幻影白銀ノ狼
ギ、ギリギリ、終わり、ました・・・・
作者はこれで燃え尽きる所存でございます・・・・
下手をすると一週間以上、更新が空くかもしれませんが、今月中には何とか仕上げて、数話投稿します!
燃え尽き症候群にならないように、しばらくは他作品を書きます。
では、『幻影白銀ノ狼』お楽しみください
ステータスの確認を終えたグリヴは、新しく取るスキルについて考えていた。
一つは戦闘の幅を広げるために戦闘系のスキルを取る方法。
これは無し・・・とまでは言わないが、投擲と同じように戦闘系で、尚且つ薬師でも使えるスキルとなると限られてきてしまうため、今回は無しの方向にした。
次に生産系のスキルを新しく取る方法。
これは、まぁ・・・いいとは思うんだが、今取る必要のあるスキルがないんだよな・・・・
次にマイナーと呼ばれるスキルを取ること。
使い方さえ間違えなければ、本当に強いスキルらしい。
ただし、使うタイミングのミスによっては、一発で殺されるだろう。
まあ、これは無いな。
SPに余裕が出来てきたら考えないこともないけど、とりあえずしばらくは無しの方向で行こう。
最後に溜めておくという選択肢だ。
まあ、今はこれが一番無難だろう。
特に取りたいスキルも、取らなければならないスキルもない以上、わざわざ急いでスキルを取る必要もない。
と、言う事でだ・・・・
俺こと、グリヴは今どこにいると思いますか?
ん?文脈がおかしいって?
元とはいえ高専生をなめるなよ!
と言うのは冗談で、俺が今いるのは先日も訪れた森である。
実を言うとだな、この間会った化物のことが気になるんだよ・・・
その化物を怖がって、逃げたんじゃなかったのかって?
それは半分正解で、半分間違いだ。
俺が逃げたんじゃなくて、相手が退いたんだよ。
特に理由もなかったんだろうな。
推論でしかないが、化物は普通の魔獣ではない。
普通に考えて、今アイツと戦うべきではないのは分かっている。
だけどよ・・・やっぱここで行かなきゃ、男が廃るだろ!
と、言う理由で化物が退いていった森へと向かった。までは良かったのだが・・・
ここを全て探しつくすのは流石に広すぎるな・・・
数日に分けて探すか、今日だけガチで探して明日からは他のことを優先して、その上で時間があれば探すといった形にしよ・・・!
その時だった・・・
彼の前を化物が素通ったのは。
四足歩行で白銀の美しい毛並みを持ち、その毛並みは紅い染みで染まりながらも気品すら感じさせる。
その全長は姿から感じられる圧ほど大きくなく、高さは2mほど縦は3m程の狼だ。
ただし、その小さめな姿からは想像もできないほどの、圧を放っていた。
強者特融ともいえる、周囲は落ち着いているのに、その周りだけは草木がざわめくような感じの圧だ。
はっきり言って、レベル差もあるだろうし(そもそも装備が初心者と変わらないし)、今戦っても勝つことは出来ないだろう。
だが、ここで引くことは絶対に出来ない。
ここで戦えば絶対に死ぬ。しかし、ここで退いても妙なしこりと、死が残るだけだ。
結局死ぬのであれば、一つでも報いてやりたい!
そうグリヴに思わせるには十分な理由だった。
ここまでお読みいただき有難うございました
お楽しみいただけたでしょうか?
今話で連続は途切れるであろう九日目です
次話の投稿は未定です
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