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小さな瑕

「もう、いい加減にして!」

私は電話口で怒鳴っていた。

「ごめん。そんなに怒らなくても。よく説明もせず、無理矢理連れて行かせたのは悪かったと思ってる。でもね……」

「教子のためを思えば……でしょ? もう聞き飽きたよ」

姉は私を無理矢理入信させたことについては反省していたが、納得させて入信させることは未だ諦めていなかった。

「教子が苛立っているのはよくわかってないからよ。きちんと知ってほしいの。今度朝倉さんと話してみない? 私なんかより説得力あるし、何よりも彼女と話すだけで心が落ち着くわ」

どうやら私は最近特に情緒不安定で姉として放っておけないから助けたいということらしい。私がイライラしている原因がそもそも姉だということをわかっていない。どんなに話しても平行線の、この無限地獄からどうすれば抜け出せるのだろう。

姉と母は似ていた。

母から「教子のために言ってるの」と、小言を言う時によく言われた。その度に「私に押し付けないで、結局は自分のためじゃない」と反発した。今思うと母は本当に私のために言ってくれていたんだと思う。でも、私はそう言われる度に母を疎ましく思い、何でも母の言う通りに出来る姉を疎ましく思っていた。

治樹が帰ってきたからと断わって一方的に電話を切った。

姉は治樹に対しては距離を置いているような感じで、あれ以降誘うことはなかった。

「なあ、教ちゃん。お姉さんと会うのしばらくやめたら?」

「最近会ってないよ。電話かかってくるだけ」

「教ちゃんの身内にこんなこと言うのあれだけど、お姉さんはもう普通じゃないよ。出来るだけ距離をおいたほうがいい」

私は治樹のこの言葉に失望した。

「そうだね」と言い残して寝室にノートパソコンを持ち込んで引き籠った。

被害者の会にアクセスした。この時間は見ているかもしれない。ドキドキした。最新の書き込みを読んでみると、教義についての難しい議論になっていた。教義と信者の行いの大きな齟齬やそもそもの矛盾点を指摘していた。あまりの深い洞察に信者よりこの宗教を熟知しているのではと思った。書き込みの名前を見てみると「387」となっていた。

あっ、と思った。

宮永さんのハンドルネームだったんだ。「387――みやな…」こういう深い議論の最中に私の怒りに任せた私情爆発の書き込みがあったら……。なんだか自分が恥ずかしくなった。

ここに書き込んで謝ろうか……。いや、そんなことしたらまたウザがられる。でも……宮永さんとつながりたい。気付いた時には送信ボタンを押していた。


---

名前:ポテコ

以前ここに書き込んだものです。あの時はかなり興奮していて支離滅裂な私情丸出しな書き込みで、せっかくの高尚な議論に水を差してしまったようですみませんでした。

ひとつ聞きたいのですが(愚問だったらごめんなさい)洗脳のようにマインドコントロールを解くことで覚醒させる方法論で、この宗教から脱退させることは可能だと思いますか?

---


しばらく待っても誰からの書き込みもなかった。書き込んだことを後悔して、パソコンの電源を落とした。もう寝ようと立ち上がりかけた時、ケータイが鳴った。藤枝さんからのメールだった。


---

夜分遅くすみません。さっき僕のサイトに書き込んでくれましたね。ありがとう。実は相談がありまして、またこのあいだのバーで会いませんか? 来週の土曜日あたりいかがですか?

---


私は嬉しくなってすぐに返信した。


---

こんばんは。サイト見てたんですね。管理人さんだから当然か。でも返答がない(T_T)

来週土曜日OKです! 私が相談に乗れることなんてあるのかな。とにかく楽しみにしています!

---


すぐに返信がきた。


---

あれ?返答見てないの?見ないほうがいいかな(汗)

来週の土曜、僕も楽しみにしています! では、おやすみなさい。

---


私は急いでパソコンを立ち上げた。私の後に書き込みがあった。


---

名前:387

愚問です。そもそも洗脳とマインドコントロールは違うし、この宗教は信者を洗脳しているわけではない。こういうことを書くと信者が反論してきてここが荒れるからやめてね。出来ればもう書き込まないでほしい。

あなたのような書き込みはこちらへ[リンク]

---


なんて冷たい返答。もういちいち凹まないぞと思いながらリンクをクリックした。

メーラーが立ち上がった。これはどういうことだろうと一瞬考えたが、都合良く受け取ることにした。

宮永さんとつながった。胸がきゅんとした。


---

宮永さん、こんばんは。

相変わらず辛口のコメントありがとう。

ここには私的なこと書いていいんですよね。

藤枝さんから宮永さんの経緯聞きました。奥さんがなぜ入信したのかは藤枝さんも知らないということで教えてもらえませんでした。

プライベートに踏み込むような話であれば無理に聞くようなことはしません。でも、よかったら聞かせてほしいです。

まだ一回しかお会いしていないのに宮永さんのことが頭から離れません。

盛崎 教子

---


これって愛の告白になっちゃうかな。最後の一行は消そうか消さないでおこうかさんざん迷ったが、もう零時もまわって大胆になっていた私はそのまま送信した。


翌日返事が来ていた。


---

盛崎さん、こんにちは。

ボクもあなたのことが頭から離れません。

妻が入信した理由はボクの浮気が原因です。会社の女の子とエッチしたことが知られて彼女は自殺未遂まで起こしました。

妻はボクと違って純粋な女性です。

今度会ってもっとじっくり話しませんか?来週の土曜日あたり。返事を待っています。

宮永

---


私は怖くなった。この人は私が思っている以上に危険なのではないか。会わなかった方が良かった。またその思いが私を支配していた。


約束の土曜日は藤枝さんと会っていた。バーで会うと宮永さんと遭遇する可能性が高かったので、時間も早めて駅近くのカフェでお茶することにした。

「知ってたんですね」

宮永さんの奥さんが入信した理由を話すと藤枝さんは「聞いちゃったのか」と呟いた。

「彼はあの容姿だから女性が寄ってくる。奥さんからしたら心配でしょうがなかったんだろうね」

事実自分も彼に惹かれていたことを思うと、なんだかやりきれない。

「前に奥さんは謙翔会の幹部の愛人になっているんじゃないかって言ってましたけど、それは確かなんですか」

「僕はよく神奈川東支部に潜入するんだけど、顔の知れた幹部と一緒にいるのを何度か見かけたんだ。彼女は相当な美人だった。普通、入信二年で幹部と席を同じくするなんてことなかなかないからね。信者は各支部に何千人、何万人もいるわけだし。それに……」

ここで藤枝さんは一拍おき、声のトーンを落として言った。

「宮永から直接聞いたんだけど入信してからはセックスを一度もしていないらしい」

「それって……」

「妻が嫌がると言っていた」

「そう、なんですか……」

私は宮永夫妻の夜の生活を聞いてどうするつもりなのか、話題を変えようとしたが、藤枝さんはさらに声のトーンを落として言った。

「宮永がよくバーにいるのは、気に入った女性に声をかけてお酒を飲ませて、そのままやっちゃうって話」

私は以前、藤枝さんに送ってもらった時に言われた言葉を思い出した。

「『彼と一緒に飲んでやってよ』ってそういう意味だったんですか?」

私は怒りで体が震えていた。藤枝さんは「違う、あれは違うよ」と強く否定した。

「あれは本当に、純粋に宮永はお酒が好きだから、一緒に飲んだらもう少し打ち解けるかなと思ったんだ」

苦しい言い訳にも聞こえたが、もうこの話題を話すのも嫌だったので、それ以上何も言わなかった。

「ところで私に相談っていうのは……」

藤枝さんが急に下を向いてしまった。

「どうしたんですか?」

そのままの姿勢で「後ろ振り向かないで」と小声で言った。誰かが出て行った気配――。

「あのバーのウェイターだよ。見られたかもしれない」

私と藤枝さんが会っているのを見たら、速攻宮永さんの耳に入るだろう。

「話を戻そう。そう……今日僕が盛崎さんを呼んだのは」

水を一口飲んで間をあけた。

「神奈川東支部に潜入して宮永の奥さんに近付いてほしいんだ」


「どうしたの? さっきからボーッとして」

「え? ボーッとしてる?」

「最近寝室に籠ってパソコンばっかやってるし。今日はどこ行ってたの?」

治樹と夕飯を食べるために早めに帰ってきたが、どうしても今日の話に意識がいってしまう。藤枝さんの母親の病気が悪化して、週末はどうしても病院に付き添わないといけなくなったため、藤枝さんの代わりをしてくれというのだ。

藤枝さんは実は謙翔会を退会していず、現在も信者として登録されているため、ほぼ毎週末神奈川東支部に通っていたのだ。まさか被害者の会の主催者が今も信者だなんてことは言えないから嘘をついていたとのこと。それにしてもすごい執念だと思った。神奈川東支部に潜入している内、母親にいろいろと法外な値段で物品を売り付けた人物が特定できたという。母親が買ったものには教団公認のものももちろんあって、多少割高にしても常識的な値段であり、法外な値段で買ったものは一部の幹部が教団とは関係なく、独自に売っていたものだとわかったのだ。その幹部というのが宮永さんの奥さんを引き連れていた人物……。

「ねえ、私が入信したらどうする?」

「まさか、お姉さんと一緒にあの宗教に!? 教ちゃんお願いだから、俺をおいてあっちの世界に行かないでよ~」

治樹は泣きそうな声で訴えた。

「嘘だって。ごめん~~。治ちゃんをおいていかないよ」

私は治樹の頬にチュッとキスをした。治樹は「教ちゃん~」と泣きまねのような仕草でギュッと抱きついてくる。かわいいやつ。こういうのが幸せなんだと思った。

寝る前にいつもの習慣でパソコン立ち上げた。宮永さんからメールが来ていた。


---

盛崎さん、こんばんは。

今日、バーの店員が、駅前のカフェで藤枝と一緒にいるあなたを見たと教えてくれました。

ボクの誘いは断わって、藤枝と会うなんてひどいな。

藤枝なんかのどこがいいの?

ボクがあなたのことを好きだって言ってるのに。

ボクに抱かれたらどんな気持ちになるか想像して?

会いたい。盛崎さん、あなたのことが忘れられない。

宮永

---


私は気味が悪くなってすぐにパソコンの電源を落とした。


その後二日は何もなかったが、三日目、また宮永さんからのメールが届いた。

土曜日あのバーに来てほしいという内容のメールで、さらに藤枝とは会うなと、少し脅迫めいた言葉が綴られていた。私はあまりの宮永さんの変容ぶりに戸惑ったが、そもそもそんなに彼を知らないことに思い至った。

私は藤枝さんに電話をかけた。先週の相談の返答をしないといけないこともあったが、この状況を打ち明けられる人が彼以外なかった。土曜日、彼が母親の付き添いで病院に行く前に二時間程度なら時間を作れるというので会うことになった。

この頃から治樹は私の外出を疑うようになっていた。


「やはり、入信しないとダメですか?」

先週とは別の、駅の反対側のカフェで会った。

「まず、何かあった時に会員証を提示させられるからね」

会員証なんてあるんだと驚いた。以前、名前を書いて誤って入信してしまった時にはそんなものはもらわなかった。そのことを言うと、

「発行される前に、退会したからね。名前を書いて早くて一週間くらいで会員証が届くよ」と教えてくれた。

もう、一回入信しちゃったし、どうってことないか、などと軽く考え始めている自分がいた。姉は喜ぶだろうなと他人事のように思っていた。

「会ってそんなに経ってないのに、こんなことを盛崎さんに頼むのはほんとにずうずうしいけど、ようやく手繰っていたものが掴める矢先だったから……。母はもうそんなに長くないんだ」

最後の言葉はまるで付け足しのように言った。

私は胸がつまった。この相談を受けることに躊躇していた自分から、そんな重要な役目を私が果たせるのかという躊躇に変わっていた。

「あの、宮永さんの奥さんに近付けばいいんですね」

「そう。かならず、背後にあの幹部がいる。実はね、母に高額な仏像を売ったのは、宮永の奥さんなんだよ」

「えぇっ!」

素っ頓狂な声が出てしまった。

「それ、宮永さんに言ったんですか?」

「言えない。言うつもりもない」

そう言った後、私と目を合わせ、真剣な面持ちで懇願するように続けた。

「宮永とはもう合わないほうがいい。君に対してのしつこい誘いも何か危ない気がする」

「危ないって?」

「今はよくわからないけど、単なる求愛云々だけじゃないような気がするんだ」

私は頭が混乱してきた。ふと時計を見ると、もう出なければならない時間になっていた。

二人で駅に向かい、「詳しいことはまた電話します」と言いながら藤枝さんが改札を通ろうとした時、神様のいたずらとしか思えなかった。

改札の向こう側に、宮永さんがいた。

「よう! 何やってんの?」と私たちに近付いてきた素振りは陽気そのものだった。

「俺抜きでデート? 藤枝くんもやるねぇ。最近バーにも来ないと思ってたら……」

今度は私の方を向いて「メールくれないんだね。期待してたのに」と言った。

「そんなんじゃないよ。これから急ぎの用があるんだ。あとでまた話すから」と私を促し立ち去ろうとする藤枝さんに、急に真剣な面持ちになって宮永さんが迫った。

「俺を避けるのはいいけど、こそこそやるのはやめてくれ。彼女に何を言ったか知らないけど」

そう言うと藤枝さんの反応も待たずに、そのまま改札を通って出て行ってしまった。私は宮永さんに対して一言も声を発せられなかった。

藤枝さんと別れ、帰りの電車の中で一人きりになると、ある言葉が頭を巡り出した。

『メールくれないんだね。期待してたのに』

前の座席の女の子が早業と思えるスピードで、ケータイのメールを打っている。それを見るともなく見ていた私は、ふとこの言葉を呟いていた。

「彼にメールをした……」

まさか――。ある考えが私を支配していた。早く家に帰って確かめたい一心で、最寄りの駅から自宅までダッシュしていた。家に着くと、真っ先にパソコンの電源を入れ、立ち上がるのを待っている間にコートを脱ぎ捨てた。被害者の会のサイトにアクセスし、387と書かれた文章を目で追う。次に、宮永さんからのメールを――。

「違う……」

愕然とした。なんで気付かなかったんだ? 何よりもボクという言い方を彼はしない。あの日の出来事を懸命に思い出した。私が掲示板に書き込んだ後、藤枝さんからメールが入った。それで私は宮永さんから書き込みがあったことを知ったのだ。当然、私がすぐにリンクをクリックしてメールを出すのを藤枝さんは解っていたはずだ。彼はあのサイトの管理人だ。宮永さんがリンクをはったアドレスをあの日だけでもこっそりと変更することは彼なら簡単だ。

私が送ったメールは藤枝さんに届いたのだ。

私はすぐにあの日の書き込みを探した。すでにリンクは外されていた。


翌日私はバーに行った。時間が早いのか宮永さんは来ていなかった。ウェイターに声をかけた。

「先週末、駅の近くの『タリーズ』で私と藤枝さんが一緒にいるのを見かけて、宮永さんにそのことを話しました?」

ウェイターは怪訝そうな顔をして、「話すも何も、見てないですよ」と言った。

確信に変わった。今日はお酒を飲みたい気分だった。

「何かおすすめのカクテルない?」

「そうですね……」

「スコーピオンなんてどう?」宮永さんが割って入ってきた。「今日は藤枝と一緒じゃないんだ」

私は宮永さんを見るなり、泣きそうになってしまった。彼から目を逸らし「じゃあ、それください」というのが精一杯だった。

「口当たりの割にアルコール度数が高いから、女の子を酔わすにはもってこいのカクテル。別名さそりの毒」

「そうやって、女の子を落として、やっちゃうってのはほんとなんだ……」

私は藤枝さんに騙されていた経緯を話した。宮永さんは最初黙って聴いていたが、時々「くそっ」とか呟いたり、話の最後には大笑いしていた。

「じゃぁ、宮永さんの奥さんのこととか、嘘なのね」

「いや、藤枝が語ったことはほぼ事実だよ」と言って退けた。

「宮永さんの浮気が原因で奥さんが自殺未遂したというのも?」

「そう、事実」

私は再びショックを受けた。

「彼女が幹部の愛人じゃないかというのは藤枝から聞かされたことで、セックスレスってのもまあまあ当たってる。だけど、それを満たすために手当たり次第、女性に酒を飲ませて……ってのはひどいな」とここでまた笑い出した。

「宮永さんっていい人なのか悪い人なのかわからない」

私は正直な気持ちを呟いていた。

「いい人だったら好きになってくれるの?」

「えっ?」

お酒もだいぶまわってきていたから、胸の内をそのまま声に出してしまいそうだった。

『私が好きになってもいいの?』

でも、声にはならなかった。分別の付き過ぎる大人の女である自分を恨めしく思った。

私は藤枝さんから受けた相談のことも話した。相談の内容が宮永さんの奥さんに近付くということに対して、宮永さんがどういう反応をするのか気になったが、

「あいつ、母親の病状のことなんて俺には一言も言わない」と吐き捨てるように言っただけだった。そして話を聴き終えると、ウェイターからペンを借り、紙切れに何か書きはじめた。その紙を私に渡して、

「やってみたら? 俺の妻がほんとに愛人かどうかも君の目で確かめてきてほしいし」

あっさりと言う。

紙には電話番号とアドレスが書かれていた。彼の本当のアドレスが書かれているその紙をじっと見つめながら、私は昨日から考えていた当たり前の疑問を口にした。

「なんで、藤枝さんは、あんな細工までして私を騙したのかな……」

宮永さんがびっくりした顔をした。

「わからないぃー?」語尾を思いっきり上げてこれでもかという疑問形で言った。

「君から俺を遠ざけるために決まってるだろ!」

「それって、宮永さんの奥さんに近付かないといけないから?」

「マナミが藤枝の母親に高額でものを売りつけたんだろ? そのダンナだよ。俺は」

マナミさんって言うんだ、奥さん。ちょっとズキッとくる。

「まあ、それは表向きの理由で……ほんとにわからないの?」

まさかと思っていた言葉を彼は発した。

「あんたのことが好きだからだよ」

悪酔いした頭がズキズキと鳴った。


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