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流星夜  作者: 麗穏
旅の始まり
4/25

出発の前に

 

  その日の夕食は、ラックだけ自室でとった。

  親にどんなことを言われるか分からない上、荷物の最終確認をしなければならなかったからだ。自室で食べる時、ラックはあまり上品とはいえなかった。今回の場合、急いでいたのでいつもに増してテーブルマナーは気にしていないようだった。

  給仕の使用人達がラックの食べざまをさめざめと眺めているのにも一切注意を払わず、ラックは明日について考えていた。


  

  

  まずはあの森に行く途中の宿、資金の関係上1ヶ月以上いるのは無理そうだみょ。

 だけど結構、距離あったしにゃあ。野宿の可能性も出てくる。そこは覚悟しなくちゃだ。

  アレックと一緒になったとき、食費もいつもの倍かかることになる。

   切り詰めていかないとダメだにゃ。


  


   食事をおえてラックは自分はいったいどれくらいの間ここを離れることになるか、考えてみた。馬は使う気は無いので森まで大体2週間ほどだろう。探して、つれて帰ってくるのでは、1ヶ月ほどになりそうだ。


 「早く見つけて、帰ってきたら・・・」


  

  直接ラックの生活に関わることは少ないだろう。間違っても、さして多くないはずだ。

  でも、ラックはアレックがいたら何かが変わってくれるだろうと思っている。

  

 

   アレックがいれば、ひとまず下僕や使用人達と一緒にカードゲームやチェスをすることはなくなるだろう。



   ラックは 下僕 で思い出した。

   ラックの専属の下僕のシャムが仲の良いロックと長い休暇をとっていたのだ。

   シャムは帰ってくるのがラックが旅に出ている頃になるだろう。

   その間、シャムは何をしておくのだろうか。

   臨時で違う所に回されるかもしれない。シャムは城〔ラックたち王族は城に住んでいるのだ〕の住みつき使用人なので臨時休暇ということにはならないだろう。


   

   ラックはそんな事を考えながら窓の外に目をやった。月がいつも以上に美しく輝いているようだ。夜だけに吹く冷たい風がそっとラックの髪を揺らした。


 

 まだ出発しませんでした。。。

 駆け足で進めているので、説明不足が多々あります。

詳細不明でわけ分からんぞ、という方は質問受け付けていますので、お気軽にどうぞ。 

 次回こそ出発しますので、お楽しみに!

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