討伐依頼
かなり遅れましたが本日の分の投稿です
連日投稿は出来る限り途切れさせたくないので、死力を尽くして(少なくとも明日までは)頑張りたいと思います
では、19話『討伐依頼』お楽しみください
称号の効果は直接の戦闘には関わってこない。
よって効果の強さは何となくでしか分からないが、それでも強いのだろう。
それじゃ、経験値を集めに行きますか・・・
と、その前に、冒険者ギルドで依頼を受けてくるとしよう。
依頼を達成すればお金も貰えるし、一石二鳥だ。
そして、ギルドへ来たグリヴではあったが、予想以上にギルド内部が予想以上に混んでいることに驚いた。
つい先日に来た時の数倍の人数がいる。その中にも数人強いのがいる様だ。
「おばちゃん。依頼受けたいんだけど、何か討伐の依頼ってないかな?」
「お、あんたかい。討伐の依頼ね~・・・レベルは何処まで上がったんだい?」
「えっと、確か41だったよ」
「驚いたね、たった数日でそこまで上げたのかい!?ああ、そう言えばあんたは来訪者だったね。じゃあ、おかしくも無いかい」
「まあ、無茶はするつもりなかったんだけどね。予想以上に強い相手にやられちまったよ」
おばちゃんはそれを聞くと驚いたような顔をし、すぐに考え込むような表情になった。
「このあたりで、レベル40前のやつが負けるような相手、ねぇ。神狼様がいらっしゃったのかね・・・もうそんな時期かい・・・」
何を言っているのかグリヴには分からなかったが、悲壮感が漂っていることは理解できた。
が、特に出来るようなこともないので、すぐにでもここを離れたくなった。
「おっと、すまないね。討伐依頼だったね。レベル40で・・・あれ?あんた薬師じゃなかったかい?何で外で魔獣とやりあってるんだい」
「え、何でって・・・・別にここらの魔獣に負けるようなことは無いから、だけど」
「はぁ・・・それじゃ、普通の出しても大丈夫そうだね。一応教えておくよ・・・」
教えてくれたのは、ギルドのランクについてだった。
ランクは今グリヴのいるEランクからSランクまでに分けられるらしい。
ランクを上げるには二つの方法があるらしい。
一つは、一定の功績を上げること。
もう一つは自分のランクより二つ以上の魔獣相手に一人で怪我無くかつこと。
怪我無く勝つことの条件は曖昧らしいが、死に直結するような怪我をしなければいいらしい。
そして、今グリヴは二つの依頼を前に出されていた。
一つは、一定以上の自分と同じランクの依頼を受けることで、スライムの討伐依頼。
スライムが街の下水道に溜まってしまうので、時折この依頼が出されるそうだ。
そして、もう一つは二つ上のランクの依頼。『ブラッドウルフ』の群れの討伐。
昨日も倒したが、それは単体を相手にした場合で、群れの場合は『血濡れ狼』と評されるブラッドウルフが率いているそうだ。
グリヴは迷わうことなく、ブラッドウルフの群れの討伐を選んだ。
ここまでお読みいただき有難うございました
お楽しみいただけたでしょうか?
次話の投稿は明日の0時を目標としています
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