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5. 『全て、やれ』

『全て、やれ』

著・松井顕太郎


【紹介文】

命令だけで構成された一冊。

「話せ」「立て」「抜け」

── 36ページ、すべて命令形。余白と詩と、現代の教典。

手に取れ。 開け。 読め。

一行でも刺さったなら、あとはお前の本だ。 言葉に導かれてもいい。反発しながら読んでもいい。 読んだお前がどう動くかまでを、この本は含んでいる。 ---

(文学フリマ東京40 webカタログより)


 5/11(日)の文学フリマ東京40で買った、松井顕太郎さんの『全て、やれ』を読んだ。今まで本の紙質について深く考えたことはなかったけれど、表紙の紙質が好みだと思ったエッセイだ。

 特に救われたのは「旅をしろ」と「触れろ」だった。

京都から出ようかどうか悩んでいたけれど、「人間は、本来そういうつくりをしている。同じ場所に長く留まるようにはできていない」(p.12より引用)という文を読み気付かされるものがあった。衝動的に考えてるだけか逃げてるだけかと思っていたけれど、実際そうではないんだなと。

この本を読む前に文学フリマのために東京に行ったが、どんどん行きたい場所が増えてきた。


 「触れろ」については、何かに触れることで視野が広がることや縁を感じられるような気がした。今まで食わず嫌いでスルーしていたことも、いざ触れてみると好きになることがある。それもまた縁だし、また新しいことを知れて世界が広がる。そう思わされた。


 松井さんご本人様とは一瞬しかお話しできなかったけれど、親しみやすくて気さくな方だという印象を持った。後に関西出身だと知り、親近感を抱いたもののまだお伝えできていない。今回は『全て、やれ』のみの購入だったが、『少し死んで、少し生きた』も読んでみたくなった。

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