称号
出来た!出来ましたよ!
皆さんの応援のおかげです!(終わったのが一昨日なのは言わない約束)
連続投稿六日、成功です
明日も投稿できるかな?
では、18話『称号』お楽しみください
波夜との電話から時間は過ぎ、今の時間は午後3時だ。
そう、デスペナルティーが解ける時間だ。
デスペナ終了後は強制的に噴水前広場へと転移させられるそうだ。
「リンクオン」
独特な機械音と共に、浅深の意識は途切れていった。
「ん。やっぱ、まだこっちに来てる人はいないんだな」
フルースはこのゲームで、一番難しく、いちばん魅力の多い国である。
世界一の軍事力、世界最高峰の実力者、食べ物ect...どれを取っても、最高の国である。
武器に関してはラグーンに、科学に関してはシノアルに劣る部分もあるかもしれないが、その程度しか劣っている可能性のある部分が無い時点で、最高の国と評するにふさわしいだろう。
レベル上げにも向いているしな。どう考えても、フルースを選ばない理由など、己の実力不足ぐらいしかないだろう。
まあ、それは置いておいて、だ。
死ぬ直前に流れた謎のアナウンス、『イージョンがグリヴを宿敵と認めた』が、何を意味していたのか・・・ステータスを見てみるとしよう
《ステータス》
名前 グリヴ
種族 人族
職業 薬師
Lv 41
HP 100/100
MP 100/100
STR 92
VIT 92
INT 92
MID 92
AGL 92
DEX 92+5(職業補正)
スキル SP 40
薬草知識Lv.2・錬金術Lv.4・鑑定Lv.3
投擲Lv.3
称号
【『幻影白銀ノ狼イージョン』の宿敵】
「称号についている、これのことか?」
ステータスで確認したい部分がある場合は、それをタップすれば説明が現れる。
グリヴは称号をタップした。
【『幻影白銀ノ狼イージョン』の宿敵】
説明:イージョンと戦い、イージョンに宿敵と認められたもの
効果
レベルアップに必要な経験値が三倍になる代わりに、一つのレベルで上がるステータスが三倍になる。
また、レベルアップ時に貰えるSPが二倍になる
「マジか・・・」
レベルが上がりにくくなるのに対しての報酬がかなり大きいな。
レベルが低いうちはレベルが上がるのに苦労はしない。
その作業が三倍に増加するが、薬師のグリヴにとってレベルを上げることはそう難しくない。
さらに言うと、生産職が魔獣を倒した時、自分よりもレベルが高かった場合には1.5倍の経験値がもらえるらしい。
これを聞けば分かると思うが、グリヴの場合自分よりもレベルの高い魔獣を倒せば、三倍の時間と労力が必要なところ、二倍で済むのだ。
さらに、能力でSPの貰える量の増加。これもかなり大きい。
基本的にレベルが上がるごとにしか貰えない以上は、SPは最終的に頭打ちになってしまう。
そうなる以上、本当に必要なスキル以外は選ぶことは難しい。
それに加え、SPはHPとMPを増加させるためにも必要なようだ。
ノノめ、説明忘れていやがったな!
おっと、話がそれるとこだった。
ともかく、必要最低限しか手に入れられないスキルに、そこで余った分しかステータスに振ることができない。
それが倍になるという事は、選択肢も倍・・・は言い過ぎにしても、かなり広がるのは確かだ。
つまり俺は、レベルが上がりきる前に、この称号を手に入れられたため、あの白狼に挑戦するタイミングも早まったという事だろう。
ま、それは少量だがな。
ここまでお読みいただき有難うございました
お楽しみいただけたでしょうか?
次話の投稿は明日の0時を目標としています
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