商業ギルド
お久しぶりです
前回の話からかなり時間が空いてしまい、申し訳ございませんでした。
ここで報告です
今話から、この話は短くなります
その分、更新頻度を上げられるように頑張りますので、これからもよろしくお願いします
生産ギルドの次は商業ギルドへと向かった。
商業ギルドで出来ることは主に二つ。
一つは品物を売ること。
これは、自分で作った商品を他の会員に売ってもらうことを意味する。
自分で売るよりかは手元に入る額は減るが、手数料は基本的に1割から2割となっている。
二つ目は商店、出店などを開くこと。
グリヴが商業ギルドに入る理由がこちらで、一定期間の間お金を払う事によって自分の商品を自分の設定した値段で売ることができるようになる。ただし、高ければ売れないし、安すぎると消費者側からは感謝されるが、同じ生産者側から恨まれるので、相場の前後の値段で売ることが推奨されている。
商品を買えるのはプレイヤーだけではないので、プレイヤーのいないであろうこの国でも、商品さえ問題なければいくらでも売れる。
グリヴは基本的にすべて自分で売る予定なので、二つ目の出来ることしか使わないが、逆はあるかもしれない。逆があれば売ることもあるだろうが、大体は大きな商店などに商品は卸されるので、グリヴには関係の無い話だ。
生産ギルドから徒歩五分程度の場所にある商業ギルド。
理由はいくつか考えられるが、大きな理由は生産ギルドから商業ギルドへ商品を、商業ギルドから道具を売ることが多いことが大きいだろう。
最悪な考えでは、お互いのギルド長が移動を渋ったため、だ。
商業ギルドに入ると、グリヴに一瞬目線が向けられたが、すぐに目線は外された。
珍しい人族の、そして初ビジターがここに来たので物珍しかったのだろう。
そして、物珍しさはあったが特に何かある訳でもなかったので、すぐに目線は戻された、と。
まあ、人族だって普通に生活しているので、そこまで珍しい訳でもないのだろうが、ここの商業ギルドに登録に来る人族が珍しかったのかもしれないな。
「すいませーん。登録お願いします」
「はい、分かりました。では、この紙にお名前をお書きください
こちらの紙は、あなたが商業ギルドのメンバーの一員であることを正式に認める、という内容の契約書となっています。あなたへの制約は特に存在しません
何をされても結構ですが、問題を起こした場合は商業ギルドから強制脱退、または詰め所へと連行することとなりますので、そこのところはご注意ください」
「分かりました。グ・・・リ・・・ヴ・・・と。これでいいですか?」
「はい、グリヴ様ですね。商業ギルドはあなたを歓迎します
では、他に御用がございましたら、2から4までが依頼品の受付、5、6が土地、又店舗の貸し出しとなっております。他にご質問がございましたら、ここ1番受付までお越しください」
「ご丁寧にどうもありがとうございました」
「はい。頑張ってください」
受付が女性なのは冒険者ギルドだけなのかな?
まあ、冒険者ギルドは冒険者のやる気を出させる必要もあるからな・・・・熟練とかになると、別の人の所で受付するようになるのだろう。
グリヴはこれで、今日の商業ギルドでの目的を終え、冒険者ギルドへと依頼の達成報告をしに戻るのだった。
次の話で『第零章:VODの世界へようこそ』は完結となります。
ここまでの話では、重要人物、並びに登場人物は少なかったので、第壱章終了時に投稿しようと思います。
(第壱章終了時にも重要人物が少なかったらすいません)
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