表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
原作では破滅の運命の悪役女性! ⋯⋯でも色々違う気がします?  作者: Masa(文章力あげたい)


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/59

ことねの本当の気持ち⋯⋯

 「負けちゃたよ! 私の引っ掛けが通用しなかった!」

 「⋯⋯まあ、それはことねがわかりやすいから」


 文化祭の喧騒の中、仲良く歩くことねと湊。 二人は仲良く文化祭を巡っていました。


 「それにしても、凄いね文化祭! めちゃくちゃ賑やかだよ!」

 「ことね、この学校の伝統行事だぞ!  創立からどんなことがあっても中止したことがないんだ!」

 「へ〜、文化祭もそうなの! すごいね~」

 「凄いねじゃなくて、ことねにはとても関係ある話しなんだぞ!」


 湊が説明モードに入ってしまう中、ことねは考えていた。


 ーーたしか、原作でも文化祭は開催されなかったんだよね。 たしか、私が文化祭の当時に突然現れて、邪神を復活させるんだったね! 湊との恋に破れて絶望した心を、理想の信者に利用されて、そのまま私はーー


 「ことね! 俺は大切な話しをしてるんだぞ! そんな暗い表情で、まったく別のことを考えているなんて⋯⋯ことねは、俺と一緒が嬉しくないのか?」

 「あ、ごめん。 ちょっと真剣に考えていただけ⋯⋯ねぇ湊、聴いてもいい?」

 「なんだよ、そんなに改まって⋯⋯あ! 駄目だぞ! 屋台のご飯の食べ過ぎは!

⋯⋯ただでさえ、家には大食いがいるんだ! ことねまでそうなったら⋯⋯調理時間が半端ないって!」


 やれやれと言う表情をする湊。 ことねは表情を変えず、湊の方を見つめる。


 その様子に湊は応えるように、真剣な視線をことねに向けた。


 「湊はさ、⋯⋯私のことを川端ことねと言う、一人の女性として見てる? ⋯⋯それとも、川端家の神子として見ているのかな?」


 ことねは、そう言うと湊から視線を外す。 


 ーー何故だろう、今はまともに湊の顔が見れないやーー


 気づけばことねは、俯いてしまった。 


 そんな様子のことねに、湊は特に思うことがなかったようでーー


 「どうしたんだ? 胸焼けか? だから言っただろ、美羽と一緒にご飯を食べるなって! ⋯⋯アイツまた、『さてウォーミングアップはこれぐらいにして、これからが本番ですわ! 屋台の食べ物を、全部食い尽くしますわ!』とか言い残して、どこか行くし⋯⋯」

 「湊はさ⋯⋯もうちょっと私の気持ちを理解して欲しいな⋯⋯つまり、私のことどう思ってるか、聴いてるんだけどな〜」


 ことねは、前世の記憶を思い出した時、そして湊の顔を見た時に、心の中で一番心配だったことを思い出す。


 ーーたしかに原作とは状況とかは違う。 それでも私は、川端家の神子なんだ。

湊が、私のことをどう思っているのか、それがずっと気になっていた。


 今だってそう、別の女の話しを始めてる。 


 湊さ、私って実は嫉妬深いんだよ。


 彩乃ちゃんが初めて、湊に接触した時は、内心ビクビクしてた。 彩乃ちゃんに湊が取られるんじゃないかって、机で寝たフリをしながら、本当は嫌で仕方なかった。


 美羽ちゃんだってそう。 私ね、二人が再開して仲良く話すのを、気づかれないように見てたんだ。 うまかったかな? その後、知らないフリをして、二人に話しかける私。 


 本当にショックだったよ、だってそこに、私の知らない湊がいたんだもん。


 ずっと一緒に居て、なんでも知ってるって勝手に思ってた。


 私、馬鹿だよね。 それから、二人がコソコソ何かしているのを、私はずっと気づかないフリをしてた。 まあ、それが大食いの件だとは思わなかったけどね。


 そして毎日、悩んでる中で私は閃いたんだ。


 湊が、みんなを好きって思っているように考えればいいってーー



 



 


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ