11.お揃いの物(ペア)4
(まぁ、昔からそうなのは知ってましたけど。)とスペアード氏は思った。
「無事ならよかったですよ。 」
「無事じゃあねぇよ!チクショォォ!!俺の金がぁぁ!!」
「なんでもいいのではやく捕まえますよ!」そう言いスペアード氏はラバート氏に殴りかかった。だが、
「させるかよ!『宝物』」スペアード氏はラバート氏の攻撃をもろに受けた。しかし、
「あれ、私もなんともありませんね。」
「なんなんだよてめぇらまったく死なねぇじゃあねぇか!」ラバート氏のこの言葉に黒子は、
「黙れ!!俺の金を消しやがってもう許さねぇ!!殺す!!」と激怒し、
「『能力倉庫』『発火能力』!!燃えろ!!」と能力で攻撃した。
攻撃がラバート氏にもろにあたりラバート氏は燃えた。
「もう死にましたなんて言わせねぇぞ!!金返せぇ!!」と言い黒子は死にかけているラバート氏を蹴った。
そしてスペアード氏は思った(黒子さんは怒らせないようにしよう。)
事件は無事に終わり黒子とスペアード氏はあるカフェで話していた。
「黒子さんアポ取れましたよ。」
「・・・?なんのことです?」
「ほら気術の話ですよ。」
「あぁ、でいつになりました?」
「明後日です。」
「・・・は?」
「明後日です。なので急いだほうがいいですよ。」
「すみませんもう出ます!!」
「あ、場所は日本の桜島、名前は『綺羅 万』です!!それでは頑張ってください!!くれぐれも死なないように!!」とスペアード氏は走る黒子の背中に向かって叫んだ。
「あ、金渡すの忘れてたなぁ。後で銀行の口座に送っておこう。それにしても黒子くん元気だったなぁ」するとそこでスペアード氏の携帯に電話がかかってきた。
「誰だろう?あ、玄斗さんだ」と言いスペアード氏は電話に出た。すると、
「久しぶり、スペアード君」と携帯から音声が流れた。
「はい、お久しぶりです。『影野 玄斗』さん。」




