死の気体
身の回りに当たり前のようにあるもの
それが恐ろしい凶器に変わる
『完全なる自殺の手引書』にはカテゴリだけでも11種類の自殺の方法が記載されている
でも僕が実行できそうな、痛くなく、苦しくない方法は、薬とガス(気体)を使った方法だった
現在出回っている薬は、自殺防止の為なのかかなり安全のためのマージンがとってあるらしく
それだけで自殺しようとすると数百錠飲まないとだめらしい
だから薬を使うとすれば、恐怖心と苦痛をマヒさせる為に使って実際に死ぬためにはガス(気体)を使うのが確実のようだ
残念ながら手引書には一酸化炭素中毒での自殺方法しか記載がなくこれには苦痛が伴う
ネットでいろいろ調べた結果、理想的なのは『窒素』を使う事
空気中に78%とかなりの割合を占めるその期待は空気中に含まれている限りは無害
ただその濃度が上がって酸素の割合が減っていくとその凶悪さが増していく
酸素濃度16%: 呼吸脈拍増、頭痛悪心、はきけ、集中力の低下
酸素濃度12%: 筋力低下、めまい、はきけ、体温上昇
酸素濃度10%: 顔面蒼白、意識不明、嘔吐、チアノーゼ
酸素濃度 8%: 昏睡
酸素濃度 6%: けいれん、呼吸停止
(瞬時に昏倒してしまい、その後数分で死亡)
酸素濃度が8%以下になると死亡する可能性が高くなる
問題は、入手方法と、脂肪までの数分間濃度を保ち続ける方法だ