爺さんは権力者!?
久しぶりの投稿なのに申し訳ございませんが、次の投稿は来週となります
出来る限り早く数話ほどため込んで、一気に放出しますのでそれまでは一週間に1話でお願いします
では、23話『爺さんは権力者!?』お楽しみください
イージョンとはやはり格が違う。勿論こいつの方が下だ。
五月雨突も綺麗に決まったが、鎧のせいでダメージはかなり減ってしまった様だ。
相手のことを後ろに下げることも敵わなかったが、攻撃の衝撃はかなり大きかった様だ。
「一気に決めさせてもらうぞ
『火の理・炎の型』【猛焔虎】
『火の理・炎の型』【炎焔廻】」
畳みかける様に攻撃を仕掛け、殺さないようには注意しつつ攻撃する。
「これで終わりだ!
『風の理・雷の型』【刺剣】」
刀の先で首の後ろを掠らせ、相手を気絶させた。
「さて、貴族の坊ちゃん。誘拐は貴族だろうと犯罪だ。貴様の罪を贖ってもらうぞ」
「く、くそ!衛兵!衛兵!伯爵家の子供が襲われているぞ!助けに来い!」
こいつ莫迦なのか?それとも、考え無しの阿保なのか?
何で自分の不利な状況を作ろうとするんだ?
もしかして伯爵家だから助けてもらえるのか。金の力で押さえ付けようとしているのかな?
「衛兵が来ようがどうでもいいわ。さっさとその子を放せって言ってるんだよ。言葉が理解できないならそう言えよ」
裏からドシドシと足音が聞こえたかと思うと、衛兵と一緒に爺さんがやってきた。
「ふむ。伯爵家の子供が襲われている、のぉ。わしの目には、どう見ても襲われているようには、見えんのだが、お主たちにはどうじゃ?」
「はっ!何か物を運んでいる怪しい伯爵家の子を、冒険者の方が止めているように見られます!」
一つだけ言おう。爺さん何もんだよ!?
ここまでお読みいただき有難うございました
お楽しみいただけたでしょうか?
次話の投稿は来週を目標としています
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