薬草採取①
すいませんが、今回は会話、戦闘シーンは共になしです。
そちらを楽しみにしていらっしゃる方は、申し訳ございません。
三日連続更新成功!
一週間は続けられるように頑張ります!
※ご報告
『第壱章:此岸に咲きほこる緋陽色の花びら』スタートです!
薬草採取のため、街の外へと出たグリヴであったが、森へただりつく前に魔獣の相手で歩みが止まっていた。
あらかじめ知っていた事ではあったが、相手にするのには骨が折れていたのだ。
まず、相手のレベルが高いことはもとより、出てくる魔獣が異常である。
なぜこんな最初の方で状態異常を使う魔獣が出てくるのか・・・・
なぜこんなところで、弱いくせに逃げ足だけは極端に早い魔獣が出てくるのか・・・
なぜ、なぜ、なぜ・・・・・・
何回も魔獣を相手にしているうちに、レベルが上がっていき、レベルが10を超えたあたりで、ようやくまともに戦えるようになっていた。
レベルの上りが速い?レベルが上がりやすいように、10までは上がりやすくなっているらしいんだ。さらに言えば、10以上レベルが高い相手を倒しているんだから、レベルが上がりやすいのも当然だよね。
何でそんなにレベルが高い相手に勝てるのかって?攻撃の回避に全力を注いで、攻撃は二の次。隙が出来るまで待って攻撃をする。これを繰り返せば、30分くらいで勝てるよ!
と、まあ、そうは言ったが、森に近づくにつれて魔獣のレベルが上がっている。
グリヴの成長度よりも速いペースでだ。
それに加え、夜に近づいていき辺りは暗くなり始めていた。
VDOでは、夜(ゲーム内で20~4時)の間には、レイスやスケルトンなどがフィールドに現れるようになるらしい。
これらは、魔法を使えないと倒せないらしいので、グリヴは街へと戻ることにした。
街へと戻ったグリヴは、宿へと向かう事にした。
宿で出来ることは食事とセーブポイントの書き換えだ。
セーブポイントは特定の大きな街にのみ存在し、その街の宿屋で寝るまたは、セーブポイントで書き換えをすることによって、死んだときにその街へ戻ってこられるそうだ。
勿論書き換えないこともできるが、その場合は設定を変えなければならない。
今回の場合は、既にこの街がセーブポイントとなっているので、これに関しては何も関係がない。
また、今日は食事をすることも目的ではない。
今回の目的はもう一つのメリット。
休憩機能だ。
休憩機能は特定のアイテムについている。
また、家などがあれば、そこにも付与される。
休憩機能のメリットは、このゲームではログアウト時に体が残るのだが、外などでログアウトするとPKや魔獣に攻撃されることもある。それを防ぐことができるという優れた機能だ。
これにも穴があるのだが、それに関してはまだ関係ないので置いておく。
そして最後に、ログアウトしている間に急速にHPとMPの回復が出来るのだ。
グリヴは宿屋へ入りお金を払うと、部屋へと向かいそこでログアウトするのだった。
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