表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エナジードリンク大全   作者: シサマ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

20/24

ZONE UNLIMITED ZERO


 【ZONEシリーズで敢えてやるべき事なのかどうかは疑問だが、コストパフォーマンスの高い、新世代エナジードリンク入門商品ここに誕生!】


 

 先日の活動報告で述べた通り、今年中を目処に完結が決まった本エッセイ。

 

 その背景には、私の住む北海道釧路市という地理的なハンディから通販に頼ろうとした矢先の、世界中を覆うコロナ禍による海外エナドリの日本市場撤退(ROCKSTAR等)がありました。

 今後は国内の新作が発表された時の単発投稿に限定されてしまう可能性が高く、それでは連載の意味も無いと判断した次第です。


 サントリーの「デカビタ〇〇」シリーズや、サンガリアの「ミラクル〇〇」シリーズ等の、より一般的な炭酸飲料寄りの商品を取り上げるべきか悩みましたが、カフェインの含有量などに物足りなさは否めず、あくまでも頭か身体に「キメる」エナジードリンクにこだわりたいと決断しました!


 残り3回の現行エナジードリンクレビューと、天下を獲れずに散っていった強者たちの夢の跡エピソード(笑)、そして最終回は「エナジードリンク大学卒業試験」で締めたいと思います!



 ……さて、残り3回の現行エナジードリンクレビューについてですが、実は今回レビューが予定されていたのはチェリオの「ライフガードX」でした。


 ライフガードXはエナジー成分に妥協が無く、更にマカ等の斬新なセールスポイントのある優れたエナジードリンクでしたが、500mlでの販売から250mlに縮小値上げ販売等、現行エナジードリンクとしての立場がかなり危うい現実(笑)から、今回は突如現れた期待の新星にレビューを譲る事となったのです。


 ライフガードX愛好家の皆様、誠に申し訳ございません!



 駆け込みでレビューの栄冠に輝いたのは、正式にはまさに本日発売の「ZONE UNLIMITED ZERO」です。


 日本初レビューなるか!?



 ZONEシリーズは、その公告戦略とポップで斬新なデザイン、そして何よりも圧倒的なコストパフォーマンスにより、今や「レッドブル」や「モンスターエナジー」を追撃する、国産エナジードリンクの牽引役となっています。


 カフェインを控えめに設定する一方で、ブドウ糖による脳の覚醒効果を売りにする等、ゲームやネットサーフィンと言ったデジタルコンテンツ活用にフォーカスしながらも、小さなお子様や女性にも門戸を解放した国民的エナドリとして、更なる注目を浴びるはずでした。


 しかし……。


 大容量・500mlで人工甘味料を使用していないZONEシリーズのカロリーと糖質は、余りにも高過ぎ、健康志向の奥様やダイエット志向の女性の関心を引く事は出来ませんでした。


 ZONEシリーズが世間に認知され、安定した人気が定着したこのタイミングで、遂に「ゼロカロリーZONE」の登場となった訳ですね!



 まずはデザインから見てみましょう。


 甘さのある飲料がゼロカロリーという事は、これ即ち人工甘味料を使用しているという事。

 ZONEはその事実を逆手に取って、敢えて無機質な印象のシルバーカラーで勝負してきました。

 

 シルバーの缶に黒の起動スイッチロゴ、その周囲に紫のアクセント。

 

 ……ん?これって、東映のメタルヒーローですか(笑)?

 こんなおじさんホイホイなデザインでどうするんですかっ!?



 【テイスト】


 ZONE UNLIMITED ZEROのテイストは、シリーズオリジナルの位置付けである、所謂「黒ZONE」をベースにしています。


 モンスターエナジーのオリジナルから、高麗人参エキスと言った独特の生薬臭を抜き、正体不明の添加物を控えめにしてエナジードリンク特有のケミカル感を抑えた様な印象で、キレ味を重視した非常に飲みやすいテイストに仕上がっていますね。


 炭酸も強過ぎず弱過ぎず、500mlのゼロカロリー飲料として私のオヤジ腹がパンパンになるのでは?という懸念は、全くの杞憂に終わりました。予想外にあっさり飲み切れます。

 メーカー自身が、「炭酸の量と圧を見直した」と豪語するだけの成果は出ていると思います。


 また、この商品はそのテイストの近さから、モンスターエナジー・アブソリュートリーゼロの代用品としても優秀と言えますので、「アブソリュートリーゼロみたいなエナドリを500mlサイズで飲みたい」という病人(笑)にもおすすめ出来ますよ!

 

 

 【効能】


 人工甘味料を使用したゼロカロリー化により、ZONEシリーズの売りでもあった「ブドウ糖による脳の覚醒」という効能を捨てた訳ですから、ブドウ糖に代わる新しい売りが必要ですよね。


 ZONE UNLIMITED ZEROはその対策として、カフェインとアルギニンの増量に踏み切りました。


 従来のZONEシリーズのカフェイン含有量は、1本あたり75㎎で、UNLIMITED ZEROは100㎎。

 この値は、まだまだ355mlサイズのモンスターエナジーに劣っており、決してカフェインジャンキー達を満足させる値ではないものの(笑)、従来のZONEシリーズの様な大量の糖質が押し寄せる事が無い為、身体の覚醒には十分な効果を発揮します。


 そして、もうひとつの特徴であるアルギニンの増量はより顕著で、従来の500㎎から倍増、何と1000㎎も配合されていますね!

 アルギニン1000㎎配合のエナジードリンクは、国産では他に「アイアンボス」しか存在せず、かなりの気合が感じられました。


 ちなみに、アルギニンの効果は外傷や感染等からの回復を助ける働きで、女性には嬉しい美肌成分・コラーゲンの生成も助ける働きもあります。

 ターゲットに着実にすり寄っていますね(笑)!


 以上の考察から、ZONE UNLIMITED ZEROはブドウ糖効果による脳の覚醒を放棄した代わりに、身体の覚醒や回復等、仕事でのもうひと踏ん張りを支える「肉体派エナドリ」へと転向した異色作と言えるでしょう。


 それは、デジタルコンテンツ活用にフォーカスしていたZONE本来の効能とは真逆に位置する為、果たしてZONEでやるべき事なのか?という疑問は残ります。

 しかしながら、誰でも飲める適度なカフェインと適度に快適なテイスト、加えて圧倒的なコストパフォーマンスと言う点で、現時点に於ける「エナジードリンク入門商品」に位置付けられるであろう事は確実でしょう。


 エナジードリンクを避けていた女子高生あたりが、友達と100円ずつ出してエナジードリンク初体験……みたいなシチュエーションを、メーカーもかなり期待していると思いますね(笑)。


 だからこの宇宙刑事みたいなデザインは止めろ!



 ZONE UNLIMITED ZEROの最適な活用法は、お腹が膨れない程の軽食(おにぎりやサラダ等)を食べた後に飲み、給料日前のハングリーな仕事を乗り切る事だと思います(笑)。


 独特のテイストを持つエナジードリンクは元来食事のお供には向きませんが、食後にミネラル系の後味が僅かに残る、昆布おにぎりや海藻サラダにだけは合うと確信していますね。


 



 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 先日コレを飲んでみたのですが、意外と美味しかったですね。ただ青程の中毒性はやはりない気がします。 青はなぁ、あの飲み口のせいでグイグイいっちゃうんですよね(太りそう
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ