何処の世界にも化物はいるものです
HAPPY NEW YEAR!
あけおめ、ことよろ、です!
閑話休題
では、改めまして
あけましておめでとうございます
今年も、私と作品の方よろしくお願いします
今年の初投稿。勿論明日も投稿する予定です
では、第30話『何処の世界にも化物はいるものです』お楽しみください
装備も新調し気持ち新たに依頼へと出たグリヴ。
そんな彼を待ち受けていたのは軍隊規模のリザードマンの群れであった。
強敵たちを前にするも、怯えを見せることもなく突撃したグリヴ。
そんな彼がどうなってしまうのかグリヴとリザードマン達との戦が今始まる!
☆☆☆☆☆☆☆☆
数体のリザードマンを一気に狩ったグリヴは、まず、武器の切れ味に驚いていた。
勿論、その間も行動を止めるわけもなく、すぐに次へ次へとリザードマンを斬っていく。
「凄い切れ味だな
『風の理・雷の型』【連雷歩】
『火の理・炎の型』【日蓮華】」
敵の前に移動、流れる様に刀を振るい首を狩る。
次々とリザードマンを倒していき、残るは上位種のみとなった。
「さて、魔法使いはどう攻略するか‥‥」
グリヴの場合、瞬雷歩を使えば簡単に近づけるのだが、いかせん数が多すぎる。
流石に無謀な突撃を仕掛けるわけにもいかない。
それに、相手は魔法使いだけでなく、戦士もいる。
それを考えると、簡単に近づくのは危ないと予感していた。
「一体ずつ確実に殺るか
『水の理・霧の型』【雨隠】」
周囲に溶け込むように、グリヴは気配をくらましていく。
リザードマンは突如目の前から人間がいなくなったことに驚いたのか、慌てふためく。
その様を見ていると、思わず吹き出しそうになった。
「『風の理・嵐の型』【円乱廻天】」
魔法使いと戦士の間に入り、雨隠を解除すると回転技を使った。
高速な回転により、得物の切れ味を増幅させ、その勢いで敵を斬っていく。
それで、周囲のリザードマン全てを倒そうと思ったのだが、現実はそう甘くは無い様だ。
「止めてくれるなよ。キング様」
リザードマンキングは魔法使いを無理矢理退かし、自身の身体で前へと押し出てきた。
いつもならばありがたい状態なのだが、今回はそうとは言えない。
リザードマンキングの難易度はAランク。ワールドクエストが確かSSSランクと呼ばれていたので、それよりは低くなっているが、それでもかなり強いのは確かだろう。
現在のグリヴのランクはDランク(一番下がEで一番上がSSSランク)なので、3つほど上の依頼となる。
「でも、その方がそそるよな!」
以前戦った『イージョン』との戦いでは、その時に出せる全力は出したが。自分にとっての全力を出す前に殺されてしまった。
今回は依頼として受けてきている以上、見に回るわけにはいかない。
最初から全力で行かないとな‥‥‥心の奥底へと意識を沈めていく。
グリヴが名づけた【弐解】よりも深く。波にあらがうように深く潜っていく。
それを浅深は【参識・融合】
(起きろ、目覚めろ。力を貸してくれ)
全力。それはグリヴの‥‥否。浅深の中にいるもう一つの人格との、意識の融合である。
ここまでお読みいただき有難うございました
お楽しみいただけたでしょうか?
次話の投稿は明日を目標としています
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