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巫女姫はかく語る  作者: 境 美和
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光と闇の呪い

鷹は、物言わず何も語らず、鳴く事もなく、その後用意されたパンをミルクと煎じ薬に浸したものを少しとると、テュティのベッドとは別に用意された籠の中にぐったりと横たわった。

 突然の野生の獣の登場に、テュターン王子が手配した侍女が急ぎ王子に伝令を飛ばし時を置かずして王へも喜びの伝令が飛んだ。

 曰く、巫女姫の部屋に迷い込んできた白い鷹は、神――――”我が君””我らが君”の御使いではないか――――

 あっという間に周囲は沸き立ち、その日の真夜中にはそういう憶測が館中を駆け回った。テュティは鷹の正体を口に出す訳にも行かず、長い歴史の中で前例がない事を唱え神の御使いではないと否定したが、その言葉は信心深い者達によりかき消された。

 一夜を明け神事は鷹と共に行われた。

 柔らかな干し草とシーツを敷いた籠に横たわる白い鷹はまだぐったりとしていたが、構わず泉の前に連れ出された。

 テュティは周囲の身勝手さにも己の無力さにも怒りを覚えたが、ならばせめてと籠を抱き寄せ、羽を撫でて一心に祈る。歴代の巫女姫たちの声は聞こえないが、朱塗りの文様が浮き出る手先がゆるゆると熱を持ち、羽を撫でる度にやはり羽の艶が生き返っていくのが分かった。

 冷たい泉の前で神事を執り行う。鷹を籠から膝の上に移し泉に深く礼を取り、今やどこにもいない神に言葉を述べてゆく。


 いいや、神はいるのだ。ただ独り。


「わたしは貴方と共に在ります。

 ひかりになったわたしは貴方と共に」

 祈る言葉は誰に何に捧げられたものか。テュティは膝の上に乗せた鷹に、あらかじめ用意されていた花束で花冠を作っていく。一編み一編みに快癒を願い編みこんでいき、出来上がると泉には沈めず膝の上の鷹の首に通した。神の使いとされてしまった魔術師にせめても早く治って欲しい一心だった。

 神はいる。恐らくこの魔術師こそ、残っている最後の魔術師。魔術師こそが神だとテュティは既に気付いている。それを推しても、弱っている姿にはとても縋る気にはなれないが。


この魔術師を、城に連れて行かせてはダメ


 神の――――”我が君””我らが君”の使いという噂は王にも王子にも伝令で届いているだろう。

 ”我らが君””我が君”との長い歴史の中で全く前例がない事態に彼らはどう動くだろうか。もしやこの弱った魔術師を城に連れ帰らなければならなくなるのではないか。そうでなくとも、もしやテュターンが様子を見に来るかもしれない。そうなったらこの鷹はどうなってしまうだろう。テュティの懸念は深かった。早く、元気になって欲しい。


ああ、わたしはこのひとを満足に救えるだろうか――――


 城に連れ帰ればみすみす弱った鷹を見殺しにしかねないだろう。その前に生気を取り戻して貰わなければ。その為にはまだ薬草と休息が必要だ。けれど、本当はもっと時間を取れればよいのだろうがそんな悠長な事を言っている時間が持てるか分からない。

 花冠を捧げられた鷹は相変わらずぐったりとしていて、時折目を薄っすらと開けるだけだった。

 テュティはそっと身をかがめ鷹の顔に顔を近づけると、大丈夫ですか、と囁きかける。

 それははた目から見れば鷹に口づけているかのように見えた。白い鷹に美しい娘が顔を寄せている。その様は凡そこの世の者でないかのように神々しく美しく、神事を見守る騎馬隊の面々やお付の侍女達の面を輝かせるものだったが、当人達に意思の疎通はない。


わたしの身体が光に溶けないうちに、わたしはこの人を助け、おにいさまを殺さなければ


 テュティの身体に浮き上がる朱塗りの文様は消えない。テュティ自身いつまで人の姿を保っていられるだろうか。


わたし

わたしは、おにいさまを殺す


 隠し持つ毒薬の完成には、あと一工程足せばよいだけだった。けれど明日もこの場に居られるとは限らない。王の温情でこの場に居るだけなのだ。

 わたしは、兄を亡き者としてみせる。暴虐的なやり方で隣国を仕切る兄が居なくなったら、世の中は一時混乱するかもしれないが、このまま残虐な兄に、テュターンに国を任せる位なら、亡き者とした方が良いだろう。王は一度神から離れた。なら、きっと兄からも離れられる。大丈夫、隣国と力を併せて、山脈から見渡す限り一帯海辺までを安寧に導いてくれると、信じている。


暴虐な悪魔に――――おにいさまに支配されるぐらいなら


 泉に向かい昨日と同じことを繰り返す、その心の内には”我が君”のことは既になく、歴代の巫女姫も遠い。光と消えたら、私は宝石となるのか、薬草となるのか、その前に暴虐な(おにいさまを無きものにしなければ。

 テュティの決意は固かった。

 赤茶けた大地を護っていた魔術師が何故自分の元に来たのか、テュティにその真意は分からない。テュティとて知りたいと思ってはいたが、今は、会えただけで幸せだと思うことにした。


本当の本当は

わたしは、このひととお話をしてみたい


 それがもし叶ったとして、魔術師――――絶大な力を持つ新たな神に、いざその場に臨んだら、自分はなにかを願うのだろうか。


暴虐ではないだろう神に

弱り果てた魔術師に


 テュティは弱り果てた魔術師、白い鷹を撫でて、一心に快癒を祈る。冷たい泉の前にずっと座ったまま、その日泉の散策はせず、ただ鷹を膝に抱いて祈る仕草を繰り返すだけだった。



 その日、テュティは夢を見た。

 それは、永い事時間を隔てていた真っ蒼な光の膜が粉々に砕け散り、閃光と轟音がテュティ達を襲ったその日の光景。白い鷹は弱り果て、赤茶けた砂漠に堕ちた。

 静かな、夜の闇に似た声がする。

 

――――私が、あなたがたの神になる事は出来ない。私にはもう力が残されていない……――――


 それは或いは砂漠の、赤茶けた大地に吹き渡る風に似たもの悲し気な響きをしていた。それは滔々と語りだす。


――――私の魔術師としての力は大分衰えた。時の結界が消え失せたのもその所為だ――――

――――幾星霜とかつて緑あふれる森を荒涼の大地に変えてしまった報いをしてきた――――

――――その中で、呼ばれ、あなたの癒しに触れられた事は私にとって僥倖だった――――

――――ありがとう――――


 年若い男の声は、唐突に途切れた。テュティの目の前には、幾ばく生気を取り戻した白い鷹が羽を畳んでひとり佇んでいる。

 力が残されていない、テュティはひとりごち、確かな落胆に一つ息を――――それは無力を告げられて初めてこの魔術師へ何某か期待があったのだと気付き、そんな己にため息をついた。分かっていた事だが、魔術師には既に力がない。この魔術師を助けてもなんの得にもならない。

 それでも、テュティは魔術師と話せているこの状況が嬉しかった。


「わたしは、あなたが弱っていたから助けました。

 今は、体調の方はどうですか?」


 聞けば、話せるほどは回復していると返事があった。それだけでテュティは報われたような気になった。


「それは良かったです。

 私は、かつてこの国を治めていた神に嫁に望まれた娘です。

 今は神がいなくなって、国は私の、残虐な兄を神と崇めようとしています。わたしは、実の兄に嫁ぐ禁忌を犯させられる前に、兄を殺す為にこの地に来ました。

 もし、あなたの力が残っていたならば、わたしはあなたに頼ったかもしれません。この地の安寧を。

 でもそれも無駄と分かった今、やはりわたしは兄を殺し、わたし自身も光に消えるつもりでいます。

 どうかせめて、わたしの計画が上手くいくようにだけ、思ってくだされば幸いです」

 

 魔術師は応え、癒しのお礼はしようと約束した。それだけでテュティは満足だと思う事にした。本当はもっとずっと一緒に居たかったが、光に消える身でこれ以上を思うのは詮無いと思えた。


 目が覚めても鷹はまだ傍にいた。それがテュティは嬉しかった。

 テュティは、この神事が中止になるのではないかと危惧していたが、そんな事は起こらなかった。城からの伝令は、いたって冷静に鷹の事は現地で放してくるようにという事だけだった。その伝令に信心深い者からは不満の声が上がらない訳ではなかったが、現地と城とでは埋めがたい温度差があるよう。なにより、恐らく兄との婚姻まで幾ばくも猶予がないという予感を孕んでいた。

 その日も鷹は神事に連れ出されたが、テュティはあくまで自分の計画が上手くいくように、兄を失ったこの国がそれでもこの先も続いていくようにと歴代の巫女たちへ祈る事を芯に置いた。

 それから、テュティの神事は五日ばかり続いた。テュティの懸念をよそに、テュターンは館には来なかった。鷹は見る間に元気になり、既に何不自由なく飛び回れるようになったが、何か思う事でもあるのか、テュティの傍に在り続けた。

 テュティは兄を殺す毒薬を作り終えた後は、神事の傍ら鷹と戯れる事を日課にした。鷹に対して、神の御使いという声は消えていったが、テュティと鷹との仲睦まじい様子を見て、周囲からは鷹を連れ帰ってはどうか、巫女姫様の心の支えに、という声も上がるようになっていた。

 あの日以来、魔術師は夢に出てくることはなかった。

 鷹は何も言わず、テュティに連れ添う。その柔らかな腕にとまることはなかったが、テュティの近くに侍っていた。干し肉をテュティの手から食べ、その手に頭を撫でられても嫌がる事もなく目を細めると、クルル、と鳴く。連れ出された神事の間中もテュティの側で大人しくしていた。

 テュティが思うに、何かを見定めているのかもしれなかった。


 それでも、テュティは幸せだった。期限付きの幸せだと分かっていても、尚。


「わたし、あなたと居られて、とても嬉しいです」

 一度だけ、テュティは鷹にそう囁きかけた事があった。


 それは、テュティただ一つの我儘の裏返しだった。本当はずっと一緒に居たい心を押し殺して、一言だけ。

 本当は、本当のほんとうは、テュティは光に消える自身の身体を、恐ろしいと、光に解け消えるその瞬間が怖いと、思い始めていた。けれどどうしようもない。


わたしは、おにいさまを殺して、光に解け消える


わたしは


わたしは、この魔術師さんと、ずっと一緒に居たい


 鷹は相変わらず何も語らず鳴く事もしなかった。夢も見ない。ただ、その聡明そうな濡れた黒い瞳で見つめてくる。それをテュティも見つめ返す。

 瞬く間に日は過ぎ、城に帰る前日。

 その日の朝、テュティは日の出る前に館を抜け出し、泉の傍で朝露に濡れた茨を摘んでいた。まだ花の咲かない茎を棘も構わず摘みとると一編み一編み花のない冠として編みこんでいく。指先が棘に傷つけられたが構わず冠を一つ編み上げると、そっと頭に乗せた。それはおまじないだった。茨には願いをかなえる力があるとされている。

 その冠に、テュティは。

 と、その時。

 突如突風が吹き荒れ、部屋に残してきた筈の白い鷹が宙を舞った。それは見る間にいつかの夢の中で見た、プラチナブロンドに黒い瞳が印象的な魔術師の姿になる。

 テュティは初めて間近で見る魔術師の姿に圧倒され、暫し見惚れた。夢の中で見た彼のプラチナブロンドは、こんなにも褪せていただろうか。黒い瞳は、今や何某かの決意を宿しているよう。

否、黒い瞳は、初めから決意に――――悲壮なまでの想いに濡れていた。

 ああ、このひとはこの地を発つのだ、とテュティは落胆に、頭を垂れ、そのまま上げられずにいる。

 初めて対峙する魔術師は、テュティの頭一つ上から、濡れた黒い瞳でテュティを見つめていた。

 テュティは、顔を上げようとした。

 一瞬早く、声がした。


「あなたの呪いを、解くことはできるかもしれない」

「え・・・?」


 思いがけない言葉に、彼女は言葉を失う。呪い、とは。

「この、朱塗りの文様の事、ですか……?」

 別れを切り出されるものだとばかり思っていたテュティは、若干閊えながら呪いと呼ばれた事柄を推測して答えた。

 魔術師は神妙な面持ちで頷くと、光と闇の呪い、と呟いた。

「あなたにかけられた光と、あなたの兄上にかけられた闇の呪いが、成就しつつある。

 あなたが光に解け消える時、この地の安寧は闇の呪いによって打ち砕かれるだろう。今までは同胞が払っていた災いが降り注ぐことになる。

 あなたの兄上は恐らく――――っ!」

 咄嗟、魔術師は手を振り飛んできた矢を光の膜で打ち払った。尚も飛んでくる幾本もの矢から自身とテュティを護るように、辺りに透明な光の膜を張る。


「我が妃から離れろ!」

「!!! おにいさま! どうしてここに!?」


 恐れていた事態が――――テュターンがこの地にやってきた事に、テュティは動揺した。そして目まぐるしい展開についていけずめまいを覚えた。いけない。このひとを兄に害されてはならない。ああでもこの魔術師さんはもう回復したのか――――迎えに来たとしても、どうしてこんな早朝に。

 妹の混乱を尻目に、彼女の兄テュターンは堂々とした足取りで兵を引きつれてテュティ達の元へ歩み寄ってくる。

「我が花嫁を迎えに来たのだ。鷹とやらもはく製にしてやろうと思ったのだが――――その男はなんだ? 怪しいやつめ!」

 テュターンは悠々と腰の剣を抜き、嗜虐に歪んだ笑みを浮かべている。

 対して魔術師は、冷静にテュターンを黒い瞳で見つめていた。

「ああ、やはり闇の呪いにかかっている。この二つの呪いを解けば、あなたは魔術師になる」

 というと、やおらテュティを抱き寄せ、解呪を、と、テュティの額に手のひらを当てた。突如抱き寄せられ、額に手のひらを当てられて、テュティは緊張よりも放心状態でそれを受け入れる。全身が沸騰したかのように熱い。被っていた茨の冠が抱き寄せられた拍子に腕の中に落ちた、それが、恐ろしい程の熱を持っている。

 目の前の光景にテュターンは激怒するでもなく、抜き放った剣を二度、三度と振り下ろし、光の膜の手前で立ち止まった。

「マジュツシ? 悪しきものがなんだというのだ。俺がそれになるとでもいうのか」

 立ち止まり、静かに剣を構えている。

 対して魔術師は、テュターンの問いかけとも言えない挑発に律儀に答えた。

「――――あなたではない。あなたは解き放たれる」

 魔術師の腕の中、額に魔術師の体温を――――その冷たさを感じつつ全身で熱を暴れさせているテュティは、呆然と、闇の呪いについて思いを馳せる。いつの頃からか冷たい人間になってしまった兄は、幼い頃はそんな事はなかったように思えた。朱塗りの文様が浮き出る少し前から人の変わってしまった兄は、それは、闇の呪いの所為だったのだろうか。

 朱塗りの文様が浮かび上がり、体が光に解け消えた歴代の巫女姫たちと同様に、その対となる闇の呪いの受け手がいたのだろうか。それをあの赤ら顔の”我が君””我らが君”が得意げに払っていたのだとしたら。巫女姫が光に消える日、それは決まって空が大曇りとなっていた、その事と光に消えた後の青空と。何か関係があるのだろうか。


わたしが、まじゅつしになる・・・?


(この国の――――見渡す限りの地の、安寧を)


 歴代の巫女姫たちの声が聞こえた気がした。魔術師に抱き締められている最中、ひとり、年老いた白髪の女がテュティに手を伸ばしている。その顔は、隣国の崇拝する女神の麗しい顔と不思議と酷似していた。魔術師の手のひらが離れていく。その冷たさを追ってそちらに視線を向けると、兄がその持っている剣で光の膜に切りつけている様が見えた。その背後にどす黒いものの塊が、今は、見える。


「わたしが、魔術師になるのなら」

「このちからが、わたしのものだというのなら」


 テュティの口から声が出ていた。それはテュティの声であり、歴代の巫女姫たちの声であり――――隣国の力の弱かった女神の声でもあったのだろう。幾星霜とあふれ出る苦渋と苦悩に満ちた記憶が巫女姫たちのそれと相まって、テュティの頬をぼろぼろと濡らしてゆく。

 テュティの腕の中、茨の冠だったものが真っ白な短剣へと姿を変えていた。魔術師がそっとテュティを解放する。浮ついた自分の足で大地を踏みしめ、テュティは短剣を手に、兄と対峙していた。

 瞬間、時が止まる。

 テュティの変化に気付かず、光の膜を切る事に躍起になっていた兄テュターン。黒々と靄を帯びている彼の腕の中に飛び込むような態勢で、テュティは渾身の力を振り絞り、短剣を彼の胸深くへと突き刺した。


「もう、残虐な神は、いらない!!!!!」


 瞬時、その場が眩い陽光に包まれ――――テュティが気付いた時には、辺りの者は皆一様に気を失っていた。それは、胸を短剣で深々と突き刺されたテュターンも同様に。

 唖然とするテュティの背後から、声がする。

「これで、あなたは自由だ」

 その一言で、テュティは自分の身体に朱塗りの文様がない事、自分が魔術師になった事を悟った。兄は、生きているのだ。それは漠然と分かる。兄の闇の呪いは払われた。それも、自身が行ったことだと分かった。テュティは光に消えなくなった。そして、残虐な兄は消え去った。神は――――神は。

 呆然と立ち尽くす彼女に、声が掛けられる。

「ひとつ、お願いを聞いて頂けないだろうか」

 見ると、背後の魔術師が真剣な面持ちでテュティを見ている。テュティは何を、とその濡れた黒い瞳を見返した。

「私と、伴侶になって欲しい」

「私は砂漠化した大地を再び緑豊かな大地に蘇らせたい

 砂漠化させてしまった地に生きる人々を助けてあげたいと思っている

 ――――それ以上に、あなたと共に在りたい」

「わたし、は――――……」


(この国の――――見渡す限りの地の、安寧を)


テュティの中で、幾重にも響く声があった。確かに在る。その声は巫女姫たちの願いであり、恐らくは隣国の女神の願いでもあるのだろう。

 それでも、それを推しても魔術師の声はテュティに甘く響く。

 

「わたしも、あなたと一緒に居たい、です」


 だから、か。けれどだろうか。彼女は、魔術師の手を取った。

 

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