心の病気になりやすい人は10人に2人
世の中には心の病気になりやすい人がいる
でもその割合は約二割
だから、その他大勢には理解してもらえないのかもしれない
『適応障害』と診断されてしばらくは家から出られなかった
電話にも出られなかった
人に会ったり話すのがとにかく怖かったから
しばらくしてようやく家から出られるようになって初めて行ったのが図書館だった
何故か『早く体力をつけないと』という思いが強く、1キロ程度の距離だったが歩いて通い始めた
それまで『適応障害』という病気を知らなかった
名前を聴いたこともなかった
なので、『適応障害』に関する本や心の病気に関する本を借りては読んだ
ようやく自分の病気について分かったことに加えて、世の中には心の病気にかかりやすい人がいる事も分かった
割合的には10人に2人程度だと言う
そういう人たちには特徴がある
周囲からの刺激に対して過敏に反応してしまう
なので、その本の中ではこういった特徴を持つ人を
Highly Sensitive Person(略してHSP)と呼んでいた
20個程度のチェックリストで14項目以上あてはまったら、HSPである可能性が高いらしい
チャックしてみたところどうやら僕もその範疇に入るようだ
刺激に対して過敏に反応してしまう=ストレスを感じやすい
という事になる
今まで僕はいろんな仕事をしてきたが、接客業や人とかかわることの多い仕事が多かった
はっきり言ってHSPに全く向いていない職業だ
もっと早く分かっていたら仕事を選び方も変わって違う人生を送れていたかもしれない
そう思ったところで過去には戻れない
それにどんな仕事にしろ少なからずストレスはつきものだし、刺激の無い人生なんてつまらないだろう
もう体調を崩して辛い思いをするのは嫌だ
人生の最後を迎えるまでは、なるべく平穏に暮らしていこう