して、先の展開に対する想像力を働かせもしなかった私に、ホープは苛立っていたんじゃないんだろうか? 甘ったれるなって。

 こっちはいきなり別の世界へ引っ張り込まれたのだ。ただ巻き込まれただけなんだから、そこまでホープの心情を慮る必要もないとも思うけれど。与えられた状況の中に待ち受けている未来の内、どれにするかを決めるのは自分自身だ。行く末をより良いものにしたいなら、自らで切り開いていくしかない。

 王太子に乱暴された時も同じだったんだろうな。最初からやけに攻撃的だった。ちゃんと考えなきゃいけなかったんだ。あの人はわざと痛烈な言葉をぶつけてきて、私の反感を煽って――試していた。私がどう打開していくのかを。

 それなのに、あの人の問いに私は何一つ満足に答えられなかった。都合の悪いことを言われるとすぐに俯いてしまう。そして黙り込んで嵐が過ぎるのを待とうとする。私の悪い癖だ。

 そんな人間を、アステルの傍に置いておく値打ちはないと王太子が判断したのも、ある意味仕方がないことだったのかもしれない。そりゃあティナさんの味方をしたくもなるだろう。だからといって、あの後の仕打ちを理解できるというものではないけれど。

 私にも、ホープにも、それからアステルやイヴ、他の皆にもそれぞれに抱えている事情や考えがあって、それを踏まえた上でそれぞれが、それぞれの選択をしてきた。その結果が今の境遇に繋がっているんだ。

 ピジョンはずっと俯いて、口を挟まずに私の言葉を聞いている。


「要するにさ、私がアステルにふられちゃったのも、自業自得だったんだよ。当たり前だよね、最初にそうなることを選んでしまったのは私だったんだから。――でもね、多分、何回過去をやり直したとしても同じ結果になるんだろうなって思うよ。あの時はおじさんたちの所へ帰ることしか考えてなかったし、ホープに頼み事をするなんてしゃくだったろうしね」


 私って存外、意地っ張りだったのかも。自分では生まれたばかりの雛みたいに、素直な性格だと思っていたんだけどな。

 ま、それはともかくだ。

 結果が変わらないんだったら、いつまでも気にしたって仕方がない。……まあ、そうと分かっていても割り切るのは中々に難しかったりするんだけれど。

 今の状況が、自分にとって都合が良くても悪くても、過去の判断が正しかったとか間違っていたとか、そういうことはないんだろうな。ただ選び、その結果をどう受け止めるかというだけのこと。

 今が幸福でも不幸でも、その先、更に先の未来でどうなっているのかは分からないんだしね。

 ――うん、そうなんだ。捉え方一つで自分を取り巻く状況は変わる。


「ねえピジョン。アステルが記憶を失ったのって、おじいちゃんに身体が無いのと関係あるかな?」


 私の質問が余程意外だったのか、ピジョンは弾かれたように顔を上げ、驚愕の眼差しで私を見た。この人はスターと違って、感情が正直に面へ出るみたいだ。

 今のは差し詰め、気づいていたのか? ってところかな。ふふん、私だって鋭い切れ味を覗かせる時はあるのだ。ちょっとは見直してくれてもいいよ。

 様々な人に思っていることが顔に出ると言われてきた私としては、物凄く親近感が湧くし、自分がいつもと違って人の表情を読み取る方の立場にいるということが、ちょっと得意に感じられて舞い上がりそうになる。う、いかんいかん。今はシリアスな場面だ。

 私は嬉しくて緩みそうになる頬を頑張って引き締め、口を結んでピジョンを見た。もしかしたらちょっと怒っている風に見えたかもしれない。実際は正反対なんだけどね。

 想像通り、ピジョンはそんな私の表情をご立腹だと感じたのか、一瞬目を合わせてからすぐに逸らせた。


「どうしてそう思う?」

「私が寝ている時にね、おじいちゃんの謝る声が聞こえたことがあった。巻き込んですまないって。その時は寝惚けてて、夢かと思ってたんだけどね。それと他のこととか繋ぎ合わせてなんとなくそう思ったんだ」


 私が寝ている時に謝ったおじいちゃん。

 旅に出ると言った時に、私がこの世界へ残ることが嬉しいとわざわざ言ってくれたイヴの言葉。

 二人共、私に罪悪感を抱いていたんだろうなって思う。イヴはイヴで、私を友達扱いするのは目的があるからだけじゃない、と言いたかったんだろうな。

 おじいちゃんの身体を唯一元に戻すことができる私が、よくぞ偶然にもリタズマへ辿り着いたもんだと感心した時もあった。でもなんのことはない、私が南を選んだことは偶然だったけれど、おじいちゃんとの出会いは予め決められていたんだ。

 もしかしたらあの時、私が別の場所を目的地に選んでいたら、イヴに誘導されたのかもしれない。南へ行くようにって。スターたちも私については何か後ろめたそうな隠し事をしていたみたいだったし。

 さすがにここまで材料が揃ったら、いくら私でも――いやいや、賢い私としては当然のごとく関連付けて考えてしまう。さっきピジョンは言葉を濁したけれど、表情を見たら図星を突いちゃったみたいだしね。

 自分が誰かの好きなように振り回され、利用されたと考えると、どうしたって腹が立ってくる。

 アステルに忘れられた時は胸が潰れそうだった。なんとしてでも思い出して欲しかった。もう一度私の方を向いてもらいたかった。拒絶された時は取り巻く世界が崩れるかと思った。

 でも、私はさっき思い至ったはずだ。これは自分で選び取った結果だと。そこにどんな思惑が絡み合っていたとしても、今、私がここにいるのは自分の意志なんだ。

 それにイヴがあの時、大切な友達だと真っ赤になりながら言ってくれた言葉。あの言葉から嘘は感じられなかった。今まで付き合いの長さの割に接してきた時間は多いとは言えないけれど、イヴが演技であんな態度を作り出せるとは思えない。本当にそう思って贈ってくれた言葉なんだろう。

 おじいちゃんの謝る声も、凄く悲しそうだった。深い悔恨が、声と一緒に頭の中へ響いていた。おじいちゃんにとっても、私を巻き込んでしまったのは不本意なことだったんだ。

 うん、今分かったよイヴ、おじいちゃん。ちゃんと私の心に届いているからね。

 利用されている、なんて考えるから被害者意識に陥って、悲観的な状況に追い込まれてしまう。それを言ってしまったら、私だってさんざんイヴに窮地を救ってもらった。そしてそれを当てにもしていた。

 これだって立派にイヴを利用してきたことになる。助けられた過去も忘れて、その恩を返してもいないのに、されたことだけにこだわり続けるのは変だ。


「ピジョン、私が今怒ってると思う?」


 私の声が明るいのを意外に思ったのか、ピジョンが逸らしていた視線を戻し、訝し気に眉をひそめた。


「違うのか?」

「違わない。怒ってるよ」

「だろうな。……ホープだけの責任じゃねえ。俺たち全員でお前とアステルバードの気持ちを踏みにじった」


 そう言って、ピジョンが真顔になる。これから私が捲し立てるであろう罵倒に備えているんだろうな。もしかしたら、泣きわめかれることも覚悟しているのかもしれない。

 そう考えると、常々小悪魔だと自負している私に悪戯心が芽生えてしまった。――ちょっと乗ってみようか。

 できるだけ、沈痛そうな傷ついた表情を浮かべてピジョンの目を見つめる。

 私は女優。私は女優。


「皆で黙ってたんだね。酷いよ……」

「確かに酷いことをしたと思っている。何も言い訳はできねえ」


 そう低い声で言ったピジョンから、私は顔を横に向けて逸らした。口に手を当てて、笑い出しそうになるのを一生懸命こらえる。肩が震えているから、泣いているとでも思われたかもしれない。


「……」


 ピジョンはそのまま押し黙ってしまった。あ、あれ? もうちょっと粘ろうかと思ったんだけど、続きは? もうお終い?

 ありゃりゃ、これはかなり気に病まれているのかもしれない。ここでバレたら後が怖そうだ。これ以上はもう止めておこう。

 なんとか笑いの発作を沈静化させた私は、精一杯鹿爪らしい顔を作ってピジョンに顔を向けた。


「でも許してあげよう」

「へ?」


 ピジョンはその一言を発したまま口を開けてポカンとしている。折角の美麗でかっこいい顔が台無しのお間抜け顔だ。


「もう突き抜けちゃった。皆が抱えている事情も分かったしね。それに私、イヴとおじいちゃんが好きなんだ。憎めないよ。もちろん、ピジョンとスターもね。だから慈愛の心でここは一つ、勘弁して進ぜよう」


 私が大岡裁きのような心持ちで顎を上げ、厳かに最後の言葉を発すると、ピジョンは一瞬途方に暮れたような顔をした。うむうむ、しおらしいじゃないの、とその反応に私は多大に満足したのだった。

 ところがその直後、神妙だったはずのピジョンはニヤリと人の悪い笑みを浮かべた。


「お前の考え方、被虐趣味って言うんじゃねえのか?」

「何それ!?」


 私がマゾだと言いたいのか!? 一生懸命考えて意見を口にした私になんてことを言うんだ!


「でもまあ、なんでも他人のせいにしないで、自分にも悪いところがあるんじゃないかって考え方は悪くねえと思うぞ。――ようし、分かった。お前を俺の妹分にしてやる!」


 私は目をパチクリ瞬いた。一体、何が分かって妹分とかそういう話になるんだ? 何、その熱血青春発言。しかもやけに上から目線。

 そんな私の反応が気にくわないのか、ピジョンは憮然と睨めつけてくる。それがちょっとかわいいと思ってしまった。


「嫌なのかよ?」


 ――嫌なわけがあるもんか。


「ううん、すっごい嬉しい」


 私は笑いながら、かぶりを振って否定した。

 アージュアに来てから、家族や近しい人たちがどんどん増えていく。皆優しくて、それに甘えている自分をどうしようもないなとは思うけれど、やっぱり嬉しいと思ってしまうのだからこれまたどうしようもない。

 私の返事を聞いて暫し押し黙ったピジョンは、真剣な表情で姿勢を改めた。


「……悪かったな。俺たちの不始末に巻き込んで」

「これは珍しい。ピジョンが人に対して素直に謝罪を口にするとは」

「「――!」」


 いきなり聞こえてきた涼やかな声に仰天した私たちは、揃って廊下へと続く扉の方を見た。


「おまっ! 聞いてたのかよ、スター!」

「桜が中々戻ってこなかったので、気になったものですから。話し込んでいたようでしたから出そびれてしまいました」

「盗み聞きたあ感心できねえな」


 私たちの方へ寄ってくるスターを、ピジョンが険しい目付きで迎え入れる。


「随分と人聞きの悪いことを言いますね。取り繕うためですか?」

「なんだと?」


 剣呑に反論しているピジョンだけれど、クスクス笑うスターには全然相手にしてもらえていないみたい。ピジョンも不味い所を見られたとばつが悪そうな感じで、これ以上悪態を吐く気はないみたいだった。更に突っ込まれることは目に見えているもんね。照れ隠しに怒ったふりをしているんだろうな。

 ピジョンが大人しくなった様子を確認したスターは私の隣へ立つと、深々と頭を下げた。

 いきなり何!? と私は仰天した。


「私からもお詫びを言わせてください。あなたに黙っていたこと。辛い目に遭わせてしまったこと。申し訳なく思っております」

『儂も謝らせてもらうぞ』

「「――!!」」


 今度は頭の中に響く声。あんぐり口を開けていると、いきなりおじいちゃんが私の身体から出てきた。

 ちなみに驚いているのは私とピジョンだけで、スターは「おや、ジスタもですか」と落ち着き払っている。


「このアメジジイ! テメエいつの間に!?」

「おじいちゃんまでいたの!? また勝手に入って!」


 我が家じゃあるまいし、気軽にほいほい出入りしないでほしい。年頃の娘をなんだと思っているんだ。


『桜が水を飲んでいる時に声をかけようとしたら、ピジョンがやってきおったからな。また絡まれちゃいかんと思うて隠れたんじゃ。しかし、おかげで面白いモンも見られてよかったわい。桜が笑いを堪えていたところもな』


 うげっ。是非ともピジョンには黙ってて! 私は首を横にブンブン振っておじいちゃんに合図した。


「こんの幽霊ジジイが!」

「まあまあピジョン、落ち着きなさい」


 拳を振るわせて憤怒しているピジョンを、苦笑しながらスターが宥める。すっかり見慣れた光景になってしまった。そのやり取りに、顔が緩んでくるのを今度は我慢しなかった。可笑しくなってきて、私は食卓に突っ伏しつつ、大声で笑い出してしまった。

 こんなに心の底から、声を上げて笑い崩れるのはどれくらいぶりなんだろう?

 だからホープを恨めないんだ。私はこの世界でも沢山の大切なモノたちに囲まれている。それは、ホープが喚んでくれたからこそ得られたものなんだから。

 それだから。


「―――――い」

「――? 桜、何か言ったか?」


 皆があんまり優しくて嬉しい言葉を沢山くれるから。


「――会いたい」

『なんじゃ?』


 本音がポロッと転がり出てしまった。


「アステルに、会いたい」


 ううん、会いたくないって気持ちも私の本音だった。

 もしかしたらもう婚約ぐらいはしているのかもしれない。戻った時に、隣に立つ綺麗な女性と寄り添っている姿を見なきゃいけないかも。迷惑そうな顔をされたらどうしよう? 汲んでも汲んでも不安は尽きない。

 スターたちにも、よくもまあ言うことがコロコロ変わると呆れられているかもしれない。

 でも、やっぱり会いたいよ。

 お日様みたいにキラキラしているゴールドの髪に触れたい。深く鮮やな、優しい青い目に映りたい。聞くだけで安心できる声に私の名前を乗せてほしい。

 私って、本当に全然進歩していない。吹っ切るために旅へ出たはずなのに、心はしつこくアステルを追い求めている。頭は一生懸命割り切ろうとしているけれど、対照的に感情は嫌になるほど我が儘だ。全く思い通りになってくれない。

 本当はもっと、とことんまで思い出し尽くして、想いを昇華させてあげなきゃならなかったのかもしれない。考えないように封じ込めていた分だけ、逆にどんどん膨らんでしまってたみたいだ。

 だったらもういいじゃない。会いたいって口に出した途端、こうやって座っていられるのが不思議なくらい、身体が駆け出したがっているんだもの。自分の腕を力一杯握り締めて、少しでも発散させてあげないと抑えきれないほどに。

 会いたい――――会いたい!


「では、会いにいきましょうか」

「スター……」


 ずっと突っ伏したままだった私は、スターの声に顔を上げた。その本人は柔らかく笑っている。

 意地悪な見方をすれば、私がやっとその気になって喜んでいる、という捉え方もできる。でも今、いつかと違ってスターの笑顔にはちゃんと感情が見える。多分、私が会いたいと思ったことを単純に嬉しく思ってくれているんだろうな。

 うむむ。こんなややこしく考えるなんて、私ってやっぱり捻くれているのかもしれない。

 とはいえ、いくら自分の気持ちがハッキリしたといっても心細いことには変わりはないわけで。


「ついてきてくれる?」

「もちろんです」

「俺が行ってもいいぞ」

『儂も入っておくか?』


 ああ、やっぱり皆優しい。またもや頬が緩んできてしまった。


『桜、ありがとう』


 おじいちゃんが神妙な面持ちでお礼を言ってくれるけれど。違うんだよ。

 おじいちゃんと出会ってから寂しさがどこかへ行ってしまった。一緒に過ごせてとっても楽しかった。一杯優しくしてもらって、感謝しているのはこっちの方なんだよ。

 だから、ありったけの気持ちを込めて。


「――私の方こそ、ありがとう」


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