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─31話─ 第一部完

─31話─


ついに訪れた東大合格発表の日!


私は東大の構内にいた



!!!


え⋯!?

どこにも⋯⋯


無い!!!


何度も確認するが⋯


やはり無い!!


項垂れる私⋯


こういう人間が毎年何人かはいるのだろう

職員らしき人が私を慰めるように声をかけてきた


「合格発表は掲示板ではなくWebのみですよ」


あ⋯

そうなんですね

ありがとうございます⋯


恥ずかしっ!


私は慌ててスマホを見る

そこに私の番号は⋯


⋯あった⋯

あったよライデン!!

あったーー!


おい、去年の発表を見てました、とか言うオチではなかろうな?


え!?有り得る!

もう一度確認⋯


あるよ!ある!


む、そうか⋯

⋯うむ、大儀であった!


急いでお母さんに電話する

お母さんは電話の向こうで泣いているようだった


はぁー

全身の力が抜けた


とりあえずバシリアン2号店へ向かう


昨日のグループMINEで

「当日は結果がどうであれ2号店集合!」

というお達しが出ていたのであった


合格なら祝勝会

ダメなら残念会

ということなのだ


でも、もし圭一君がダメだったら⋯


バシリアンに着いた

あれ?入口に『貸切』の文字が⋯


「こんにちはー」


「マイ様東大合格おめでとうございまーす!!」

くす玉が割れ、クラッカーが鳴り響く


え?なんで知ってんの?

番号⋯あ、そういえばサユリちゃんに教えた気がする


「あ、ありがとうー!!」


コウガ&ハクガ

「さすがはマイ様!我が兄弟の救世主!」

声がハモってて怖いよ


サユリ

「マイ様ならば当然の結果でございます!」

ふふん、という顔のサユリちゃん


うん、なんだか合格した実感がようやく湧いてきた


圭一君は⋯

まだいないな


マイ

「サユリちゃん、圭一君の合否は?⋯」


サユリ

「すみませんマイ様、あやつめ番号を教えてくれぬもので、我々にも分からぬのです⋯」


マイ

「そっか⋯本人が来るまで待つしかないね」


サユリ

「あやつはああ見えて図太い人間なのでどのような結果でも大丈夫です!

ですので、奴の結果がどうであれ本日は祝勝の宴と参りましょう!」


さすが親戚には容赦ないサユリちゃん


その時、入口が開き圭一君が入ってきた


圭一

「ん⋯?マイは合格か、よくやったな」


え?呼び捨て?

私らの関係そんなに進んでたっけ?

と思たっら、ああやっぱりメガネ外れてるわ


マイ

「ジンケイさん、圭一君の合否は⋯?」


圭一ジンケイ

「俺は知らぬ」


なっ!じゃあカッコつけて入ってくるんじゃないよ!早いとこメガネかけなさいよもう!


マイ

「ほらメガネ掛けて掛けて」


圭一

「あ、ああ、皆さんこんにちは」


サユリ

「して、どうだったのだ?」


何だかんだ言ってもサユリちゃんも気になってるんだよね


圭一

「⋯はい、えーと、おかげさまで合格しました」


コウガ&ハクガ

「おおおー!!」


再びクラッカーが鳴り響く


マイ

「うわーほんとにあの超難関を合格したの!?マンガみたい!スゴすぎ!」


サユリ

「ふん、圭一のくせにやるではないか」


圭一

「ありがとうございます皆さん。これでようやく二階堂さんとも東大に通うことが出来そうです」


それを聞いたサユリの眉がまたしてもピクっと震える


サユリ

「圭一、今日のところは褒めておいてやるが、決して自惚れておかしな気は起こさぬ事だ」


サユリちゃん、目が怖いよー


コウガ

「それでは祝勝会を始めましょうぞ!」


ハクガ

「我らも存分に舞って見せます故!」


あるのねマッスル演舞


こうして、私たちは2人とも東大合格という快挙を成し遂げ、バシリアンでの祝勝会を心ゆくまで楽しんだのだった


そして迎えた高校の卒業式


この高校初の理三現役合格を成し遂げた圭一君が卒業生代表として挨拶を行い、卒業式は幕を閉じた。


「しかしマイちゃんも彼ピも凄いよね!」


ああユミちゃん⋯

その誤解はきっと解けないまま卒業してしまうのね


「二階堂先輩!喫茶バシリアンに通ったから東大合格したと聞きましたが本当ですか!?」


あの喫茶店はご利益があるに違いない、という噂が学校中に知れ渡り、下級生達が私の所へ押し寄せた。


「うん、そうそう!」


確かにバシリアンが無ければ合格していたかどうか分からないから肯定しておいた。


これが功を奏したのかどうかは定かではないが、4月からのバシリアン本店の繁盛っぷりはすごいものだったらしい。

受験生の聖地としてSNSでも話題になっていたのだ。


サユリちゃんの手腕により2号店の経営も順調のようだ。


コウガとハクガは本店と2号店を行ったり来たりしてマッスル演舞を披露しているらしい。


みんな自分の役割を見つけてるんだな

私も春からは⋯


こうして私の3年間の高校生活は終わりを告げた。


しかしまさか私が東大に合格するなんてね

入学当時の私に教えたら絶対信じて貰えないよね


でも春からは東大での新たな生活が始まり、放課後には迅雷拳の修行も待っている。


「そして最強の支配者となるのだ!」


これからも私はなかなか多忙なのだ



第一部 完


ここまでご覧頂いた方(いるのか!?)

ありがとうございました

とっくに気づいていると思いますが

元ネタはラオウです

一次創作として再構成しましたがどうしてもラオウになってしまいました( ̄▽ ̄;)

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