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空を映す海の色  作者: せおりめ
第3章
69/105

漂う紫水晶 5

 安心してしまったら、目の前でプカプカ浮いているおじいちゃんをよく見る余裕も生まれてくる。

 おじいちゃんは明るい中だというのに、割とはっきり姿が見えていた。

 全体的に、淡い紫色にぼんやり発光しているけれど、着ている服の色がベージュだというのは何故か分かる。ゆったりした足元までひとつなぎになっている衣を、腰部分についてある飾り紐みたいなもので縛ってあった。

 意外にフサフサしている髪は全部後ろへ流されていて、肩に届かないくらいの長さ。顔にはおじいちゃんらしく長い髭が生えている。至る所に深い皺が刻み込まれているものの、結構整っている造作からすると、若い頃はかっこよかったんだろうなって思えた。

 今まで恐ろしくて合わせられなかった目は案外優しい。多分、おじいちゃんを包んでいる光と同じ淡い紫色だ。

 あれ? 髪の色も同じじゃない?


「おじいちゃん、もしかして天海の彩?」

『そうじゃよ。お前さんと同じじゃな、桜』

「同じって……。じゃあおじいちゃんは――ってあれ? なんで私の名前知ってるの?」


 そういえば、さっきも私の名前を呼んでいた。


『イヴの嬢ちゃんが呼んでいたからのう』

「え、イヴが――?」

「呼んだ……?」

「うわあっ、びっくりした!」


 イヴの名前を出した途端、隣にローブを着た人が現れた。反射的に仰け反ってしまう。


『おお、イヴ。昨日会ったばかりじゃというのに、わざわざ儂に会うためにまたやってきてくれたんかの?』

「イヴって呼ぶな……。私が会いにきたのは……桜……」


 そう言いながら、イヴは狭い部屋の中でちょっとでもおじいちゃんから離れようと、後ずさりしていた。声だって鋭く尖っている。警戒心がありありと伝わってくる態度だ。

 イヴは初めて出会った頃と同じく、フードを目深に被って顔を見せないようにしている。そして梔子越しにしゃべっていた。

 イヴの、おじいちゃんへの接し方を見ているとその理由は想像がつくな。

 とりあえず、昨日イヴの声を聞いたと思ったのは、気のせいじゃなかったみたい。


「二人とも知り合いなんだね」

『深い仲じゃぞ』

「ただの顔見知り……」

「じゃあ、もしかしておじいちゃんはユヴェーレンなの?」

『そうじゃよ』

「残念なことに……」

『そう照れんでも』

「事実……」


 うーむ。イヴは心底嫌そうだけれど、かけ合いを聞いていると仲が良さそうに見えるぞ。打てば響くというか。

 そんなことよりもだ。

 あっさり肯定されてしまったけれど、おじいちゃんはユヴェーレンって言った。


「なんでユヴェーレンのおじいちゃんがこんな所でフラフラしてるの?」


 紫の賢者は約九十年前からリタズマに住み着いていると聞いた。そんなに長い間、幽霊めいた姿で何をしていたんだろう?


『それがのう、聞くも涙、語るも涙な事情があるんじゃよ。まずは改めて自己紹介といこうかの。儂はユヴェーレン二角の座、アメジスタス・アメジストと言うもんじゃ。儂のことは好きなように呼んでくれてかまわんぞ。それで事情というのが――』

「ジスタが油断したせい……」

『……一言で済まさんでくれんかの。まあその通りなんじゃが』


 二人で会話を進められてもさっぱり分からない。

 ついて行けない私がぽつねんと置き去りにされているのに気付いたおじいちゃんが、やっと分かるように説明してくれた。

 ――九十年前、おじいちゃんはある魔物退治をしていた。その時は何体かに分身していたらしいんだけれど、その内の一体を吹き飛ばされてしまったというのだ。

 分身していた身体もすぐに消えてしまって、幽霊みたいな今のおじいちゃんだけが残ってしまったんだって。

 おじいちゃんが油断したせいだと言っていた理由は分かった。でもイヴだって鬼を逃がしていたと思うんだけれど……。まあ円滑な人間関係を推し進めるためにも、いらないことは頭の中で思い浮かべるだけにしておこう。


「おじいちゃん、分身なんてできるんだ。凄いね」

『儂のアメジストは幻を創り出せるからの。じゃから正確には、分身と言っていいのかは分からんのじゃが……。創り出した幻に、今の儂みたいな分割した魂を入れておるんじゃよ』


 うむむ……。そんな説明をされたって、分身と幻の違いがよく分からない。


「分身と思っていたらいい……。違いが分からなくても……別に困らない……。ややこしいこと言うなジスタ……」

『まあそうじゃの。桜が分かりやすいように、好きなように思っとったらええぞい』


 それじゃあ、分身と思っておこう。


「ところでさ、おじいちゃん、どうしてさっさと身体に戻らないの?」


 おじいちゃんがどうして幽霊みたいになったのかは分かったけれど、だったらすぐに身体へ戻ればいいのに。いつまでもこんな所でフワフワ漂っている理由が分からない。


『それがのう……、戻りたくても戻れなかったんじゃ』


 ここでおじいちゃんは一度言葉を切り、イヴへ顔を向けるとフラ~っと近付いていった。イヴはそれにぎょっとして、なんとか距離を取ろうとしているけれど、もう背中が壁に着いてしまっている。


『ところでイヴ。いつになったら儂に顔を見せてくれるんじゃ?』

「絶対見せない……。近寄るな……!」


 おじいちゃんは嫌がるイヴにますます近寄って、顔を覗き込もうとしている。

 まるでセクハラじいさんだぞ!

 梔子は「ピィィィィ!」と強く鳴いて怒りを露わにしていた。


『まあそう言わんと』


 今度はニヤニヤ笑って言っているし。一方のイヴはおじいちゃんから必死で顔を背けようとしている。

 ちょっと酷いな。


「おじいちゃん! イヴが――」

「桜ごめん……! またね……!!」


 イヴが嫌がってるでしょ! と言おうとした私の声に、被せるようなイヴの叫び声が聞こえたと思ったら、本人はこの場から消えてしまっていた。


『逃げられてしまったのう』

「おじいちゃん、さっきのはあんまりだよ! いつもあんなことしてるの?」


 だったら、イヴがどうしてあんなにおじいちゃんを警戒していたのかが分かる。


『そんなことはないぞ。顔を見てみたいというのは本当じゃがな。ここにいて、余計なことを言われたら困――そんなことよりも、儂が身体に戻っとらん理由じゃったな』


 なんか、気になることを言いかけていたような気もするけれど……。

 続きを聞きたかった私はまあいいかと頷いて、先を促すことにした。


『今、ここにおる儂は幻に入っていたと言ったことを覚えておるか?』

「うん。それでその幻は消えちゃったんだよね」

『そうじゃ。本来、幻の身体と分割された魂は一揃いになっておるんじゃ。魂の抜けた幻はただの器でしかないし、幻に入っていない魂は物に触ることもできん。魔術も使い難くての。ま、お互いにとってお互いが無くてはならないモノじゃ』


 そこまで話すと、おじいちゃんは私が理解したかを確認するように首を傾げた。

 うんうん、それで? 私は重々しく頷いて、ここまではいいよと示す。


『元の身体に戻る時も同じでな、ちゃんと一揃いでないといかん。幻に入っていない魂が身体に戻ろうとしても、魔力が反発してしまって弾かれてしまうんじゃ』

「へぇ。だから今まで戻れなかったんだ」


 他人事のような相づちを返す。大変だったんだねえ。


『そこでお前さんに頼みがあるんじゃが……』

「私に? なんで?」


 ここまで聞いても間抜けなことに、私はまだ、おじいちゃんがなんのために事情を打ち明けてくれているのかを察することができなかった。


『誰かの身体に入れてもらおうとしても、皆の身体に魔力は宿っておる。しかしじゃ、お前さんには魔力が全く無い。言わば、幻の身体と同じじゃ』

「ちょっと待った。頼みってのはもしかして――」


 やっと見当がついてきた。でも見当違いであることを強く願う。

 まさかとは思うんだけれど。

 おじいちゃんが私の……。

 私の身体に……。


『桜が思っとる通りじゃ』


 やっぱり!!


『ちょこっと儂をお前さんの身体に入れて、元に戻すのに協力してくれんかの?』

「冗談でしょ!? やだ! やだやだ!!」


 考えるより先に、言葉が口を突いて出てしまった。

 おじいちゃんには物凄く失礼な反応を返しているとは思う。とはいえ、自分の身体にわけの分からないモノが入るというのには、巨大な抵抗を感じる。おじいちゃんがどうのこうのという問題じゃない。なんというか、理由もなく、生理的に嫌なのだ。


『――悲しいのう……。九十年も待って、やっとお前さんという人材を見つけられたんじゃがのう……。この機会を逃すと、一体儂はいつになったら身体に戻れるんかのう……』


 あうぅ、顔を下に向け、やけにしょんぼりした調子で言われてしまった。

 お年寄りにこんな寂しそうな態度を取られてしまうと、お前はなんて冷たい奴なんだと私の中の正義感が総出で責め苛んでくる。

 ううっ、心を針で突っつかれたみたいにチクチクする。これが良心の呵責に苦しむってことなのかっ!


「で、でもさ……、身体の中に入られちゃったら、私はどうなるの? おじいちゃんに身体を操られたりするんじゃないの?」

『心配せんでいい。魂の一部である儂よりも、身体の主であるお前さんの方に主導権はある。儂が桜の身体を動かすなんてことはできんよ。それに今日一日、違和感もなかったじゃろ?』

「ちょっと待って! 違和感って何! どういうこと!?」


 その口ぶりではまるで、既に身体の中へ入っていましたとでも言っているようなもんじゃないか。


『お前さんの考えとる通りじゃ。桜が観光しておる間、ずっと儂は一緒におったんじゃぞ。いやしかし、お前さんはよく食べておったのう』


 放っといてよ!

 じゃなくて!!


「酷いよ! 何で勝手に入ってきちゃうの?」


 そこでハッと気付いた。怖々と尋ねる。


「お、おじいちゃん、トイレとか、着替えの時なんかは……?」

『安心せい。ちゃんと余所へ行っとったわい。』


 それならよかった。まずは一安心。

 私が安堵の息を吐いている様を見て、おじいちゃんが申し訳なさそうに言ってくる。


『儂もこんな状態になったのは初めてじゃからな。試しておきたかったんじゃ。しかし、お前さんの気持ちを考えんと勝手に入ったことは、悪かったと思うとる。本当に、すまんかったのう』


 こんな風にしおらしく謝られてしまったら、いつまでもしつこく怒っている方が悪いような気がしてきた。

 確かに、今日一日は身体に何の違和感もなかったのだ。それに最低限のプライバシーも考慮してくれているみたいだし。

 これだったら、別におじいちゃんを身体の中へ入れるくらい、なんでもないことなのかもしれない。


「もういいよ、おじいちゃん。それでさ、おじいちゃんが私の中へ入ったとして、どうやったらおじいちゃんは元に戻れるの?」

『おお、優しいのう桜は。協力してくれるんじゃな。』


 おじいちゃんは、相好を崩して喜んでいる。

 ここまで嬉しがってくれるんなら、お手伝いのし甲斐もあるかも。


『深い眠りについている者を目覚めさせる時や、醜い姿に変貌してしまった者を、真実の姿に戻す手立てが古来より伝わっておるじゃろう』


 そんなのあったっけ?


「それって私の知ってる方法? 私でもできるの?」

『できるとも。その方法は、天高くそびえ立つ塔の最上階で眠る麗しの姫君を目覚めさせ、醜怪なヒキガエルを美しい王子へと変身させる』


 詩でも吟じるかのごとく、朗々と語るおじいちゃん。

 なんか、嫌な予感がビシバシするんだけれど……。


「……おじいちゃんさ、それってお伽噺なんかでよくある――」


 続きが出てこなかった。言葉にするのが恐ろしい。

 そんな私に変わって、おじいちゃんが高らかに言い放つ。


『接吻じゃ!!!』

「嘘だ! 絶対に嘘だ!!」


 私の訴えに近い断言に、これは心外なという表情でおじいちゃんが反論する。


『何で嘘だと思うんじゃ? それともお前さんは別の方法を知っておるとでも言うのか? そんなに魔術に詳しいのか?』

「そ、そりゃあ知らないけどさ……」


 やけにおじいちゃんがたたみかけてくる。

 魔術の仕組みなんて殆ど知らない私が、偉そうに嘘だなんて決めつけるのは浅はかだと自分でも思うけれど……。

 でも納得できないぞ! あ、でももしかしたら――。


「じゃあさ、頬とか額にってことなんでしょ?」


 それならできないこともない。


『そんなわけなかろう。唇へのチュウに決まっておろうが!』

「嫌だ!!」


 冗談じゃないぞ! 乙女の唇をなんだと思ってるんだ!!

 私がブンブンと首を横に振って否定していると、おじいちゃんはフ~っと溜息を吐いた。まるで、駄々をこねる物分かりの悪い子供に、手を焼いているという風情だ。


『お前さん、儂が邪な気持ちでこんなことを言っているとか思ってやせんか?』


 実はちょっと思っている。それが顔に出ていたのか、おじいちゃんはもう一度溜息を吐いた。


『よいか? 接吻と言ったのにはちゃんとしたわけがあるんじゃぞ? お前さんと儂の身体が唇を合わせることで、繋がった口を介して魂である[儂]が身体を移動することができるんじゃ。そうやってしか戻れん。若い娘である桜には酷じゃと思うが、儂だとて好きでこんなことを言っておるわけではないんじゃよ……』


 おじいちゃんは項垂れて、駄目押しみたいに「分かってくれんかのう?」なんて言ってしおらしい仕草を作る。

 そ、そんなことを言われても!

 唇へのキスなんて、アステルとだって一回しかしたことがないのだ。いくらやむを得ない事情があるとはいえ、好きでもない、ましてやこんなおじいちゃんとだなんて物凄く抵抗がある。……ちなみに王太子とのことは数に入れない。あれは忘却の彼方に捨て去った出来事だ。

 でもおじいちゃんの頼みを無下に断るのも気が引けるし……。どうしよう!?

 私が自分の感情と人情の間で揺れ動いてうんうん唸っていると、扉近くの壁で何かが動いたような気がした。なんとなく気を取られてそちらへ目を向ける。


「ひぃっ!!!」


 知らず、喉の奥から叫び声が漏れた。おじいちゃんを初めて見た時の衝撃なんて問題じゃない。それを遙かに越える、更に激しい戦慄が総身に走った。勝手に身体が震えてくる。

 それを見ると思考が停まる。他に何も考えられない。頭を支配されてしまう。

 それを見ると視線が釘付けになる。一瞬たりとも目を逸らせない。

 何故なら、常にそれの所在位置を確認しておかないと、気がついたら傍にいるなんてことになりかねないからだ!

 私の様子に異変を感じ取ったのか、おじいちゃんが訝しげに声をかけてくる。


『どうしたんじゃ桜? 何を怖がっとる?』

「おおおおおじいちゃんおじいちゃん! あれっ! あれっ!!」

『あれ?』


 おじいちゃんは不思議そうに私が指差す方を見た。


『――? 黒弧虫くろこむしがどうしたんじゃ?』

「黒弧虫!? 何、その名前!? 違うでしょ!! どっからどう見てもGでしょ!!!」


 あの黒光りした体躯! 常に揺れ動いている長い触覚!! 節の付いた足!!!

 でもなんか、Gよりも一回り大きいような気がする!

 うわ~~~っっ! と、鳥肌が立ってきた!!


「どうしよう! おじいちゃんっ、どうしようっ!! 飛ぶんじゃない!? あれ、飛ぶんじゃないのっ??」

『まあ、羽も付いておることじゃし、飛ぶじゃろうのう。なんじゃ、お前さん黒弧虫が苦手なのか?』


 何を呑気なことをっ! あんなモノ、愛でて慈しむなんて人がいたらお目にかかりたいくらいだ! や、やっぱ訂正。絶対に会いたくない。人類が絶滅しても生き残ると言われる、最凶の生物なんだぞっ!

 そこでパニクりつつも、私はハタと思いついた。ここにはアージュアの平定者と呼ばれる偉大な存在、ユヴェーレンのおじいちゃんがいるじゃないか!

 私は藁にも縋る気持ちでおじいちゃんに目を向けた。


「おじいちゃん、お願い! やっつけて!!」

『どうしようかのう? 儂の頼みを気持ちよく聞いてくれる、心優しい娘のお願いなら喜んで聞くんじゃがのう』


 こんな風に悠長に会話を楽しんでいる間に、ぎゃっ! カサッと動いた!


「分かった! キスでもなんでもする。だから!!」


 この時、私の決断は我ながら素早かったと思う。足元を見られたなとは思ったけれど、Gという存在の前には全ての懸念事項など、朧に霞んでしまう程度のものだ。

 そんなことよりも早くなんとかしてほしい!


『快い承諾に感謝するぞ。ほれっ』


 軽い調子でおじいちゃんがあの黒い悪魔の方へ手をかざしたと思うと、Gはポスッと音を立てて一瞬で消滅した。物凄く呆気ない。手品みたいだ。

 私は感動に打ち震えながら言った。


「――おじいちゃん、私、今初めて魔術を使えたらいいのにって思ったよ」


 しかも切実に。心の底からだ。


『黒弧虫の駆除目的に魔術を使いたいと思ったのは、お前さんが初めてじゃと思うぞ。――それじゃあ、これからよろしくの』


 そう言っておじいちゃんはニヤリと笑った。


 女に二言はないのだけれど……。

 目先のGから逃れるためとはいえ、とんでもない約束をしてしまったことを、ちょっぴり後悔している自分がいた。


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