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青い地球(ほし)

作者: まさや



空を見上げたら


赤い夕焼けに


飛行機雲が伸びていた


きれいごとが頭に浮かびそうで


閉じ込めた


この茜色の空に嘘はつけない


なんとなくそう思った


景色が気持ちに勝った瞬間


僕は嘘つきな人間だと知った


知ったかぶり


きれいごとなんてそんなものだ


無理に何かを飾ろうとする


それは自分自身も


いつのまにか当たり前になってしまう


強くいること


憧れでいること


結局それは努力の賜物


強く見せること


憧れでありたいと思うのは嘘です


それは自分でない


むしろ他人


着飾ることに飽きる


着飾ることが苦しくなる


いつの日か


いつか


そう思うだろう


それはもしかしたら今、


悩みの種になっているかもしれない


それが芽を出し、花となったら


どれだけ堕ちていくのだろう?


自分が自分であることに意味を求めてしまうでしょう


でもそれはどこにもない


目に見えないもの追っかけて


螺旋のように


迷路のように


それこそ自分は自分でいられなくなる


素直な気持ちが一番なんだって


誰かが言った


きれいごとだと思っていた


この美しい世界で


嘘なんてホントは無いんだろう


それがあるのは僕らが


僕らでないから


それでも見上げた空が


綺麗だと思うのは


地球が教えてくれるから


大地の恵み


空の彩色


また明日は来ます


この空にもう一度出会えるかな

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― 新着の感想 ―
[一言] 100作目おめでとうございます! 綺麗な詩ですね´`* 偽りなく生きるのは難しいけど…それでも自分や周り、そして綺麗な世界に正直でいたいと思います。 ありがとうございました☆
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