表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最弱の勇者は、最強の魔女に世界を壊される。  作者: ぺんぎん
現実世界編
25/53

 多分、それは≪彼≫の癖だった。


「歩かないの?」

「歩いてるだろ」

「そうじゃなくて、隣」


 振り返れば、≪彼≫はいつも私の後ろを歩いていた。


 最初は隣が嫌なのかと思ったけど、そうじゃない。

 ≪彼≫は家族相手に対しても、似たような対応をしていた。


 同い年の男子と比較すれば、そこまで身長が高いわけではないのに、

 いつも列を作れば、席替えをすれば、

 決まって≪彼≫は後ろにいた。


「いい。後ろでいい」


 後から考えれば、≪彼≫の病気が≪彼≫にそうさせていたのだろう。

 だけど、それだけじゃない気がする。


 なんとなく、≪彼≫は、

 自分自身に引け目を感じて生きている。

 

 そんな気がした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ