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流星夜  作者: 麗穏
旅の始まり
9/25

発見


 次の日の早朝、ラックは起きていた。空腹で目が覚めたと言うのもあったが、はやる気持ちがそうさせたのだろう。

 ラックは使っていたハンモックを綺麗に折りたたみ、鞄の中に入れた。昨日買ったものはアレックと合流してから消費し始めようときめていたのでラックは食べれそうな木の実を探しに森の深いところまで歩き出した。


 谷の住民から教えてもらった種類は少なかったので、見たことがあるようなものも一緒に集めていった。作業はなかなか進まず、ようやく一握りの量が集まるのに半刻かかった。夏場の森にはたいてい木の実や果実が多くなっている。だが、この森は普通の森よりも少なかった。ラックはたくさんの森を体験してきたわけではないが、これだけは良く分かった。



 探し始めてから2刻経過、ようやく一食分になりそうな量が集まった。


 集めた木の実を小さな袋へ入れると、いよいよ空腹が目立ってきた。


  はやく食べてしまおう。そしてアレックを探しに出るとしよう。



 そう考えたラックは森の中を歩きまわり、小さな渓谷の中に島のように浮かぶ一角を見つけた。楽しそうだと思ったラックは飛んでそこへ行った。


 その島のような一角には木が何本か育っており、実をたわわに実らせていた。

 


 「うみゃ~!あ、こっちの赤いのもおいしいにゃ~」


 旅に出てから独り言がやや多くなったラックはそんなことを口走りながらその実を食べていた。



 すると、驚くべきことが起きた。谷のはじから人がこちらへ飛んできたではないか。


 「お前、何してる」


 黒髪に茶色の目、アレックだった。

今回めっちゃ短いです。

すみません。。。

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