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月が綺麗ですね

バックムーン 

作者: Libra

7月の満月は、スーパームーン。

14日の3時38分頃いちばん月が大きく見えるそうです。

早起きの人は是非見てくださいね。(^^)

月の女神は眺めていた


草原を風と共に駆け抜ける


鹿たちを


月の女神はいつしか


一匹の牡鹿に恋をした


立派なツノが生えて美しい牡鹿


新月の夜


月の女神は下界に降り立った


光輝く美しい雌鹿になって


そっと湖に降り立った


その姿を


牡鹿は木陰から眺めていた


コトリ


小枝を踏む音


びっくりした雌鹿


目と目が合う


恋をするのに時間はかからなかった


草原を駆ける牡鹿と雌鹿


その姿はまるで空を駆け抜けて


夜空を飛んでいるようだ


雌鹿は


『また ツノが生え変わったらわたしはあなたに逢いにくる』


満月の夜


牡鹿はツノが生え変わる


バックムーン




牡鹿は


待っている


新月の暗い夜


光輝く


湖に降り立つ美しい雌鹿を






読んで頂きありがとうございます。

 7月は、北米の雄鹿(Buck)は角が生え替わり、新しい角が生えてくるので、バックムーンBuck Moon(雄鹿月)という名がつけられました。


戻り梅雨のようなお天気ですが、皆様見れましたか?

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― 新着の感想 ―
[良い点] 月の素敵な物語。 神秘的な空気感が好きです。 月がこの詩を通して、見えてきました! ありがとうございます(*´∇`*)
[一言] 角が生え代わる時期だからバックムーン。 なんとも粋なネーミングですね。 すっかり後ろの意味だと勘違いしていたので、後書きで意味が分かってスッキリしました。
[一言]  なぜ鹿なのだろうと思ったら、そうゆう意味があったんですね。  海外のアニメを観ているような、映像美ですね。  美しい詩の世界を有り難うございました。<(_ _*)>
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