薬草採取②
連日投稿四日目成功です!はい!
目標の一週間まであと三日。途切れないように頑張ります
勿論、目標と言うだけで、一週間が過ぎたらまた大きく開けるわけではございませんので、ご安心ください。
大きく開ける場合には活動報告、及びTwitterの方で報告しますので、そちらの方をご確認ください。
薬草採取はあと2話ほどで終わらせる予定です
では、『第壱章:此岸に咲きほこる緋陽色の花びら』の第二話『薬草採取②』
お楽しみください
「ふぅ・・・・」
ログアウトしたグリヴは・・・いや、浅深は大きく息を吐いた。
身体的な疲れはないが、ずっと同じ姿勢でいたことによる体のコリと、ずっと早い時間の進みの中にいたことによる精神的な疲れがあった。
「えっと~・・・今の時間は~、3時半か」
時間を考えると5時前くらいにログインすれば、時間的に丁度いい時間になるな。
6倍速で時間が進んでいるため、現実で4時間過ぎるごとゲーム内では1日が過ぎる。
しかし、ゲーム内で夜の間にログインしたとしても、うまみが少ない。
そもそも、薬師が薬作れない状況とか、鬼畜設定過ぎるだろ。
まあ、次からはもう少しスムーズに進めるようになるから、薬草もそれなりに採取できるとは思うけどさ。
夕食の準備をして一時間ちょっとを過ごし、五時少し前になった。
時間的にもちょうどいい時間になったので、浅深はログインをすることにした。
「リンクオン!」
グリヴは宿屋で再びログインした。
グリヴは街の外へと出て、森へと向かっていった。
街の外にいる魔獣を説明していこう。
今のところグリヴが見た魔獣は五種類だ。
一匹目は『ポイズンスライム』
毒の状態異常を使い、体当たりによって攻撃してくる。
攻撃力はそこまでないのだが、全長30cmほどで攻撃が当てづらく、さらにレベル差が伴って10回以上攻撃しないと倒せなかった。
今ならば、5回程度で倒せると思う。
二匹目は『レッドキャップ』
見た目はゴブリンで、速度が物凄く早い。
一回一回の攻撃は物凄く軽いのだが、攻撃回数が多くちまちまHPを削られていく。
避けることよりも攻撃を当てることの方が難しく、目が成れるまでに20分以上かかり、目が慣れてからも倒すまでに10分ほどかかった。
目が慣れレベルも上がった今なら、5分程度で倒せるだろうが、油断はしないで行こうと思っている。
三匹目は『ブラッドウルフ』
直訳は「血の狼」だが、血でできた狼では無くて血に飢えた狼だそうだ。
狼なのにスピードよりもパワーの方が高く、てっきりスピード系だと思って戦おうとしたグリヴは手痛いしっぺ返しを食らった。
まあ、一撃で死ぬほどではなかったため良かったのだが、その後は攻撃を受け流しつつカウンターをくらわせる事で倒すことができた。
四匹目は『ヴォーパルバニー』
名前のまま速い兎だ。ただし、『レッドキャップ』ほど足が速い訳では無い。
代わりに力がある訳でもなく、先に言った『ポイズンスライム』、『レッドキャップ』、『ブラッドウルフ』のステータスをそれぞれ足して3で割った感じになっている。勿論、毒は持っていない。
よって、『ヴォーパルバニー』と戦う前に三体と戦っていたグリヴにとって、そこまで強い相手ではなくただ自分よりも能力の高いだけの兎だった。
最後の一匹は・・・・いや、まだ言わないでおこう。
最後の一匹は見ただけで、グリヴもまだ戦っていなかった。
いや、戦えなかったというべきか。見ただけで相手が強いことが分かったのだ。
そしてグリヴは1時間ほどかけて森へと辿り着いた。
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