冒険者ギルドにて
二日連続投稿です。
この作品に関して言えば、初めての試みとなります。
では、『第零章:VDOの世界へようこそ』最終話「冒険者ギルドにて」です。
お楽しみください。
冒険者ギルドへと戻ったグリヴだったが、再びミルムに絡まれていた。
何があったかと言うと、三十分ほど前まで遡る。
~三十分程前~
「依頼達成の確認をお願いします。これが書類です」
「はい。生産ギルドへの木材運びの依頼ですね
ん?木材運びの依頼を受けていたのは・・・・・・やっぱり!さっきの暴力男!」
他の所が混んでいたので、何処でもいいかと思い空いていたミルムの所へ来たのだが、間違いだったようだ。
空いていたのではなくて、みんながミルムの列を避けていたのだろう。
その証拠に周囲から向けられる目線が、可哀想なものを見る目になっている。
「そういうのはいいんで、さっさと依頼の達成確認をお願いします」
「アンタのせいで、わたしの給料が!わたしのきゅうりょうが~」
うわ。こいつ泣き始めやがった。
しかも、自分の問題の原因を他人に押し付けようとしてやがる。
「お前は自分で了承していただろう。安心しろよ、俺が証人になってやる
なんなら、レコードも取ってあるぞ?」
「いらないわよ!何で私が自分の不利になるように働かなきゃならないのよ!」
「実際に不利なんだからどうしよもないだろ・・・それとも、もっと不利なほうがいいのか?」
「違うわよ!有利にしたいの!」
どうしろってんだよ。
どうやっても、こいつが有利な側に立つことはないだろ。
「どうしろと?何をすればいいんだ。その依頼に対し、お前は何を出せる」
「何を言ってるの?無償で、やることは貴女が考えるのよ」
「この話は無かったことにしよう。じゃあ、依頼完了の報告が出来ないようだから、俺は他の受付いくから」
「まってぇぇぇ!あなたしか頼れる人がいないのよ!」
「俺にメリットがないんじゃ、受けるはずがないだろうが!それともなんだ?お前に俺の納得できるメリットが提示できんのか!?無理だろうが!あぁ!」
こういうのは少し殺気を交えて脅せば、簡単に身を引くはずだ・・・・・あ、この世界には、レベルの概念があっからあんまり意味ねえな。今のところ、俺の方がレベル低いし。
「じゃ、じゃぁ・・・・わ、わたしの・・・「この話は完璧に破綻した。もう二度と、俺にその話を持ち掛けることの無いように」」
俺は強制的に話をぶった切り、他の受付の列へ並びなおした。
結局俺は朝(昼間)のおばちゃんの所で依頼完了の報告を終えた。
現実の世界で、今の時間は3時前。今日はこのまま依頼を受けることにしよう。
「おばちゃん。薬草採取の依頼とかない?」
「薬草採取だったら、常設依頼だよ」
「常設依頼?」
「ああ、教えてなかったかい?じゃあ教えるとするか・・・」
内容を要約すると、貼られている限りは何時でも受けられる以来のことらしい。
今貼られている常設依頼は、薬草採取とゴブリン討伐だそうだ。
俺は薬草採取のために街の外へと出ることにした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
これで、第零章は終わりとなります。
次回からは第壱章となります。
====================
ここからはお願いとなります。
ブックマークと評価(下の方にある【☆☆☆☆☆】のところです)をよろしくお願いします。
評価基準は大雑把に・・・
つまらない、興味がない、と思った方は☆2以下のクリックを
面白い、また読みたい、と思ってくれた方は☆3以上でお願いします。
====================
では、今後ともよろしくお願いします。